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IKEA古民家イベント

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    11月6~9日に、上野桜木町の古民家・市田邸でおこなわれた、IKEA新三郷オープン記念イベントと、その後に歩いた不忍池界隈の写真です。 イベントは和の家にどうIKEAの北欧デザイン家具を組み合わせるのかを見せてくれた、なかなか面白いイベントでした。

『けいおん!』聖地巡り・その1 豊郷への道のり

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 まずは校舎のモデルになった豊郷小学校・旧校舎のある滋賀県豊郷町へ向かう道すがらの色々をば。

『けいおん!』聖地巡り・その2 豊郷小学校・旧校舎

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 続いてはアニメの再現度がよくわかる実際の豊郷小学校・旧校舎を。

『けいおん!』聖地巡り・その3 けいおん!inリアル

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 こちらは旧校舎に開設された観光案内所を彩るファンの持ち寄ったグッズや「トンちゃんパン」「巡礼記念キーホルダー」などの記念グッズ、せっかくなのでドールを持ち込んで撮ってみた写真など色々ですw

『けいおん!』聖地巡り・その4 京都市内あちこち

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    9/2~3にかけて滋賀・京都の『けいおん!』にちなんだ場所を巡った旅の記録です。こちらは9/3に京都市内のあちこちを見て回った時の写真で、『けいおん!』だけでなく『四畳半神話体系』『ネイチャージモン』も混じったりしてますw

らきすたの街・鷲宮 20081109

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    ロングドライブの練習がてら、地元より来るまで40分ほどの埼玉県・鷲宮町に行ってきました。そこで撮った写真を色々と。

オタク

2025.05.11

『ウマ娘 シンデレラグレイ』の時代 VOL.2 1990年の天皇賞・秋はどんな風に報道されたのか?

■アニメも丁寧な作りでいよいよカサマツ編がクライマックスを迎える『ウマ娘 シンデレラグレイ』。そんな中でゴールデンウィーク合わせのヤングジャンプ合併号や救済を挟んで、実に3週間ぶりとなる原作連載・第187Rが5月8日に再開。史実に照らし合わせると、オグリキャップに過酷な結果が突きつけられる時期なだけに、読むのが怖かったのですが……とんでもなく最高なエピソードでした! バラバラだったパズルのピースがはまっていくように紡がれるヤエノムテキのオグリキャップに対する想い、そして「それ伏線だったの?」と誰もが驚いたであろう四年半強・170話ぶりの伏線回収(そのシーンが描かれたのは、2020年10月22日発売のヤングジャンプ 2020・No.46掲載の第17R『トレセン学園』…もうすぐアニメでも描かれますね)…こう来たかー! という感じですごく良かったですわ。

■しかし、この天皇賞・秋のエピソードについての話をネットで追っているとぶつかるのが「ヤエノムテキは衰えたオグリキャップに勝っただけ」「世間のニュースなどではオグリキャップが負けたことばかり話題になって、ヤエノムテキの勝利には触れられなかったから可哀想」といった類の話。確かに『ウマ娘』のゲームシナリオや『シンデレラグレイ』本編でも、オグリキャップばかりに注目が集まって他のウマ娘(競走馬)はがんばってもむくわれなかった的な描写はあるけど、はたしてそれは本当なのか?という疑問を常々感じていました。そんな時は実際に確かめてみるしかない! ということで、国会図書館に足を運んでのリサーチを行ってみました。

■日刊スポーツに関してはすでに昨年リサーチ済みだったので、今回は1990年10月の東京スポーツとサンケイスポーツ、そして一般メディアの反応として朝日新聞の記事をリサーチ。結果としては…「ちゃんとヤエノムテキの勝利の方が多めに報道されていて、無視などされていなかった」でした。

●日刊スポーツ
会心!! 岡部 ムテキ復活V
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レース翌日の10月29日号・競馬面ではヤエノムテキと岡部幸雄騎手の勝利を報道。お手馬だったメジロアルダンからの騎乗依頼を断ってヤエノムテキを選んで挑んだ一戦、先団後方をキープしながらレースを進め、4 コーナーで逃げるロングニュートリノと内柵の間にできた2メートルの隙間に瞬時の判断でヤエノムテキを突っこませる。

「オサイチあたりも内を狙っていたし、ほんの少しでも待ったら、行き場が無くなって4、5 着だったかも」
「弓矢を放つように、勢いよく伸びてくれた」

ベテランならではの瞬時の勝負勘とヤエノムテキのポテンシャルでトップへと飛び出し、残り100メートルで強襲してきた横山典弘の駆るメジロアルダンを何とか振り切って、岡部がヤエノムテキの強さを引き出してレコードタイムでの勝利を掴んだ。

オグリ最悪6着 天皇賞最高17万人が悲鳴
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一方オグリキャップの敗北については社会面の記事として掲載。併せ馬のパートナーが見つからず、レース直前に単走追い切りしかできなかったことによる気合い不足や、急ピッチの仕上げで飼い葉食いも落ちたことなどが敗因として記事には上げられている。それでも調教タイム自体はいつものように好調だったので、陣営側も安心してしまったのも影響したという見方もされている。

●東京スポーツ
オグリが“怪物”の看板を下ろした日
岡部ヤエノ激走V
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東京スポーツでは「天皇賞総まくり」と題して1ページで様々なニュースを掲載。この中からオグリキャップの部分だけをトリミングして、前述の「負けたオグリキャップのことしか報じられなかった」証拠とされることが多いのですが、見ての通りヤエノムテキの勝利についても多めのスペースが割かれている。

オグリキャップの方が扱いが大きい理由については、ここに至るまでの東京スポーツ競馬面の記事展開に理由があった様子。
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他のスポーツ紙がオグリキャップを本命視していたのに対して、東京スポーツは直前記事でオグリキャップの様子がいつもと違うと報じ「オグリのV確率は33%しかない」「ピークを過ぎた馬、ぶっつけ本番では…」「オグリはもはや怪物ではない!!」と終始辛口の評価で本命からは外していたのだ。
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その読みが的中する結果となったので、これまでの記事の総括としてオグリキャップ敗北をメインに報じたのだろう。

ヤエノムテキの勝利については岡部の騎乗についての談話をメインに紹介。低迷していたヤエノムテキの足りない部分を騎乗で補うことで見事勝利。最後に競り合ったメジロアルダンとオグリキャップについては「アルダンならあのくらい来ると思った。心残りはオグリキャップと四つに組めなかったことかな」と語り、ベテランの貫禄を見せつけた。

●サンケイスポーツ
神業岡部ムテキ初盾
“悔”物オグリ6着 茫然自失の増沢
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こちらは日刊スポーツと同様にヤエノムテキと岡部幸雄の勝利がメイン。

「あれが矢を放つ勢いというんだろう。凄い瞬発力で乗っている自分がオオッと思ったよ」
「オグリキャップを見る余裕? そりゃ、道中はずっとにらんでいたけど、あの場面(スパートで最内に切り込んだ瞬間)はヤエノムテキと僕だけの世界だったよ」

普段はコメントを余計な言葉で飾らない岡部が身振りを交えて語る様子から、会心の騎乗だったに違いないと結んでいる。

この記事ならではの要素が勝利を競い合ったメジロアルダン陣営の談話も載っている点。元々メジロアルダンの主戦騎手は岡部幸雄だったが、アルダンは昨年の天皇賞・秋の後に屈腱炎を発症し、長期休養に入っていた。そして1990年9月に復帰し、岡部幸雄に騎乗を依頼するも、岡部は安田記念から主戦を務めていたヤエノムテキを選択する。
そんな事情もあって、メジロアルダン陣営は「岡部&ヤエノにだけは負けるな」とこのレースに挑み、接戦の末に敗れることとなる。今回の『シンデレラグレイ』原作最新話でのアルダンのヤエノへの執着や、第175Rでのヤエノとアルダンの邂逅にはそんな事情も反映された描写なのかもしれない。

記事ではメジロアルダンで最後を競り合った横山典弘の「この頭差は乗り役の差と言われても仕方ありません」という談話や、メジロアルダン陣営の「悔しいけど認めるしかない」というコメントも掲載されている。

そしてオグリキャップ陣営の記事では、オグリの走りに闘争心が見られず増沢騎手がどれだけ追い込んでも応えてくれなかったことが語られ「目に見えない疲れがたまってきたのか」と締めくくっている。

●朝日新聞
オグリ伸びず6着
天皇賞ヤエノムテキ優勝
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伝統の天皇賞ということもあり、朝日新聞のスポーツ欄にも記事が掲載。メインの見出しこそオグリキャップだが、記事内容はレース展開をこまかくレポートしていてヤエノムテキの勝利がメイン。そしてオグリキャップの不振について増沢騎手のコメントを掲載する形で締めくくっている。

■こうして当時の新聞報道を振り返ってみてわかるのは、決してオグリキャップだけがもてはやされていたわけではないし、オグリキャップ人気で他の競走馬の勝利が無視されていたということもなかったという事実だ。

オグリキャップ「だけ」に注視し暴走していたのは、所謂テレビ局のワイドショーやゴシップ主体の週刊誌といったイエローメディアで、オグリキャップの扱いは今の大谷翔平選手や藤井聡太棋士のような感じだったのでは。それらのメディアが大谷以外のMLBや藤井聡太以外の将棋に興味がないのと同様に、オグリキャップ以外の競馬は眼中になかったのだろう。

『ウマ娘 プリティーダービー』は当時の競走馬や競馬にまつわる様々なエピソードを拾い、育成ストーリーやキャラクター造形に取り込むことで競馬方面からも高い人気と評価を得ていることは間違いない。だがその反面、「当時の世間の評判」的なものを過剰に取り込みすぎている気が常々している。
『シンデレラグレイ』も含めたオグリキャップ世代に見られる「どんなに他のウマ娘ががんばっていてもオグリキャップしか注目されない」という描写や、TVアニメ第2期のライスシャワーのエピソードにおけるファンの心ないバッシングの数々などだ。ライスの勝利が気に入らないからウイニングライブでも無視するとか、まるで「マックイーンに勝たせろ」と八百長を望むかのような観客の罵倒などは、あのエピソードの間だけ劇中のファンがクズばかりになったかのようで、物語的には盛り上がりはしたが不快さも大きかった。おかげでゲームでもああいった不愉快な気分になるかもと、しばらくライスシャワーの育成には手が出せなかったぐらいだ。

『シンデレラグレイ』のミルワカバ(オサイチジョージ)を巡る描写にもそういった傾向があったが、彼女の勝利はちゃんとスポーツ紙などでは評価されていたし、後のレースでは本命に上げられることもあった。オグリキャップが起こした当時の「ムーブメント」をベースに物語を描くことが『ウマ娘 シンデレラグレイ』の主題なのは理解しているが、それは必ずしも「史実に忠実」というわけではない。『ウマ娘』は「実際の競走馬をモチーフとし、事実に基づいた表現を心がけたフィクション」ということは、忘れないようにしたいと自戒も込めて。

2025.04.09

『ウマ娘 シンデレラグレイ』の時代 VOL.1 198705-06

■いよいよテレビアニメがスタートした『ウマ娘 シンデレラグレイ』。第1話で原作第1話をほぼ丸々丁寧にアニメ化していたのに驚きましたが、この分だとカサマツ編はけっこう話数を使ってくれそうなので楽しみです。放映前には「カサマツは短縮してすぐ中央編になるのでは」みたいな推測も目にしましたが、原作読んでいればカサマツ編はオグリキャップのアイデンティティーのベースとなっているのはあきらかなので、そこをはしょるとかねーだろとは思っていたので、この第1話の丁寧さでカサマツ編がしっかり描かれるのを期待せずにはいられません。

■そういえば『シンデレラグレイ』放送記念の引換券付きジュエルを購入しましたが、引き換え対象ウマ娘にイナリワンがおらず……やはり分割2クールで「白い稲妻編」までアニメ化ということか。最終回でイナリワンが登場して「第2期・永世三強編製作決定」となれば良いのですが(^_^;)

■そんな『シンデレラグレイ』に併せて、夏コミで出す予定のウマ娘本新刊は、以前のオグリ本『Turf of Dreams! 09』(COMIC ZINメロンブックスにて委託・通販中です!)では取り上げていなかったオグリキャップの笠松競馬時代からの新聞記事を追う内容にする予定です。地方競馬を取り上げている新聞が少なかったり、この頃の新聞は同じ系列でも関東と関西で紙面が全然違うため、オグリキャップも東京競馬場で走るまで関東ではほとんど記事になっていないなど、新たな発見が色々ありました。
そんなわけで、同人誌用のテキスト製作も兼ねて、アニメ『シンデレラグレイ』の放送にに併せて当時のスポーツ新聞記事をピックアップしていこうかと思います。まずは第1話冒頭で描かれた1987年の日本ダービーあたりから。

■今回リサーチしたスポーツ新聞は、笠松競馬の出走予定や記事も取り上げていた中日スポーツです。当時のスポーツ新聞は先に書いたとおり地域の独自性が強く、日刊スポーツも東京版は関東の中央競馬と大井競馬、大阪版は関西の中央競馬と園田競馬しか載っておらず、中央競馬でもG1レースでない限り両方で大きく扱うことはないようでした。今では考えられませんが、タマモクロスが制した1988年の宝塚記念ですら関東版では文字のみの囲み記事で結果を伝えるのみという……。

そんなわけで、笠松時代のオグリキャップの情報がわかる唯一のスポーツ新聞・中日スポーツから当時の競馬記事をリサーチしていきます。

●1987年

5月11日
「あたらしい気持ちの日本中央競馬会です」

日本中央競馬会がこの日から「JRA」という新たな愛称とシンボルマークを公開。そして場外勝馬投票券販売所も「WINS」と改称。
オグリキャップがデビューするこの年が、折しも中央競馬が変わる年でもあった。


5月17日
“帝王”貫禄 単勝170円
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この年の安田記念は後にハルウララの父となるニッポーテイオー(『シンデレラグレイ』アキツテイオー)が圧倒的一番人気。同レースには中央移籍後にオグリキャップとも競うダイナアクトレス(『シンデレラグレイ』ダイナムヒロイン)も。
レースは小雨そぼ降る重馬場となり混戦となり、最終直線でニッポーテイオーが飛び出し二着以下が横並び状態となるが、後にイナリワンの主戦騎手として平成三強(『シンデレラグレイ』では永世三強)の戦いを盛り上げる柴田政人が駆る3番人気・フレッシュボイスが大外から一気に差して勝利。ニッポーテイオーは2着、ダイナアクトレスは5着に終わる。

5月19日
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『シンデレラグレイ』ではストーリー展開の都合で時間が前後しているが、日本ダービーより前のこの日に笠松競馬でオグリキャップとマーチトウショウ(『シンデレラグレイ』フジマサマーチ)がデビュー。
レースは第1レース・サラ系三歳(新馬)800mで、予想では「能試時計光るマーチトウショウのVが濃厚。体調も万全だ」と本命に。そしてオグリキャップは「実戦向きで怖い」との評価。
そして結果はマーチトウショウとオグリキャップが3着のノースヒーローに5馬身差をつけて、マーチトウショウがクビ差でオグリキャップに勝利。この二頭の圧倒的なレベルの高さがデビューから明らかになっている。

5月27日
今イチ人気に反発 ゴールドシチーV宣言
砂浴びでストレス発散
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この年の日本ダービーの有力馬だったゴールドシチーに関する記事。
皐月賞では腹痛でコンディションが最悪だったにもかかわらず2着になったが、スポーツ紙記者たちによるダービー予想では二番手に甘んじることに。陣営は日本ダービーをピークに持っていくよう調整していると自信を見せるも、キレやすい気性の悪さやダービー独特の雰囲気で平常心を保てるかと心配も。
「ゴールドシチーの最大のライバルは装鞍所からパドック終了までの70分だ」で記事は締めくくられ。ウマ娘のゴールドシチーがシナリオで見せるメンタルのやっかいさは競走馬でも変わらないことがよくわかる。

さらに5月31日のダービー直前記事では「黄金のたてがみをなびかせ」「鬼気迫るような迫力」という描写と共にダービー制覇を有力視されている。この頃の競走馬ゴールドシチーは、イメージ的には後年のオルフェーヴルに近かったのかもしれない。

6月1日
うなるムチ 6馬身 大逆転メリー
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そしてアニメ『シンデレラグレイ』第1話の冒頭を飾った日本ダービー。現在と違って24頭で競うレースだけに、展開は先行から馬群が固まるダンゴ状態に。
このレースの1番人気はシンボリルドルフの主戦騎手も務めたトップジョッキー・岡部幸雄が騎乗して、新馬戦から1着3回・3着1回、そして皐月賞は3着と絶好調だったマティリアル。しかし岡部騎手曰く、この日のマティリアルは戦闘意欲のない走りに終始して18着の大惨敗。そしてゴールドシチーも「真面目に走ったのは直線だけ。向こう正面で砂が飛んでくるせいか走る気を無くしてしまって」4着に。

そんな中で勝利したのは4番人気のメリーナイス。1985年の天皇賞・秋でシンボリルドルフをギャロップダイナで破った根本康広が終始先団でレースを進めて、最終直線で一気に差して6馬身差の勝利。シンボリルドルフを負かしたことに引っかけて、記事の見出しには「“奇跡”は二度起きた」とのフレーズも。

この年の日本ダービー絡みのエピソードとして、1988年公開の映画『優駿 ORACION』にまつわるものがあるが、どうもWikipediaに上がっているエピソードは出典が定かでないし、矛盾もあるのでここでは割愛。映画が配信されていれば実際に見て確認も出来るのですが。

6月2日
“烈女”健在 ダイナアクトレス自信の西下
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中央競馬は阪神競馬場で行われる短距離GⅢ・阪急杯に話題が移り、ダイナアクトレス(ダイナムヒロイン)が本命に浮上。メジロラモーヌと牝馬三冠路線で渡りあった実力と、6ヵ月ぶりの実戦で走りも上向き(京王杯SC・2着/安田記念5着)とのことで、関東から自信満々の殴り込みとなった。

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そして同日の笠松競馬ではオグリキャップが第1レース・ダート800メートルに登場。
「【勝機到来】オグリキャップは前走2着が好内容でもう一歩だ」と本命視。その予想通りにレースは4馬身差を付けてオグリキャップ初勝利し、ここから中央移籍後も続く連勝街道がスタートする。
さらに約二週間弱のインターバルで6月15日の第3戦・ダート800メートルにも出走。当日の中日スポーツが休刊日だったためか予想の確認が出来なかったが、2着に6馬身差を付けて圧勝している。

6月22日
武豊“父の日”祝う
さすが“名手”二世 武邦きゅう舎、悲願の初V
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今や日本競馬の顔でもある武豊騎手は1987年3月にデビューと、実はオグリキャップと同期。そしてベテランのイメージがあった父・武邦彦も1984年に騎手を引退し、この年3月にきゅう舎開業と調教師としては新人だったのはちょっと意外。
そして父の日となる6月21日の中京競馬・第4レースの未勝利戦で、この年開業の新きゅう舎の中で一番乗りとなる初勝利をプレゼント。そして武豊自身としてはデビュー以来21勝目と新人リーディングトップを走る大活躍。
『シンデレラグレイ』での奈瀬父娘はギスギスしているけど、リアルの世界では新人同士で共にがんばっているのだなと。

■第一回はこのあたりで。アニメ2話放映後に続きをまとめていこうと思います。
そして先ほど触れたオグリキャップ本や、劇場版『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』に関わる聖地巡礼・作品考察・当時の新聞記事リサーチをまとめた本なども、COMIC ZIN・メロンブックス・書泉グランデにて委託・通販中なので、よろしくお願いいたします!
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・メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2716448
・COMIC ZIN
https://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=41824

2025.03.26

2009年の『ウマ娘』? 『優駿乙女 サラブレドール』を読んでみた

■TVアニメ第1期をきっかけに『ウマ娘 プリティーダービー』にハマった頃、色々な競馬関係の参考文献などを漁っていたのですが、その時に知ったマンガ作品……それが『優駿乙女 サラブレドール』。原作があかほりさとる氏で、後に氏のTwitterで「パチンコ企画だったものがリーマンショックの余波で会社が潰れて立ち消え、アニメ化を狙ってコミカライズ企画を先行させるも打ち切り」「実は『セイバーマリオネット』と同じ世界の話という裏設定が」というエピソードも明かされ、読んでみたいとは思ったものの電子書籍化もされておらず古本でもなかなか見かけず……そんな同作をやっと入手できたので読んでみました。

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■連載&コミックス化が2009年ということで、今読むと当時の主流だったオタク系美少女モノのノリがいささかキツイなあと思うところも多いですが、アンドロイドという設定もあってか美少女モノへの競馬要素の落とし込み方がかなり大胆に攻めていて、その部分がかなり面白いのですわ。そのあたりを中心にピックアップしてみると……。

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身体能力を司る「動力ギア」とレース能力を司る「走行プログラム」を、それぞれの母親から継承するという形で、競走馬の血統要素を取り込んでいるのは上手い設定だなと。こういう形で「血統」があるということは……。

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当然血統的に魅力が無いとデビューすら叶わない場合も。セレクトセールで売買されて、売れなければメカなので廃棄処分とか、設定的にはかなりエグい一面も…『サラブレドール』に登場するドールは、特にモデルの競走馬を思わせるような描写は無いのだけど、このキャラ・ユメノヒナギクは「魅力の薄い血統」「安く買われる」「追い込みタイプ」「ど根性キャラ」ということで、何となくタマモクロスを彷彿とさせたり(タマモクロスが活躍するまで、父・シービークロスの種牡馬としての評価は「代金は酒二升」と言われるくらい低かったとのこと)

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「新馬戦」「未勝利戦」の設定もあり、勝ち星を上げられないと地方への移籍や最悪処分もと、ここでもメカならではの容赦ない待遇の設定が…。

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実際の競馬で騎手が騎乗馬に入れるムチ、『ウマ娘』ではオミットされましたが『サラブレドール』ではスピードアップ要素として取り入れられてます。事前にトレーナーからムチを入れてもらってチャージするのかと思えば、

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レース中に自分でムチを入れて加速するというパターンもあるようですが、アニメにしていたらかなりシュールなビジュアルになりそだなと(^_^;)

■そして競馬にも『ウマ娘』にもない独自要素も色々と。

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この作品が『セイバーマリオネット』と同じ世界という裏設定からすると、そちらでの「乙女回路」にあたるのが「サラブレイン」。『ウマ娘』で言うところの「ウマソウル」に近いですが、サラブレッドの本能と人間の少女としての心を併せ持たせ、サラブレドールとしての個性を形作っていると。このあたりが、後ほど紹介するラスボスとのレースにも繋がっていくのですが。

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そして一番の独自要素は「レース中に武器での攻撃がOK」ということかと。あくまでもレース戦略の補助なので、走りのスタイルに合わせて武装だったり強化パーツを2つまで使用可能……いや「差し」がミサイル攻撃というのはいささか納得しかねるが(^_^;) あと先ほど紹介したムチは強化パーツ扱いなのかは不明。何となく標準装備な気もしますが。

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そして『サラブレドール』にも登場するのが「三大始祖」。メイドロボを走らせて競うゲームから始まり、レース専用にカスタムされたメイドロボとして劇中には名前がでませんが「ゴドルフィンバルブ」「バイアリーターク」「ダーレーアラビアン」が誕生したと。
作中のラスボスとして登場するのはそんな三大始祖のレプリカで、サラブレインの全容量をレース用に割り振っているので無感情かつ最強なのだけど……という彼女との対決で作品としては完結しています。

■あかほり氏のツイートにもあるように、コミック版『サラブレドール』の人気は余り伸びずにテレビアニメ化も実現しなかったとのこと。

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2009年あたりの競馬はどんな状況だったのかを調べてみると、ダイワスカーレットとウオッカが引退し、ブエナビスタがクラシックで牝馬三冠を目指している時期。そしてJRAの売得金額・総参加人員(PDF)のデータを見てみると、オグリキャップが火を付けた競馬ブームがナリタブライアンの活躍で頂点に達し、スペシャルウィークら「黄金世代」が活躍した1998年あたりを境に緩やかに下降線を辿り始めている。そしてその底を着いたあたりがリーマンショックによる世界不況のあった2008~2010年なのだ。
不況に加えて競馬界的にもスターが不在時期、そしてオタク界隈に競馬が浸透していたとは言い難い時期だっただけに、オリジナルキャラクターでの美少女競馬モノという企画が埋もれてしまったのも仕方なかったのではないか。

そう考えると、賛否はあれど実在競走馬の擬人化で「オタク」と「競馬」を接続して、どちらにも楽しさと利をもたらした『ウマ娘』のアプローチは正解だったのだろう。

そして、もしも『優駿乙女 サラブレドール』のパチンコやテレビアニメが2009年に実現していたら、はたして2016年に『ウマ娘 プリティーダービー』は現在のような形で存在し得たのか、そもそも誕生していたのか? そう考えると『優駿乙女 サラブレドール』は特異点といえる作品だったのかもしれない。

■なんか理屈っぽいシメになってしまいましたが、何だかんだで楽しめる作品ですので、古本屋などで見つけたらぜひ手に取ってみることをオススメします(Amazonで検索するといくつか見つかりますが、送料込みの値段を考えると…ということで、AAは貼りません(^_^;)

2025.03.09

冬コミありがとうございました!&LEICA公式iPhone用カメラアプリ『Leica LUX』を使ってみた

■仕事や確定申告で時間を取られてしまい前回の年末更新から3月になってしまいましたが、コミックマーケット105にて、当スペースまで足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました! おかげさまで新刊・期間共にかなり頒布できて感謝しております。

現在メロンブックスとCOMIC ZINにて委託/通販中ですので、2月にリリースされたBlu-ray『劇場版ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』(AA)の副読本としてぜひ楽しんでいただければ幸いです。
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・メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2716448
・COMIC ZIN
https://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=41824

夏のコミックマーケット106にも「ウマ娘」「評論」にて参加申し込みしましたので、当選の際にはよろしくお願いいたします。東京ビッグサイトの改装でサークル数が減る可能性が高いので、二日間参加できるかどうかは不安ですが(^_^;)

■さて今回の更新のメインネタは、LEICA公式iPhone用カメラアプリ『Leica LUX』です。アプリ自体は去年の夏にリリースされていたようなのですが見逃しており、iPhoneにMagSafeで接続可能な機械式アタッチメント発売のニュースで知り導入。専用グリップは48000円とのことでちょっと購入できそうにありませんが、こちらならとりあえず無料で試せますし、月額1000円でフル機能が使えるPRO版も2週間無料体験できるので、色々試してみました。

iPhoneのカメラ機能をベースにLeicaらしい絵作りができるフィルター「Leicaルック」をかけられるPHOTOモードと、さらにLeicaのレンズをシミュレートしたポートレートやボケが楽しめるAPERTURE(絞り優先)モードが用意されていて、まずはPHOTOモードから。背景ボケなどがわかりやすいように、散らかってますが私の机の上にて撮影です(^_^;)
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どのiPhone搭載レンズで撮影するに加えPRO版ではホワイトバランスやAF/MFの切り換え、シャッタースピードやISO感度なども設定できるので、撮影の自由度はかなりのもの。
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マニュアルフォーカスにするとこんな感じにボケの調整も可能です。あとiOS17から設定可能になった24㎜標準レンズでの48MPのJPEG撮影にも標準で対応しているので、解像度の高い写真を撮りたい人にはオススメです。以下4点は秋葉原にて撮影したもので、クリックすると等倍表示されます。

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Leicaルックは無料版だと5種類、PRO版で15種類が使用可能。確かめないでPRO版の使用を開始してしまったので、どれが無料で使えるのかがわかりませんがご参考になれば。個人的にはETERNALの色使いが気に入ってます。あと写真の撮影データの透かしを付けて出力できる機能もあり、サンプルにはそれを付けたので個々の設定はそちらでご確認ください。
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■APERTUREモードではLeicaのレンズをシミュレートした背景ボケを活かしたポートレート撮影が楽しめます。iPhoneのカメラ機能のポートレートはある程度被写体との距離を取る必要がありますが、こちらは接写レベルに近くても撮影可能。さらにレンズごとにことなりますが絞りも調整できるので、それでボケ具合の調整も可能。
無料版では「Summilux-M 28mm F1.4/ ASPH.」のレンズしか選べませんが、PRO版では「Summilux-M 35㎜ F/1.4 ASPH.」「Noctilux-M 50㎜ F/1.2 ASPH.」「LEICA Ⅰ MODEL A 50㎜ F/1.2」、そして機種ごとの望遠レンズの仕様に合わせた望遠レンズも追加されるようで、iPhone14 Proでは「Noctilux-M 75mm F/1.25 ASPH.」「Summilux-M 90mm F/1.5 ASPH.」が選択可能。
こちらの撮影だとシミュレートという性格上か、iPhone14 Proでは画素数が12MPになってしまうのが残念ですが、そこを割り切ると色々面白い絵が撮れるかと。
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■実際のLEICAのカメラは懐具合が良かった時に中古で買ったQ2 Monochromeしか使った経験が無いのですが(お金に困って昨年手放したのが無念)、その時に感じたLEICAならではの味わいがある絵が楽しめるアプリになっているかと。高解像度にこだわるならPHOTOモードで48MPで撮れますし、色々凝った絵を撮ってみたいという欲が出てきている人なら導入価値はあるかと。月額1000円のサブスクもそういう欲求を満たすなら個人的にちょうどいい価格かとも思いますし。
そんなわけで、iPhoneでの写真撮影の幅を拡げたい方はぜひともお試しを。

 

 

2024.12.28

コミックマーケット105に参加します

■新しく始めたオンラインワークに時間を取られたり、冬コミ新刊の作業に忙殺されたりと、お金もないのに妙に忙しい日々を送っていたため、こちらでの告知がこんなギリギリになってしまいました(^_^;)

コミックマーケット105
12月29日(日曜日) 西さ32a
12月30日(月曜日) 東イ39b ※クリックするとコミケWebカタログのサークルページに飛びます
私立歯車高校
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新刊『Turf of Dreams! 11』
B5版・32ページ
頒布価格 500円

何とか今回も新刊を用意できました。テーマは今年5月に公開された映画『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』について、舞台の一つとなった多摩川河川敷を実際に歩くことで読み解いた作品論や、映画のモチーフとなった2001年のリアルを探るべく日刊スポーツの競馬記事をくまなくチェックして掘り起こしたエピソードの数々をまとめました。これを読めば映画のスピンオフや『ROAD TO THE TOP』の続編が見たくなること確実な競走馬や陣営のドラマチックなエピソードを集められたと自負しています。

委託・通販はメロンブックスとCOMIC ZINにておこなっています。

メロンブックス『Turf of Dreams! 11』通販ページ
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2716448

ありがたいことに現在予約完売状態ですが、コミケ会場搬入分から追加しますのでコミケ終了後に買えるようになると思います。

寒さも厳しく新型コロナやインフルエンザも流行している厳しい状況ですが、コミケ当日に参加されるようでしたら、ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。それでは年の瀬の二日間、どうかお体に気をつけて良いお年をお迎えください!

2024.11.09

冬コミことコミックマーケット105参加します!

■今年も迫ってきた年末のコミックマーケット105ですが、夏コミと同様に今回も二日間連続サークル参加が叶いました!

12月29日(日)
西地区 “さ”ブロック-32a(西2ホール)

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12月30日(月)
東地区 “イ”ブロック-39b(東3ホール)

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29日は『ウマ娘』、30日は「評論」で、どちらも「私立歯車高校」にて参加です。

新刊の方は劇場版『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』本を予定しており、現在国会図書館に通って2001年の日刊スポーツから当時の競馬記事をリサーチしております。当時の時代背景だけでなく、舞台となった多摩川河川敷を巡ってみたのに絡めた作品論なども載せたいと思っていますので、興味のある方はぜひお立ち寄りください!

2024.10.30

船橋ソースラーメン巡り・第3回『中華料理 大輦』

■夕方に自宅で原稿を一本仕上げて、この後の予定は特に無し。
「攻めるか…次の船橋ソースラーメン!」
ということで、月曜日に早めに寝てしまってリアタイで聴けなかった「深夜の馬鹿力」の録音をBGMに、愛車で一路船橋へ。今回は船橋市の老舗中華料理店『中華料理 大輦』(千葉県船橋市本町4-20-17)さんへ。

■お店は狭い路地に入ったところにあり、幸い近くのコインパーキングが空いていたので、そこに車を止めていざお店へ。いかにも町中華といった感じの店構えで期待が高まる。

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カウンター席に座ると、隣のおじさんがすでに船橋ソースラーメンを食べていて、自分の次に入ってきたお客さんもソースラーメンをオーダー。これまで食べたお店と違い、ここではすっかり定番メニューとして定着しているっぽい。

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一品料理も充実していて、青唐辛子の塩味青椒肉絲やまぐろのヅケとか気になるメニューに浮気しそうに(^_^;) そして船橋ソースラーメンには川崎タンタン麺仕立ての辛たまごソースラーメンというバリエーションも?

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迷いながらも初志貫徹で船橋ソースラーメン+定番トッピングのハムカツで。炒めた野菜にたっぷりの青のり&紅ショウガが乗っかっていて、香りは完全にソース焼きそば! スープはまろやかでコクがあり、これまでで一番ソース感がある味わい。ベースのラーメンスープのコクとソースの重なり具合が絶妙なので違和感のない美味しさ。麺は中太ストレートでどことなく焼きそば感があるのもいい感じ。
食べ進めていくうちにハムカツの衣がいい具合にスープのコクとなり、さらに無料でカレー粉を加えての味変できて、お家カレー的な美味しさへと変化していくのも面白かったですわ。

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もう少し食べられるかなと、店頭のメニューで気になっていた背脂チャーハンをハーフで。しっとり系の町中華チャーハンにふわふわの背脂が加わってあまりクドくない絶妙の味わいに。どちらも美味しくしっかり完食させていただきました!

■12年前に立ち上げられた「船橋ソースラーメンプロジェクト」 の記事によれば、ソース味のスープという縛り以外は参加店の創意工夫ということで、店によってかなり違う様子。その中でも『中華料理 大輦』のソースラーメンは戦後に生まれたオリジンの雰囲気に近いということ。お店もJR・京成電鉄の船橋駅から徒歩数分と近いので、興味のある方や『ウマ娘』のフリオーソのゲーム内イベントを見て「食べてみたい」と思った人には、入門編として一番オススメの一杯かもです。

■以上、ネタは早めにアップしようと船橋からの帰り道にある東北道下り・蓮田サービスエリアにて更新(^_^;)

2024.10.28

週末に豪徳寺詣り&下北沢へ

■予定がぽっかり空いたので、以前から行ってみたかった世田谷区・豪徳寺の旧尾崎テオドラ邸へ行ってみることに。

山下和美先生の『世田谷イチ古い洋館の家主になる』(AA) で描かれ、ニュースなどでも話題になった旧尾崎邸。「憲政の神様」と呼ばれた尾崎行雄の邸宅と伝えられ、後の調査で彼の妻である尾崎テオドラ英子の邸宅と判明した洋館は、2020年に予定されていた解体を免れ、クラウドファンディングなどを経て修繕。ギャラリー・喫茶室・レンタルスペースとしてこれから百年策も愛され続ける洋館として保存事業が続いている建物です。

微力ながらもクラウドファンディングに参加させてもらったのと、古い建物が好きなのでいつか見に行けたらと思っていたので、この際思い切って訪ねてみました。

■豪徳寺には夕方に到着。住宅街に突然現れる水色のレトロな洋館は、実際に目にするとかなりの美しさとインパクトでした。

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■ちょうど藤田和日郎先生の『黒博物館』シリーズ展が開催されていて、運良く当日券があったので建物内の見学がてら観覧させていただくことに。

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建物内も静謐な空気漂う空間で、そのまま浸っていたくなる感じです。いつか喫茶室でゆっくりしてみたいところです。

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『黒博物館』展は迫力の生原画にアイデアノートの実物を読めて、藤田先生の執筆への熱意が直に感じられるのが最高過ぎ。

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そして会場内に飾られたキャラクターポップの裏側には、藤田先生直筆の落書きメッセージも。そして各所の注意書きなども本編のコマをあしらったネタコラ風味で楽しさあふれる展示となってました。ファンは勿論マンガ好きなら足を運ぶ価値アリです。

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ここでしか買えないグッズもあるので色々購入。あと藤田先生サイン入り複製カラー原画も予約注文……大サイズは6万円台とちょっと手がでないので、5000円の小サイズのものを(^_^;)

■豪徳寺の閉門時間まで少し時間があったので、ちょっと足を伸ばして参拝することに。

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静かで見所満載でいい寺院でした。

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招き猫こと招福猫児を祀っているところがあるとは聞いていたけど、それが豪徳寺とは知らず、所狭しと並んだ招き猫に圧倒されながらも参拝。どうか幸運・金運・仕事運に巡られますように…。境内には他にも招き猫が居るスポットなどもあるようなので、今度はもっと時間に余裕がある時に参拝したいですわ。

■小田急線で新宿へと戻る途中に下北沢があるので、久しぶりに「マジックスパイス」のスープカレーを食べようと途中下車。再開発でかなり街の様相は変わっていたけど、マジックスパイスのあたりは昔のまま……。

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こんな派手な外観だったろうが(^_^;) 運良く待たずに席に着けたので、チキンスープカレーをいただく。久々だけど変わらぬ美味しさ。

■せっかく下北沢に来たので『ぼっち・ざ・ろっく!』の聖地巡礼も。下北沢STARRYのモデルになっているライブハウス「下北沢SHELTER」は狭い路地沿いにあって、確かに色々注意されているように写真撮影は周囲に迷惑になりそうなのでパス。まあ階段に座り込んでひたすらスマホいじってる男がいたせいでもありますが。

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ライブハウスから駅に向かうと、すぐにぼっちと虹夏が立ち話をしていた自動販売機が。

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結束バンドの面々がアーティスト写真を撮った壁画も見たいので検索して現地へ。無くなるかもみたいな話を聞いていたけど、確かに周囲が再開発の真っ只中にある古い建物の壁なので、老朽化などでいつ取り壊されてもおかしくはないなと。興味のある人は早めに現地へ行った方が良いかもですね。

2024.10.27

ウマ娘×北総鉄道コラボに行ってきました

■コミックマーケット104の告知以来、妙に忙しかったもので更新がストップして申し訳ありませんでした。二日間連続サークル参加のおかげで、いつもより多くの方に本を手に取っていただき、おかげさまで新刊も手元に在庫が数冊しか残らないレベルで捌けてくれました。お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました。

同人誌の委託・通販ですが、これまでのCOMIC ZINに加えてメロンブックスと神保町・書泉グランデでも取り扱っていただくこととなりました。

COMIC ZIN

メロンブックス

書泉グランデでは地下1階奥の競馬コーナーにて販売しておりますので、神保町にお立ち寄りの際にはぜひ!

■あとコミケ後にはSPICEでのライブ&イベント取材が多かったため、そちらに時間をとられていたのもありました。以下のような記事を書かせていただきましたので、よろしければ読んでやってください。

天候の不安も吹き飛ばし、みんながひとつになって盛り上がった今年のアニサマDAY1!『Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-』DAY1レポート

注目の国内新作に海外・インディーズ勢&ゲーミングギアの数々も! 過去最大規模での開催となる『東京ゲームショウ2024』レポート


トロワアンジュ&新ユニット・アルシュシュの競演!『Re:ステージ!ジョイントLIVE!!-Memoire-』第1部レポート

Apex Legendsで1vs1、タイマン勝負ついに決着!『TAIMAN+ 2024 頂天』レポート

ウマ娘たちがファンと絆を繋ぐお祭りは関東でも大盛り上がり! 『ウマ娘 プリティーダービー Twinkle Circle! in MAKUHARI』DAY2・2部レポート

駆け抜けたポピパの10年は、さらにその先へ!Poppin'Party LIVE 2024「Poppin'Canvas ~芸術の秋、音楽の秋!~」レポート

■そんな忙しい日々を何とか乗り越えてヒマができたので、現在千葉県白井市で開催中の『ウマ娘』×北総鉄道コラボ(リリースPDF)を見に行こうと車で千葉県へ。せっかく成田方面に行くのならと、まず最初に向かったのは成田市の千明牧場三里塚分場。ここにはミスターシービーのお墓があり、いつでも見学可能となっていたので、手を合わせておこうと。

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人はいないけど、古い木造厩舎のあるきれいに整備された牧場の隅に、馬頭観音碑と共にミスターシービーのお墓が。墓標の文字はもう読めないほど薄れてしまっているので、事前に調べていないとミスターシービーのお墓とはわからない状態。でも、美しい牧場全体を見渡せる場所に母・シービークインと共に眠っていることから、この三里塚分場そのものがシービーのお墓という見方も納得できるなと。
この日は天候が不安定でしたが、墓参のタイミングで運良く快晴となったので、手を合わせて拝ませていただき、続いては白井市へ。

■目的地は駅全体がウマ娘モードで装飾されている北総鉄道・西白井駅ですが、まずはその手前にある白井市役所へ。

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ちょっと情けない千葉県警と『サラリーマン金太郎』コラボポスターを見つつ市役所内へ。

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白井市だから白いアイツということか、こちらではゴールドシップと地元ゆるキャラ・なし坊がコラボ。1階休憩室にはゴルシとなし坊の等身大ポップが。

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3階・秘書課に行くとコラボ缶バッジ&アクリルキーホルダーが買えます。合わせて800円で購入制限1限と値段も手頃でいい感じ。

あと白井市内のいくつかの店舗で、1000円分の買い物や食事をするとウマ娘トレカがもらえるというキャンペーンも。カードはブラインドパッケージで20種類&1会計1枚のみ(2000円買い物しても2枚にはならない)なので、無理にコンプリートとか狙わずお土産のつもりで集めるのが良いかと。自分は昼メシがまだだったので、キャンペーン参加店の「中華 七福」さんへ。

 

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腹が減っていたので写真撮る前に食べてしまったけど、フワフワ熱々に揚げられた油淋鶏が絶品でした。いただいたカードはマンハッタンカフェ!

■いよいよ今回の目的地・西白井駅へ。

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近くのコインパーキングに車を止めて、橋を渡った中央にある駅舎へ。

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駅看板からウマ娘仕様。キャラセレクトがセイウンスカイ&ニシノフラワーというわかってるセレクト。

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残念ながら西白井駅販売分のコラボグッズは完売とのこと。入手するなら他の駅や鉄道系イベントなどでの販売にてとのこと。

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写真撮影・見学で構内に入るには、交通系ICカードではなく現金190円で入場券購入が必要とのこと。改札からもうウマ娘モードでいい感じです。

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北総鉄道コラボのメインはサクラバクシンオー・サクラチヨノオー・サクラローレルのビクトリー倶楽部の面々ということで、改札入ってすぐの所に等身大ポップでお出迎え。

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競馬学校の地元という事で、構内には競馬関係の展示も。競馬業界のリクルートイベントのポスターのキャラが、やたら可愛かったので一枚。これもある意味ウマ娘か?

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ホームへの階段もウマ娘モードに。しかしスペシャルウィーク・マルゼンスキー・セイウンスカイ・ニシノフラワー・ヤマニンゼファーというセレクトは何の繋がりなんだろうか……有識者の考察求む(^_^;)

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ホームでは壁や駅看板を飾るビクトリー倶楽部や、休憩室を彩るウマ娘の面々など見所が色々。見て回るだけでも楽しいので、地元の利用客の方々や電車に迷惑を掛けないよう気をつけながらの見学を!

■さて、夕方なのでそろそろ帰途に…と思ったところで、白井市から船橋まで割と近かったので、ゲーム中でフリオーソが勧めているご当地ラーメン「船橋ソースラーメン」を試してみることに。やっているお店が数軒で、鉄道の駅からは離れているところが多くて、なかなか食べるチャンスがなかったので。

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検索して一番近くだった「麺屋あらき竈の番人 外伝」さんへ向かい、初めての船橋ソースラーメンを実食。辛味があってスパイシーなスープは個性的かつスパイスカレー的な味わいもあって美味し。風邪気味の時とかに食べたら活力が湧いてくるような一杯でした。ただラーメンとしてはかなり個性的なので、他のスタンダードなラーメンが一緒にある店とかだと、あえてソースラーメンでという人は少ないだろうかなとも思ったり。ただ、また機会があれば食べてみたいと思うくらい、中毒性のあるラーメンだなと思いましたわ。
残念ながら、今回ソースラーメンを食べた「麺屋あらき竈の番人 外伝」さんは今月いっぱいで船橋駅近辺へ移転し、それに伴ってメニューを整理するために船橋ソースラーメンはいったんおしまいとのこと。復活の可能性もあるらしいので、その時はまた食べたいですね。それまでは、他のお店の船橋ソースラーメンも試してみたいところです。

2024.07.23

コミックマーケット104参加します

■仕事がヒマだからブログは頻繁に更新しようとか言っていたら、2年ぶりにモノ・マガジンでの仕事が再開できたり、『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』を何度も見るのに忙しかったりで、ブログの方が滞っていました。『新時代の扉』は色々語りたいことの多い映画だったので、いずれ機を見てテキストを上げたいなと。ブルーレイの前に配信があると良いのですが。

■そんなことと平行しながら8月11~12日開催のコミックマーケット104の新刊の作業も進めており、先週末に無事に脱稿したので今回告知させていただきます。

コミックマーケット104
8月11日(日) 東7d-25a(ウマ娘)
8月12日(月)東3イ-27b(評論)
「私立歯車高校」

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新刊
Turf of Dreams! 10
ROCKHAND-STAR is UNBREAKABLE


B5・24ページ・頒布価格 400円

今回はVOL.4以来となる久々の『ウマ娘』ノベル本です。今回も表紙と挿絵はとんぷうさんに描いていただきました。毎回素敵なイラストありがとうございます。
イラストの通り、ストーリーのメインに関わるのはトランセンドですが、主人公はもう一人のウマ娘……トランセンドのストーリーで描かれた、府中・東京競馬場での開催となったマイルチャンピオンシップ南部杯で共に走ったはずの岩手の地方ウマ娘・ロックハンドスターです。
『ウマ娘』にハマって、色々な競馬関係の本などを見ているうちに、その辿った軌跡を知って衝撃を受けた競走馬・ロックハンドスター(詳しくは電子書籍で配信中の『新・優駿たちの蹄跡 絆編』(AA)を読んでいただければ)。トランセンドのシナリオでは描かれることがなかった(というよりウマ娘・トランセンドの中に組み込まれた)その存在が、もし『ウマ娘』の世界に受け継がれていたら…そんな思いで書いたサイドストーリーとなっています。もしよろしければ、当日は手に取って彼女とトランセンドの物語を読んでいただければと思います。

■書店委託・通販はCOMIC ZINで予定しておりますので、コミケにこられない方はぜひそちらを御利用下さい。バックナンバーも揃っていますので、一緒に買って戴けると大変うれしいです。

■それでは例年以上の猛暑や新型コロナ再拡大などもありますので、コミケに来られる方はぜひ体調管理にお気を付け下さい。会場で本を見てもらえるのを楽しみにしております。

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