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IKEA古民家イベント

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    11月6~9日に、上野桜木町の古民家・市田邸でおこなわれた、IKEA新三郷オープン記念イベントと、その後に歩いた不忍池界隈の写真です。 イベントは和の家にどうIKEAの北欧デザイン家具を組み合わせるのかを見せてくれた、なかなか面白いイベントでした。

『けいおん!』聖地巡り・その1 豊郷への道のり

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 まずは校舎のモデルになった豊郷小学校・旧校舎のある滋賀県豊郷町へ向かう道すがらの色々をば。

『けいおん!』聖地巡り・その2 豊郷小学校・旧校舎

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 続いてはアニメの再現度がよくわかる実際の豊郷小学校・旧校舎を。

『けいおん!』聖地巡り・その3 けいおん!inリアル

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『けいおん!』聖地巡り・その4 京都市内あちこち

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    9/2~3にかけて滋賀・京都の『けいおん!』にちなんだ場所を巡った旅の記録です。こちらは9/3に京都市内のあちこちを見て回った時の写真で、『けいおん!』だけでなく『四畳半神話体系』『ネイチャージモン』も混じったりしてますw

らきすたの街・鷲宮 20081109

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    ロングドライブの練習がてら、地元より来るまで40分ほどの埼玉県・鷲宮町に行ってきました。そこで撮った写真を色々と。

競馬

2025.05.11

『ウマ娘 シンデレラグレイ』の時代 VOL.2 1990年の天皇賞・秋はどんな風に報道されたのか?

■アニメも丁寧な作りでいよいよカサマツ編がクライマックスを迎える『ウマ娘 シンデレラグレイ』。そんな中でゴールデンウィーク合わせのヤングジャンプ合併号や救済を挟んで、実に3週間ぶりとなる原作連載・第187Rが5月8日に再開。史実に照らし合わせると、オグリキャップに過酷な結果が突きつけられる時期なだけに、読むのが怖かったのですが……とんでもなく最高なエピソードでした! バラバラだったパズルのピースがはまっていくように紡がれるヤエノムテキのオグリキャップに対する想い、そして「それ伏線だったの?」と誰もが驚いたであろう四年半強・170話ぶりの伏線回収(そのシーンが描かれたのは、2020年10月22日発売のヤングジャンプ 2020・No.46掲載の第17R『トレセン学園』…もうすぐアニメでも描かれますね)…こう来たかー! という感じですごく良かったですわ。

■しかし、この天皇賞・秋のエピソードについての話をネットで追っているとぶつかるのが「ヤエノムテキは衰えたオグリキャップに勝っただけ」「世間のニュースなどではオグリキャップが負けたことばかり話題になって、ヤエノムテキの勝利には触れられなかったから可哀想」といった類の話。確かに『ウマ娘』のゲームシナリオや『シンデレラグレイ』本編でも、オグリキャップばかりに注目が集まって他のウマ娘(競走馬)はがんばってもむくわれなかった的な描写はあるけど、はたしてそれは本当なのか?という疑問を常々感じていました。そんな時は実際に確かめてみるしかない! ということで、国会図書館に足を運んでのリサーチを行ってみました。

■日刊スポーツに関してはすでに昨年リサーチ済みだったので、今回は1990年10月の東京スポーツとサンケイスポーツ、そして一般メディアの反応として朝日新聞の記事をリサーチ。結果としては…「ちゃんとヤエノムテキの勝利の方が多めに報道されていて、無視などされていなかった」でした。

●日刊スポーツ
会心!! 岡部 ムテキ復活V
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レース翌日の10月29日号・競馬面ではヤエノムテキと岡部幸雄騎手の勝利を報道。お手馬だったメジロアルダンからの騎乗依頼を断ってヤエノムテキを選んで挑んだ一戦、先団後方をキープしながらレースを進め、4 コーナーで逃げるロングニュートリノと内柵の間にできた2メートルの隙間に瞬時の判断でヤエノムテキを突っこませる。

「オサイチあたりも内を狙っていたし、ほんの少しでも待ったら、行き場が無くなって4、5 着だったかも」
「弓矢を放つように、勢いよく伸びてくれた」

ベテランならではの瞬時の勝負勘とヤエノムテキのポテンシャルでトップへと飛び出し、残り100メートルで強襲してきた横山典弘の駆るメジロアルダンを何とか振り切って、岡部がヤエノムテキの強さを引き出してレコードタイムでの勝利を掴んだ。

オグリ最悪6着 天皇賞最高17万人が悲鳴
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一方オグリキャップの敗北については社会面の記事として掲載。併せ馬のパートナーが見つからず、レース直前に単走追い切りしかできなかったことによる気合い不足や、急ピッチの仕上げで飼い葉食いも落ちたことなどが敗因として記事には上げられている。それでも調教タイム自体はいつものように好調だったので、陣営側も安心してしまったのも影響したという見方もされている。

●東京スポーツ
オグリが“怪物”の看板を下ろした日
岡部ヤエノ激走V
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東京スポーツでは「天皇賞総まくり」と題して1ページで様々なニュースを掲載。この中からオグリキャップの部分だけをトリミングして、前述の「負けたオグリキャップのことしか報じられなかった」証拠とされることが多いのですが、見ての通りヤエノムテキの勝利についても多めのスペースが割かれている。

オグリキャップの方が扱いが大きい理由については、ここに至るまでの東京スポーツ競馬面の記事展開に理由があった様子。
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他のスポーツ紙がオグリキャップを本命視していたのに対して、東京スポーツは直前記事でオグリキャップの様子がいつもと違うと報じ「オグリのV確率は33%しかない」「ピークを過ぎた馬、ぶっつけ本番では…」「オグリはもはや怪物ではない!!」と終始辛口の評価で本命からは外していたのだ。
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その読みが的中する結果となったので、これまでの記事の総括としてオグリキャップ敗北をメインに報じたのだろう。

ヤエノムテキの勝利については岡部の騎乗についての談話をメインに紹介。低迷していたヤエノムテキの足りない部分を騎乗で補うことで見事勝利。最後に競り合ったメジロアルダンとオグリキャップについては「アルダンならあのくらい来ると思った。心残りはオグリキャップと四つに組めなかったことかな」と語り、ベテランの貫禄を見せつけた。

●サンケイスポーツ
神業岡部ムテキ初盾
“悔”物オグリ6着 茫然自失の増沢
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こちらは日刊スポーツと同様にヤエノムテキと岡部幸雄の勝利がメイン。

「あれが矢を放つ勢いというんだろう。凄い瞬発力で乗っている自分がオオッと思ったよ」
「オグリキャップを見る余裕? そりゃ、道中はずっとにらんでいたけど、あの場面(スパートで最内に切り込んだ瞬間)はヤエノムテキと僕だけの世界だったよ」

普段はコメントを余計な言葉で飾らない岡部が身振りを交えて語る様子から、会心の騎乗だったに違いないと結んでいる。

この記事ならではの要素が勝利を競い合ったメジロアルダン陣営の談話も載っている点。元々メジロアルダンの主戦騎手は岡部幸雄だったが、アルダンは昨年の天皇賞・秋の後に屈腱炎を発症し、長期休養に入っていた。そして1990年9月に復帰し、岡部幸雄に騎乗を依頼するも、岡部は安田記念から主戦を務めていたヤエノムテキを選択する。
そんな事情もあって、メジロアルダン陣営は「岡部&ヤエノにだけは負けるな」とこのレースに挑み、接戦の末に敗れることとなる。今回の『シンデレラグレイ』原作最新話でのアルダンのヤエノへの執着や、第175Rでのヤエノとアルダンの邂逅にはそんな事情も反映された描写なのかもしれない。

記事ではメジロアルダンで最後を競り合った横山典弘の「この頭差は乗り役の差と言われても仕方ありません」という談話や、メジロアルダン陣営の「悔しいけど認めるしかない」というコメントも掲載されている。

そしてオグリキャップ陣営の記事では、オグリの走りに闘争心が見られず増沢騎手がどれだけ追い込んでも応えてくれなかったことが語られ「目に見えない疲れがたまってきたのか」と締めくくっている。

●朝日新聞
オグリ伸びず6着
天皇賞ヤエノムテキ優勝
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伝統の天皇賞ということもあり、朝日新聞のスポーツ欄にも記事が掲載。メインの見出しこそオグリキャップだが、記事内容はレース展開をこまかくレポートしていてヤエノムテキの勝利がメイン。そしてオグリキャップの不振について増沢騎手のコメントを掲載する形で締めくくっている。

■こうして当時の新聞報道を振り返ってみてわかるのは、決してオグリキャップだけがもてはやされていたわけではないし、オグリキャップ人気で他の競走馬の勝利が無視されていたということもなかったという事実だ。

オグリキャップ「だけ」に注視し暴走していたのは、所謂テレビ局のワイドショーやゴシップ主体の週刊誌といったイエローメディアで、オグリキャップの扱いは今の大谷翔平選手や藤井聡太棋士のような感じだったのでは。それらのメディアが大谷以外のMLBや藤井聡太以外の将棋に興味がないのと同様に、オグリキャップ以外の競馬は眼中になかったのだろう。

『ウマ娘 プリティーダービー』は当時の競走馬や競馬にまつわる様々なエピソードを拾い、育成ストーリーやキャラクター造形に取り込むことで競馬方面からも高い人気と評価を得ていることは間違いない。だがその反面、「当時の世間の評判」的なものを過剰に取り込みすぎている気が常々している。
『シンデレラグレイ』も含めたオグリキャップ世代に見られる「どんなに他のウマ娘ががんばっていてもオグリキャップしか注目されない」という描写や、TVアニメ第2期のライスシャワーのエピソードにおけるファンの心ないバッシングの数々などだ。ライスの勝利が気に入らないからウイニングライブでも無視するとか、まるで「マックイーンに勝たせろ」と八百長を望むかのような観客の罵倒などは、あのエピソードの間だけ劇中のファンがクズばかりになったかのようで、物語的には盛り上がりはしたが不快さも大きかった。おかげでゲームでもああいった不愉快な気分になるかもと、しばらくライスシャワーの育成には手が出せなかったぐらいだ。

『シンデレラグレイ』のミルワカバ(オサイチジョージ)を巡る描写にもそういった傾向があったが、彼女の勝利はちゃんとスポーツ紙などでは評価されていたし、後のレースでは本命に上げられることもあった。オグリキャップが起こした当時の「ムーブメント」をベースに物語を描くことが『ウマ娘 シンデレラグレイ』の主題なのは理解しているが、それは必ずしも「史実に忠実」というわけではない。『ウマ娘』は「実際の競走馬をモチーフとし、事実に基づいた表現を心がけたフィクション」ということは、忘れないようにしたいと自戒も込めて。

2025.04.09

『ウマ娘 シンデレラグレイ』の時代 VOL.1 198705-06

■いよいよテレビアニメがスタートした『ウマ娘 シンデレラグレイ』。第1話で原作第1話をほぼ丸々丁寧にアニメ化していたのに驚きましたが、この分だとカサマツ編はけっこう話数を使ってくれそうなので楽しみです。放映前には「カサマツは短縮してすぐ中央編になるのでは」みたいな推測も目にしましたが、原作読んでいればカサマツ編はオグリキャップのアイデンティティーのベースとなっているのはあきらかなので、そこをはしょるとかねーだろとは思っていたので、この第1話の丁寧さでカサマツ編がしっかり描かれるのを期待せずにはいられません。

■そういえば『シンデレラグレイ』放送記念の引換券付きジュエルを購入しましたが、引き換え対象ウマ娘にイナリワンがおらず……やはり分割2クールで「白い稲妻編」までアニメ化ということか。最終回でイナリワンが登場して「第2期・永世三強編製作決定」となれば良いのですが(^_^;)

■そんな『シンデレラグレイ』に併せて、夏コミで出す予定のウマ娘本新刊は、以前のオグリ本『Turf of Dreams! 09』(COMIC ZINメロンブックスにて委託・通販中です!)では取り上げていなかったオグリキャップの笠松競馬時代からの新聞記事を追う内容にする予定です。地方競馬を取り上げている新聞が少なかったり、この頃の新聞は同じ系列でも関東と関西で紙面が全然違うため、オグリキャップも東京競馬場で走るまで関東ではほとんど記事になっていないなど、新たな発見が色々ありました。
そんなわけで、同人誌用のテキスト製作も兼ねて、アニメ『シンデレラグレイ』の放送にに併せて当時のスポーツ新聞記事をピックアップしていこうかと思います。まずは第1話冒頭で描かれた1987年の日本ダービーあたりから。

■今回リサーチしたスポーツ新聞は、笠松競馬の出走予定や記事も取り上げていた中日スポーツです。当時のスポーツ新聞は先に書いたとおり地域の独自性が強く、日刊スポーツも東京版は関東の中央競馬と大井競馬、大阪版は関西の中央競馬と園田競馬しか載っておらず、中央競馬でもG1レースでない限り両方で大きく扱うことはないようでした。今では考えられませんが、タマモクロスが制した1988年の宝塚記念ですら関東版では文字のみの囲み記事で結果を伝えるのみという……。

そんなわけで、笠松時代のオグリキャップの情報がわかる唯一のスポーツ新聞・中日スポーツから当時の競馬記事をリサーチしていきます。

●1987年

5月11日
「あたらしい気持ちの日本中央競馬会です」

日本中央競馬会がこの日から「JRA」という新たな愛称とシンボルマークを公開。そして場外勝馬投票券販売所も「WINS」と改称。
オグリキャップがデビューするこの年が、折しも中央競馬が変わる年でもあった。


5月17日
“帝王”貫禄 単勝170円
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この年の安田記念は後にハルウララの父となるニッポーテイオー(『シンデレラグレイ』アキツテイオー)が圧倒的一番人気。同レースには中央移籍後にオグリキャップとも競うダイナアクトレス(『シンデレラグレイ』ダイナムヒロイン)も。
レースは小雨そぼ降る重馬場となり混戦となり、最終直線でニッポーテイオーが飛び出し二着以下が横並び状態となるが、後にイナリワンの主戦騎手として平成三強(『シンデレラグレイ』では永世三強)の戦いを盛り上げる柴田政人が駆る3番人気・フレッシュボイスが大外から一気に差して勝利。ニッポーテイオーは2着、ダイナアクトレスは5着に終わる。

5月19日
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『シンデレラグレイ』ではストーリー展開の都合で時間が前後しているが、日本ダービーより前のこの日に笠松競馬でオグリキャップとマーチトウショウ(『シンデレラグレイ』フジマサマーチ)がデビュー。
レースは第1レース・サラ系三歳(新馬)800mで、予想では「能試時計光るマーチトウショウのVが濃厚。体調も万全だ」と本命に。そしてオグリキャップは「実戦向きで怖い」との評価。
そして結果はマーチトウショウとオグリキャップが3着のノースヒーローに5馬身差をつけて、マーチトウショウがクビ差でオグリキャップに勝利。この二頭の圧倒的なレベルの高さがデビューから明らかになっている。

5月27日
今イチ人気に反発 ゴールドシチーV宣言
砂浴びでストレス発散
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この年の日本ダービーの有力馬だったゴールドシチーに関する記事。
皐月賞では腹痛でコンディションが最悪だったにもかかわらず2着になったが、スポーツ紙記者たちによるダービー予想では二番手に甘んじることに。陣営は日本ダービーをピークに持っていくよう調整していると自信を見せるも、キレやすい気性の悪さやダービー独特の雰囲気で平常心を保てるかと心配も。
「ゴールドシチーの最大のライバルは装鞍所からパドック終了までの70分だ」で記事は締めくくられ。ウマ娘のゴールドシチーがシナリオで見せるメンタルのやっかいさは競走馬でも変わらないことがよくわかる。

さらに5月31日のダービー直前記事では「黄金のたてがみをなびかせ」「鬼気迫るような迫力」という描写と共にダービー制覇を有力視されている。この頃の競走馬ゴールドシチーは、イメージ的には後年のオルフェーヴルに近かったのかもしれない。

6月1日
うなるムチ 6馬身 大逆転メリー
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そしてアニメ『シンデレラグレイ』第1話の冒頭を飾った日本ダービー。現在と違って24頭で競うレースだけに、展開は先行から馬群が固まるダンゴ状態に。
このレースの1番人気はシンボリルドルフの主戦騎手も務めたトップジョッキー・岡部幸雄が騎乗して、新馬戦から1着3回・3着1回、そして皐月賞は3着と絶好調だったマティリアル。しかし岡部騎手曰く、この日のマティリアルは戦闘意欲のない走りに終始して18着の大惨敗。そしてゴールドシチーも「真面目に走ったのは直線だけ。向こう正面で砂が飛んでくるせいか走る気を無くしてしまって」4着に。

そんな中で勝利したのは4番人気のメリーナイス。1985年の天皇賞・秋でシンボリルドルフをギャロップダイナで破った根本康広が終始先団でレースを進めて、最終直線で一気に差して6馬身差の勝利。シンボリルドルフを負かしたことに引っかけて、記事の見出しには「“奇跡”は二度起きた」とのフレーズも。

この年の日本ダービー絡みのエピソードとして、1988年公開の映画『優駿 ORACION』にまつわるものがあるが、どうもWikipediaに上がっているエピソードは出典が定かでないし、矛盾もあるのでここでは割愛。映画が配信されていれば実際に見て確認も出来るのですが。

6月2日
“烈女”健在 ダイナアクトレス自信の西下
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中央競馬は阪神競馬場で行われる短距離GⅢ・阪急杯に話題が移り、ダイナアクトレス(ダイナムヒロイン)が本命に浮上。メジロラモーヌと牝馬三冠路線で渡りあった実力と、6ヵ月ぶりの実戦で走りも上向き(京王杯SC・2着/安田記念5着)とのことで、関東から自信満々の殴り込みとなった。

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そして同日の笠松競馬ではオグリキャップが第1レース・ダート800メートルに登場。
「【勝機到来】オグリキャップは前走2着が好内容でもう一歩だ」と本命視。その予想通りにレースは4馬身差を付けてオグリキャップ初勝利し、ここから中央移籍後も続く連勝街道がスタートする。
さらに約二週間弱のインターバルで6月15日の第3戦・ダート800メートルにも出走。当日の中日スポーツが休刊日だったためか予想の確認が出来なかったが、2着に6馬身差を付けて圧勝している。

6月22日
武豊“父の日”祝う
さすが“名手”二世 武邦きゅう舎、悲願の初V
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今や日本競馬の顔でもある武豊騎手は1987年3月にデビューと、実はオグリキャップと同期。そしてベテランのイメージがあった父・武邦彦も1984年に騎手を引退し、この年3月にきゅう舎開業と調教師としては新人だったのはちょっと意外。
そして父の日となる6月21日の中京競馬・第4レースの未勝利戦で、この年開業の新きゅう舎の中で一番乗りとなる初勝利をプレゼント。そして武豊自身としてはデビュー以来21勝目と新人リーディングトップを走る大活躍。
『シンデレラグレイ』での奈瀬父娘はギスギスしているけど、リアルの世界では新人同士で共にがんばっているのだなと。

■第一回はこのあたりで。アニメ2話放映後に続きをまとめていこうと思います。
そして先ほど触れたオグリキャップ本や、劇場版『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』に関わる聖地巡礼・作品考察・当時の新聞記事リサーチをまとめた本なども、COMIC ZIN・メロンブックス・書泉グランデにて委託・通販中なので、よろしくお願いいたします!
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・メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2716448
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https://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=41824

2024.07.23

コミックマーケット104参加します

■仕事がヒマだからブログは頻繁に更新しようとか言っていたら、2年ぶりにモノ・マガジンでの仕事が再開できたり、『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』を何度も見るのに忙しかったりで、ブログの方が滞っていました。『新時代の扉』は色々語りたいことの多い映画だったので、いずれ機を見てテキストを上げたいなと。ブルーレイの前に配信があると良いのですが。

■そんなことと平行しながら8月11~12日開催のコミックマーケット104の新刊の作業も進めており、先週末に無事に脱稿したので今回告知させていただきます。

コミックマーケット104
8月11日(日) 東7d-25a(ウマ娘)
8月12日(月)東3イ-27b(評論)
「私立歯車高校」

Umamusume1001s
新刊
Turf of Dreams! 10
ROCKHAND-STAR is UNBREAKABLE


B5・24ページ・頒布価格 400円

今回はVOL.4以来となる久々の『ウマ娘』ノベル本です。今回も表紙と挿絵はとんぷうさんに描いていただきました。毎回素敵なイラストありがとうございます。
イラストの通り、ストーリーのメインに関わるのはトランセンドですが、主人公はもう一人のウマ娘……トランセンドのストーリーで描かれた、府中・東京競馬場での開催となったマイルチャンピオンシップ南部杯で共に走ったはずの岩手の地方ウマ娘・ロックハンドスターです。
『ウマ娘』にハマって、色々な競馬関係の本などを見ているうちに、その辿った軌跡を知って衝撃を受けた競走馬・ロックハンドスター(詳しくは電子書籍で配信中の『新・優駿たちの蹄跡 絆編』(AA)を読んでいただければ)。トランセンドのシナリオでは描かれることがなかった(というよりウマ娘・トランセンドの中に組み込まれた)その存在が、もし『ウマ娘』の世界に受け継がれていたら…そんな思いで書いたサイドストーリーとなっています。もしよろしければ、当日は手に取って彼女とトランセンドの物語を読んでいただければと思います。

■書店委託・通販はCOMIC ZINで予定しておりますので、コミケにこられない方はぜひそちらを御利用下さい。バックナンバーも揃っていますので、一緒に買って戴けると大変うれしいです。

■それでは例年以上の猛暑や新型コロナ再拡大などもありますので、コミケに来られる方はぜひ体調管理にお気を付け下さい。会場で本を見てもらえるのを楽しみにしております。

2024.01.27

ウマ娘×船橋競馬コラボレースデーに行ってきました

■お正月明けからけっこうイベント取材ラッシュが続いたもので、ブログ更新に間が空いてしまいました。以下のような取材やコラムがSPICEやリアルサウンド映画部にて公開中なので、よろしければ読んでやってください。

歌と映像、そしてキャストの生ボイスが紡ぐアニプレックスの世界!「ANIPLEX 20th Anniversary Event THANX」レポート
https://spice.eplus.jp/articles/325401

Wキャスト+文化祭&後夜祭スペシャル公演も加わりパワーアップ!『スクールアイドルミュージカル』ゲネプロレポート
https://spice.eplus.jp/articles/325465

新たなユニット・アスタレーヴが渋谷で初めてのステージに立つ! 『Re:ステージ! Aster Reve 1st EVENT ~Chain of FlowerS~』レポート
https://spice.eplus.jp/articles/325736

2023年の溜まった疲れを吹き飛ばすサウナみたいなライブ!?緒方恵美「禊2023-ととのう-」ライブレポート
https://spice.eplus.jp/articles/325777

『勇気爆発バーンブレイバーン』は“ロボットアニメ”をアップデートする一作になる予感
https://realsound.jp/movie/2024/01/post-1554412.html

■そしてそんな取材で飛び回っているうちに、常にバッグに入れていたデジタルカメラGRⅢx Urban Editionが紛失するという想定外の事態が。取材先で落としたか忘れたのかと心当たりに問い合わせるも見つからず、ダメ元で警視庁の遺失物オンライン届け出を利用したところ、翌日に保管されているとの連絡が!

いつも新宿に行った時に利用している新宿ベルクに落としていたようで、お店から警察に届けられていたとのこと。かなりいいカメラなのでネコババされたのかもと覚悟していたので、客筋も良くて親切なお店に忘れていたのは不幸中の幸いでした。ポーチやメタルシューのカスタム、限定モデルということで外見が特徴的なのも幸いした様でした。

■そして今回の更新の本題は、1月16日に船橋競馬場で開催された『ウマ娘 プリティーダービー』×船橋競馬コラボレースのレポートです。

モデル馬が船橋競馬場でも活躍したことのあるダートウマ娘5人をフィーチャーした今回のコラボイベント、過去の地方競馬場コラボがかなりの混雑&改装中で入場人数が3000人までという制限があったので、事前に屋内指定席を確保しておいたのですが結果的に大正解。この日は晴天ながらも強烈な木枯らしが吹き荒れる極寒の中でのレース開催となり、外はかなりの防寒の用意がないとヤバイ状況。
自分は最上階となる4階指定席を取ったのですが、フリーの馬券売り場と隣接している3階指定席と違い、指定席利用者しか入れなくなっているので極めて静かで快適。ドリンクもフリーなので馬券メインでじっくりレースを楽しむにはぴったりの席でした。まあ自分の指定席の隣には、終始小声&早口でブツブツいいながら予想したりレース見たりしているアレな人だったのでゲンナリでしたが、それを差し引いてもいい席でした。

この日は全レースがウマ娘コラボレースというコトで、馬券にもウマ娘関係の言葉が踊るレア馬券。そういうこともあって、今回は写真撮影はパスして全レースに参加。馬券は外れても記念グッズになりますしね。

12レース中2レースで勝てたのですが、船橋競馬では中央競馬のような当たり馬券のコピーサービスがないので、全レースの馬券を揃えられなかったのが残念。5000円ほど当たったので換金しないというわけにもいかず(^_^;)

全レースで本馬場入場とレース開始前にはウマ娘からのオリジナルアナウンスがあり、さらに本馬場入場時のBGMが「GIRLS' LEGEND U」という、本当にウマ娘要素満載の楽しいコラボレースでした。

■競馬場内は等身大ポップや特別ディスプレイなどウマ娘づくしに。

  

記念のクリアファイルは各日2000枚限定・事前申し込みだったので問題なくゲット。

先行販売のコラボグッズやアニメイトコラボカフェには大行列ができていたので、運良くあなり並ばずに済んだらいこうという心持ちでレースに集中。夕方になって特典ポストカードがなくなったせいか行列が消えていたのでグッズ類を購入。キャラ人気&公式グッズが少ないせいもあってか、初日でアグネスデジタルのグッズが完売という人気ぶりでした。

■それにしても苦労させられたのが食べ物の確保。先にも書いたとおり、船橋競馬場は現在改装中のため、食事が出来るのは屋外のキッチンカー&屋台のみ。処理能力の限界に加えて、今回は絵ハガキプレゼント(13時半に開場時に配られた時間別整理券がないともらえませんでしたが…)もあったためかどこも終日大行列。並んでいたら馬券を買ったりレース前のアナウンスなどを楽しむこともできないため、泣く泣く買うのを諦めたことも何回か。

食べ物自体はどこも美味くてオススメなので、どうにかこの問題は解決してほしいところです。通常開催時も大きなレースがあるとそんな状況になっていたので、船橋競馬場に行く時は事前に食事を済ませるか持ち込む方が良いかと思います。

■それにしても、ここまで『ウマ娘』とリアルの競馬が密接になる日が来るとは思いませんでした。アプリリリース後から『ウマ娘』に入った人には信じがたいかも知れませんが、スタート当初は「金子真人や有力クラブから無視されてるイロモノ企画」と口汚く罵るメディアもあったぐらいですから。それがアニメシリーズで真剣にレースを描くという姿勢を見せて印象が変わりだし、アプリのヒットで競馬関係者からも注目を集め、ついには1月28日に有力法人クラブ・キャロットクラブが自身の会報でウマ娘特集を組んで所有馬・シーザリオのウマ娘化を発表するところまで来るとは……。
https://carrotclub.net/office/news_dis_text.asp?No=4739
2月3~4日の5thイベント・東京公演に2月24日の3rdアニバーサリーと、まだまだ大きな動きがありそうなので、今後も『ウマ娘』は色々盛り上がってくれそうで楽しみですわ。

2024.01.09

はじめての一口馬主体験・ヘヴンズクライのデビュー戦観戦記

■『ウマ娘 プリティーダービー』にはまって、競馬場や牧場見学で実際の馬達に触れる機会も増える中、以前からやってみたかったのが「一口馬主」。以前にTBSラジオ「たまむすび」の中で、馬主のリスナーに色々聞いてみたいという企画があり、その中で「ウマ娘にハマって、奥さんが好きなメジロライアンの子孫の一口馬主になってみた」という方がいて、メジロライアン大好きな自分としても「もしメジロライアンの子孫の新馬がいれば、やってみたいな」と思ったのでした。

■その後機会があるごとに、一口馬主を募集している法人クラブの情報をチェックしていたのですが、金銭的にハードルが高かったり、馬の養育費などのランニングコストをどれだけ負担するかが分かりにくかったりで、ちょっと無理かなと思っていたのですが……そんな時に出会ったのがDMM BANUSYでした。

入会手続きなどの申し込みもネットで完結する手軽さなのに加え、毎月の費用などもわかりやすいので、身の丈に合ったレベルで出資が可能というのが決め手でした。そして何よりも、自分が探していたメジロライアンの子孫の新馬が募集に出ていたのが決め手となりました。それが1月7日に中山競馬場でメイクデビューをはたしたヘヴンズクライです。

ディープインパクトを有馬記念で破った名馬ハーツクライのラストクロップにして、兄が海外G1レース・香港ヴァーズを二連覇した強豪馬グローリーヴェイズという良血統も魅力ではあるのですが、母方の血統を辿ると曾祖父母がメジロライアン&メジロラモーヌというウマ娘好き&メジロ家箱推し勢な自分には一番のポイントでした。

ちょうどキャッシュバックキャンペーンなどもやっていた時期だったので、それも利用すれば経費も抑えられるということで、早速入会&一口出資を決定したわけです。

■一口馬主をやってみると、一番大きく変わるのが馬に対する考え方。「ちゃんと育ってくれているか」「レースには向いているのか」「故障などせず無事是名馬な生涯を」など、牧場や競馬場で見ている時とは違う「身内の成長」を見守っているような感覚になるんですよね。

早い馬だと2歳デビューなんてこともあるだけに、なかなかデビューが決まらない状況を心配もしていましたが、ついに1月7日に中山競馬場でデビュー予定との告知があり、これは何としても見届けないとと、中山競馬場の指定席キャンセル分を何とか確保。ウマ娘由来ということでデビュー以来応援しているビターグラッセもですが、レースではなく馬の応援メインだと、なかなか事前に指定席を押さえにくいのが難点ですね。指定席を押さえやすくするためにJRAカードにも入会したのですが。

同日の夜に配信でのアニプレックス20周年ライブ取材の仕事も入ってしまったので(こちらで公開中です)、メインレース前には引き上げるために車にて午前9時半に中山競馬場へ。

■今回予約した指定席は最上階のゴンドラシート。広い電源付きのテーブルや貴重品をしまえる鍵付きロッカーも用意され、少々高めですが食事や飲み物も席まで届けてくれるなどサービスも万全。

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シート付きのベランダから全体を見渡すようにレースも観戦できるし、フロア自体も上がれる人が限られているため静かなので、安心快適に競馬場での時間を過ごせるのが最高すぎますわ。料金も他の指定席に比べて飛び抜けて高いわけではないので(この日は3500円)、ウマ娘きっかけで観戦してみたいという人にはオススメですね。

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そんなわけでこの日はヘヴンズクライのデビュー戦がメインの目的なので、まずは応援馬券を購入。買った際の換金用と記念にとっておく用で1200円にて2枚購入。

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今回は第6レースまで時間があるので、朝メシしたりターフィーショップでゆっくり買い物したり。アイドルホースを買っていたら、親子連れの子どもが翌日引退セレモニーのあるパンサラッサを手に取って「令和のツインターボ!」と連呼していて、ウマ娘の影響は大きいんだなあと実感したり(ツインターボがウマ娘になって再評価されていなかったら、パンサラッサが「令和のツインターボ」と呼ばれることもなかったかもという意味で)。

■第5レースが終わり、いよいよヘヴンズクライが初出走する第6レースになったのでまずはパドックへ。新馬戦ということで落ち着きのない馬も見かける中で、ヘヴンズクライはかなり落ち着いている様子。実際にはそうでもなかったらしいですが、傍目に見てると覇気が無いのでは思えるぐらいの落ち着きっぷり。いつの間にか三番人気にまであがっていたのもビックリ。

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今回の鞍上を務めるのは短期免許で来日中の女性騎手R・キング。ちょっと実力未知数で不安かもと思いましたが、年明けからコンスタンスに勝ち星を稼いでいるので、これは期待してもいいのかなと。

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そしてついにレースがスタート。写真を撮るためにスタート&第4コーナーにいたので、詳しくレースを見たのは帰宅後のグリーンチャンネルででしたが、スタートから中団に位置して、1番人気のルメール騎手騎乗・スティンガーグラスをマークしながら好走。

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第4コーナーを回ったところで内側から進出。1着スティンガーグラス&2着アンゴラブラックには届かなかったものの、前方に固まっていた馬群を鼻差で差し切っての3着。事故なく無事に走りきってくれたのも嬉しいし、今後に期待が持てる走りの強さを見せてくれたので、満足いくデビュー戦となりました。

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3着 ヘヴンズクライ(R.キング騎手)
「体はそれほど大きくありませんが、素直で、一生懸命走ってくれました。いいスタミナを見せてくれました。まだ若く、次は一度使ったぶんの成長を見せてくれると思います」※ラジオNIKKEI 競馬ニュースより引用 

R・キング騎手のコメントが好感触なのも嬉しいポイント。新たなるメジロのヒーローとして、今後もがんばって怪我なく走って、そして勝利を掴んでほしいです。できれば賞金条件などを満たしてクラシック三冠への挑戦も見たい!