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IKEA古民家イベント

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    11月6~9日に、上野桜木町の古民家・市田邸でおこなわれた、IKEA新三郷オープン記念イベントと、その後に歩いた不忍池界隈の写真です。 イベントは和の家にどうIKEAの北欧デザイン家具を組み合わせるのかを見せてくれた、なかなか面白いイベントでした。

『けいおん!』聖地巡り・その1 豊郷への道のり

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 まずは校舎のモデルになった豊郷小学校・旧校舎のある滋賀県豊郷町へ向かう道すがらの色々をば。

『けいおん!』聖地巡り・その2 豊郷小学校・旧校舎

  • Lwzz45
    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 続いてはアニメの再現度がよくわかる実際の豊郷小学校・旧校舎を。

『けいおん!』聖地巡り・その3 けいおん!inリアル

  • Ina39
    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 こちらは旧校舎に開設された観光案内所を彩るファンの持ち寄ったグッズや「トンちゃんパン」「巡礼記念キーホルダー」などの記念グッズ、せっかくなのでドールを持ち込んで撮ってみた写真など色々ですw

『けいおん!』聖地巡り・その4 京都市内あちこち

  • Su
    9/2~3にかけて滋賀・京都の『けいおん!』にちなんだ場所を巡った旅の記録です。こちらは9/3に京都市内のあちこちを見て回った時の写真で、『けいおん!』だけでなく『四畳半神話体系』『ネイチャージモン』も混じったりしてますw

らきすたの街・鷲宮 20081109

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    ロングドライブの練習がてら、地元より来るまで40分ほどの埼玉県・鷲宮町に行ってきました。そこで撮った写真を色々と。

文化・芸術

2018.06.27

最近のお仕事:内田真礼『Magic Number』TOUR 2018 東京公演レポート

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6月24日に取材させていただいた内田真礼さんのライブツアー『Magic Number』TOUR 2018 東京公演のレポートがアップされました。内田さんのライブは『アイドルマスター シンデレラガールズ』の神崎蘭子としてのものをライブビューイングでしか見たことがなかったのですが、客席が終始揺れまくるほどのハンパない盛り上がりと圧倒的かつ激しい歌声の「圧」に打ちのめされました。その迫力と濃密なクオリティを、なんとかテキストで伝えたいとかなりの分量になっていますが、よろしければ読んでやってください。

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今回の内田さんのライブ&2ndアルバムのテーマにもなっていた「マジックアワー」。ちょうどライブ翌日にいいマジックアワーの風景が撮れたのでアップしてみました。クリックすると「Flickr」の写真のページに飛びます。

2018.06.15

最近のお仕事&『シンデレラガールズ』のために新iPad導入してみました

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■先週後半は色々と取材ラッシュだったのですが、その中でも一番大きかったのが6月9日に埼玉・メットライフドームでおこなわれた『ラブライブ! サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour~WONDERFUL STORIES~』埼玉公演初日の取材でした。Aqoursのライブはこれが初めてだったのですが、レベルの高いパフォーマンスや物語世界とリアルを融合させる様々な試みにすっかりやられてしまいました。そこらへんの凄さを何とか伝えようと5000文字近いライブレポートになってしまいましたが、よろしげれば読んでやって下さい。

■現在毎日プレイしているソシャゲのひとつが『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』なのですが、アプリ側のビジュアル演出などの進化にプレイに使用しているiPad mini3がいよいよついていけず、頻繁なアプリダウンでプレイしていてストレスが溜まる日々…いっそグラフィック能力重視でiPad Proへ乗り換えようとも思ったのですが、6月に新型iPad Proが発表・発売されるという噂を耳にして何とかそれまではと様子見。でも結局、6月5日のAppleカンファレンス「WWDC2018」では新ハード自体の発表がなかったので……。

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思い切って翌日に第6世代iPadを購入してしまうことに(^_^;) 決め手となったのは、アプリのビジュアル強化の一番の目玉でもある3Dリッチモードでのゲームプレイも問題無しという情報。iPad mini3でもMVモードのみなら3Dリッチ対応だったのですが、やはり実際のゲームモードでも楽しみたいということで。実際第6世代iPadではどんなモノだったかというと……。

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3D標準

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3Dリッチ

……という具合に、光の演出が多用されてる楽曲だとグラフィックの臨場感にかなりの差が出ます。そして、この3Dリッチのクオリティで何も問題なく快適にプレイできたので、第6世代iPad買ったかいがありました。こんなにノントラブルでさくさく動くデレステをプレイしたのは初めてかも(^_^;)

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前回のイベント楽曲「Virgin Love」も光の演出を多用してましたし、今後は3Dリッチでの見栄えを重視していくように思えるので、これからiOS端末でデレステをプレイしたいという人は、第6世代iPadが一番マストバイかもしれませんね。

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そして現在のうちの事務所には、先日実装されたSSR池袋晶葉さんが! いままでの眼鏡アイドルSSRはみんなスカウトチケット頼みだったので、自力でお迎えできたのは彼女が初めてですわ(^_^;) 荒木先生も自力だったけど、彼女は眼鏡外してしまうから……。

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あと一人眼鏡アイドルSSRが実装されれば、当事務所のユニット「まあまあ眼鏡どうぞ」をオールSSRで編成できるのですが。人気的には真尋か風香あたりかと思いますが、期待して待ってます!

2018.05.29

最近のお仕事 『渕上舞 1st LIVE“Fly High Myway”舞浜アンフィシアター』レポート

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先週末に舞浜アンフィシアターで行われた『渕上舞 1st LIVE“Fly High Myway”舞浜アンフィシアター』の取材にいかせていただき、その時のレポート記事が昨日より公開となりました。

大洗のガルパンステージイベントで見慣れた姿とは違う、堂々たるアーティストとしての渕上さんの魅力が爆発したステージとなっていて、興味深い内容が色々語られたMCの方もできる限り取り上げさせてもらったので、けっこうがっつりとした内容となっていますので、よろしければ読んでやって下さい。

ライブタイトルにもなっている1stアルバムも、聴いていて心地よい仕上がりの曲が揃ったヘビロテ必至の内容となっていますので、ガルパン絡みで興味はあるけど、まだ聴いたことのないという人はぜひチェックしてみてください。

2018.05.16

撮影練習であちこちぶらり

■ほぼ日課となっているα7Ⅲの撮影練習。

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首都高湾岸線の辰巳第一PAが夜景スポットになっていると聞いて、土曜日に行ってみましたが……週末とあってか夜景見物のカップルや家族連れ、そして車自慢の走り屋が集まっていて大混雑(^_^;) 何とか車を止められたので夜景撮影に挑戦。夜景ということで自動シーン撮影モードで撮影したら、けっこうノイジーになってしまっていたので、Lightroomでの現像練習がてらに色々いじることに。

■月曜日は医者の定期検診でスポーツジムに行けなかったので、運動も兼ねて秋葉原~御茶ノ水~神保町~飯田橋と4キロ弱歩きながら色々撮影。今回のモノクロは「Silver Efex Pro2」での調整練習ということで試行錯誤しながらいじってみました。

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今回もFlickrにアップしましたので、よろしければそちらでも見てやってください。

2018.05.12

α7Ⅲでモノクロ写真撮影を試してみる

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ここ最近は取材仕事の方でα7Ⅲを使うことが多く、練習写真はご無沙汰だったのですが、アサヒカメラ最新号のモノクロ写真特集に触発されてモノクロで色々撮ってみることに。

「モノクロ写真は形や陰影で見せる」

「モノクロにすることで写真から「時間」が消える」

そんなことが特集内で語られていたので、そういう部分が際だつようなシチュエーションでは積極的にモノクロ撮影をしてみようと。撮影設定はクリエイティブスタイルの「B/W(白黒)」のコントラスト+3にして、すべてJPEG撮って出し。特集内で紹介されていた「Silver Efex Pro2」も用意して、色々モノクロをいじる環境も整えましたが、そちらは今後の練習課題ということで。試しに大洗町で撮影した風景をいじってみたのがこちらになります。フィルムタイプは『究極超人あ~る』でおなじみのトライXにしてみました(^_^;)

他の写真などはいつも通り「Flickr」にアップしましたので、よろしければ見てやってください。

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2018.05.03

最近のお仕事 ゴールデンウィークはぜひ「あしたのジョー」展へ!

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4月28日~5月6日まで東京スカイツリー内の東京ソラマチ スペース634にて開催中の連載開始50周年記念『あしたのジョー』展。こちらの開催前日に行われた内覧会の取材レポートがアップされました。

内覧会の記者会見では、ちばてつや先生から『あしたのジョー』にまつわる興味深い話をたくさん聴くことができたので、、記事の方ではそんなトークの内容をほぼ完全版にて収録していますので、ぜひとも呼んでいただければうれしいです。

『あしたのジョー』展自体も、名シーンの数々が描かれた熱のこもった生原稿が多数展示されていて見応え満点。勢いがありながらも丁寧な作画はもちろん、ホワイト修正や青鉛筆で描き込まれた指示、積み重ねた歴史を感じさせる劣化した写植の糊の痕など、生々しい迫力に満ちた原稿をちばてつや先生のコメント付きで観られる機会なんてめったにありません。

あとアニメ『あしたのジョー2』の出崎流止め絵演出で使用されたハーモニー画が、原画で見ることができるというのも貴重な機会ではないかと。

『あしたのジョー』のファンはもちろん、漫画というジャンル自体に興味がある人も色々楽しめる展覧会なので、ゴールデンウィークの予定が空いている人にはぜひオススメしたいイベントです。

2018.03.08

最近のお仕事:森の奥で響き渡ったMay'nの力強い歌唱が明日を照らした 『Songful days』ライブレポート

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■「SPICE」にてレポート記事「森の奥で響き渡ったMay'nの力強い歌唱が明日を照らした 『Songful days』ライブレポート」が昨日公開されました。

この公演は3月3日に両国国技館で開催されたMay'n、茅原実里、Kalafinaによるアコースティックコンサートで、「深い森を彷徨ううちに出会った秘密の音楽会」というコンセプトで、光の演出などと共に歌をじっくりと楽しめる素晴らしいライブでした。第二回などがある際は、ぜひチェックしてみることをオススメします。

2017.03.21

「現在」の日本は個性がない? 海外ドラマの「変なニホン」は何故無くならないのか

■海外のドラマや映画の中にニホンが登場する際、どうにも描写や言動がおかしい「変なニホン」になることが多い。日本に関する情報やインターネットなどが普及していない時代なら、それも仕方ない面もあったといえる。だが、いまやネットによって様々な国の情報や事件等にリアルタイムで触れられる時代なのに、日本に関しては「変なニホン」描写が無くなる気配が無い。しかも近年の『CSI』シリーズや『BONES』シリーズなどのリアルな科学捜査がウリになっている作品でも、日本絡みになると「変なニホン」が大真面目に描かれるエピソードが飛び出してくるのだ。他の国に関することになると特におかしな描写にはなっていないことを考えると(実際にその国の人から見ればおかしな部分があるかも知れないが)、「変なニホン」は割と確信犯的に描かれているとしか思えないのだ。

■そんな「変なニホン」描写が久々に炸裂したのが、2月よりWOWOWで放映スタートした『クリミナル・マインド 国際捜査班』だ。


国境を越えて犯罪を追う、FBI国際犯罪特別捜査班の活躍を描く、人気ドラマシリーズ「クリミナル・マインド」のスピンオフシリーズ。主演はゲーリー・シニーズ。

FBIの精鋭チームIRTは、海外で凶悪犯罪に巻き込まれた可能性がある米国人を現地に飛んで救う。FBIで長年勤続してきたベテラン、ジャック(G・シニーズ)をリーダーとし、何カ国語も話せる文化人類学者でもあるクララ(A・D・L・ガーザ)、子ども4人のパパでもあるマット(D・ヘニー)、検視官メイ(A・ファンケ)というメンバーは、米国で情報収集をしたり被害者家族の面倒を見るラス(T・J・ウィリアムズ)と連携しながら世界各地で活躍。
そんなIRTは、タイのバンコクで米国人3人が失踪した事件、インドのムンバイで起きた臓器売買をめぐる事件、日本の青木ヶ原樹海での自殺に偽装された連続殺人事件などに次々と挑んでいく。 (公式サイトより)


それぞれのエピソードで描かれる事件は、舞台となる国の風俗・慣習・歴史・政治情勢などに関わるものとなっていて、その描写もおおむね正確ではあるのだが……東京が舞台となった第4話「死神のささやき」が、近年ではかなりの「変なニホン」案件だったのだ。


東京で1週間の間に3人のアメリカ人が死んだ。死因を自殺と断定した警視庁は、IRTの来日を歓迎していなかったが、IRTと連携を取ることになったカズミとリョウは、次第にジャックたちのやり方を受け入れていく。その後、日本人の寿司職人が死亡。さらに3人目の被害者の兄も殺される。一見つながりのなさそうな被害者たちだったが、全員が築地の「大ちゃん寿司」の経営者夫妻の自殺に関係していたことが分かり……。(公式サイトより)


東京で発生したアメリカ人連続自殺に事件性を感じたIRTが東京に乗り込んで捜査に当たるのだけど、導入部からのやりとりからパンチが効いている。

クララ「首吊り、自害、飛び込み…」

メイ「いちいち名前がついてるわけ?」

クララ「日本では自殺が文化の一つとさえ言われてるわ。侍から神風特攻隊のパイロットまで

ジャック「日本人にとって自殺は名誉ある行為だ

このやりとりだけでは「日本をわかっていない」と短絡的に考えてしまいがちだが、海外の視点では人材を無駄に失うだけの「神風」などはこのような解釈で理解するしかないということなのだろう。

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日本に到着したIRTの面々を警視庁の女性警視正カズミが出迎えるのだけど、ここでのやりとりもすごかった……。

「日本では初対面の相手とは名刺交換をするのが礼儀なんだ」

と語るジャック。そしてカズミ警視正とはお互いに名乗りながら何度も「お辞儀」の応酬の末に互いに無言で見つめ合う……ここで「ああやって相手が信頼できるかどうかを探っているんだ」と聞いた事のないニホンの礼儀作法が。そうして相手との信頼関係が成立したのか、お互いに名刺交換をしてやっと本題に……ここらへんも日本人同士の挨拶のやりとりが、海外からは奇異に見えているということの現れなんだろうか。

■上に引用したあらすじにもあるように、事件の鍵となっているのが色々と話題の築地市場なんですが、そこに登場するのが日本人の知らなさすぎる「築地市場」(^_^;)。

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ジャック「これがあの有名な築地市場か」って全然違ういますよ(^_^;)

事件の被害者となるアメリカ人達(写真二番目)が「SUSHI発祥の地だからありがたく味わえ」と食べていたのが「生牡蠣にうずら卵と刻みネギを載せて味醂を数滴足らした」一品……それははたして「SUSHI」なのか(^_^;)

写真三番目のシーンではジャックが「何度も日本に来ているが、あのマスク、健康のためだとわかっていてもいまだに馴れないな」とコメント。たしかにやたらマスクして外出している人が多いのも外国人には奇異に見えるという話を何かで見た記憶が。

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そして冷凍庫で板前が「切腹」した状態で凍り付けになっているという新たな事件が……冷凍庫にワイヤーラックとか、スチロール製トロ箱に貼られた「腐りやすい」ステッカーなど、色々じわじわくるシーンを境に、事件は急展開をしていくのでした……。

■ここまでトンデモシーンをピックアップしてみたけど、すべてがトンデモかというとそうでもない。三人目の犠牲者が青木ヶ原樹海で首吊り死体で発見された件では、地理条件を無視しないで「夜に築地で消えた被害者が、何故車で二時間かかる青木ヶ原までいって首吊りを?」と事件性を疑う鍵になったり、築地市場のシーンでは「オープンは1923年で魚の取引量は世界一」とデータは正確。そして事件の鍵となるのが「築地市場周辺の再開発」と色々とタイムリーな話題となので、現在の日本に対して不勉強というわけではないのです。それだけに、細かな「変なニホン」描写とのギャップが妙な味わいを醸し出す異色エピソードとなっているのですわ……。

■このドラマの他の国のエピソードは、前述の通りかなりリアルなテーマを扱っている。第一話のタイでは人身売買ビジネス、第二話のインドではカースト制度による差別と貧困&それにつけ込む臓器売買ビジネス、第三話のエジプトでは同性愛差別や「アラブの春」の揺り戻しによる民主化運動の厳しい状況など、それぞれの国のドラマ製作時の現状に即した内容をドラマの核としているのだ。その流れから考えた場合、はたして「現在の日本」にはドラマになり得るテーマは存在しているのだろうか?

政治関係は国民の大半が無関心なために、ドラマになるような大きな動きは無い。東日本大震災や原発事故は解決に至ることなく風化しつつある。ものづくりも下降線で、かつては「エコノミックアニマル」と揶揄されるほどの経済的な優位もない。「現在の日本」に残っているのはオタク・サブカルチャー関係かヘイトスピーチぐらいしか残っていないのではないだろうか。

海外ドラマ/映画で描かれる日本描写がトンデモなのは、現在の日本に対する不勉強さの結果ではなく、勉強した結果として「現在の日本を描いても面白いドラマにならない」という結論に至ったのでは。 逆に過去の日本やそれに由来する様々な文化や風俗は個性的で面白いので、様々な形で取り入れられていく。その結果として「スシ・スキヤキ・ニンジャ・サムライ・フジヤマ・ゲイシャ・ヤクザ・オタク」といったものがカオスとなった「変なニホン」がコンテンツとして継承されているのではないだろうか。

■見る人によっては国辱物にも映る「変なニホン」だが、それを払拭するには「現在の日本」がそれを上回る魅力と面白さを提示するしかないのかもしれない。世界中で大ヒットを記録している『君の名は。』あたりがその突破口になるような気もするが、はたしてそれに続く「現在の日本」を海外にアピールしうるコンテンツは現れるのだろうか。官民双方が「日本スゲー」に終始しがちな現状ではそれも難しい気もするのだが……。

2016.10.19

「アンチョビあたためますか」外伝その1・大子町でアートに浸ってみた

■大洗の肴屋本店さんのツイートにて、カルパッチョのPOPが設置されていた大洗曲がり松商店街近くの隠れ家居酒屋「ぎらばり」さんが10月22日をもって閉店との報せが……拙作の同人誌「アンチョビあたためますか」でも取り上げさせてもらいましたが、丁寧に作り込まれた美味しい料理を静かに楽しめる名店だっただけに、閉店は本当に残念です。いままで本当におつかれさまでした!

そうなってくると、閉店前にもう一度「ぎらばり」さんの料理を楽しみたいということで、定期の原稿仕事が一段落した10月14日にお店に伺って、個人的な食べ納めをさせていただきました。そのためだけに夕方大洗へ行くのも勿体ないので、当日の昼間は茨城県北部の各市町村で開催されている「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」の見学のために大子町を回ることに。その様子を、今回は「アンチョビあたためますか」スタイルでレポートさせていただきます。

■アンチョビ「まさか「ぎらばり」さんが閉店してしまうとはなあ…まだまだ試していないメニューがたくさんあったのに残念だぁ…」

カルパッチョ「私が看板娘になって、誕生日をお客さんと一緒に祝ってくださったり、いっぱいお世話になったんですよね……いまは感謝を込めてお疲れさまとだけお伝えしたいです」

ペパロニ「こうなったら閉店前に一度食べ納めといきましょうよ、ドゥーチェ! あの丁寧な仕事ぶりを目と舌で味わいたいっす!」

アンチョビ「むろんだ! 平日なら飛び込みでもたぶん大丈夫だろうからな」※実際には自分一人で行ったのですが、すべて座敷席の「ぎらばり」は一人の場合だと予約でなく当日空いていたらOKということだったので、平日を狙ったのでした。

カルパッチョ「でもドゥーチェ、こちらは大洗への道ではないようですけど、どこに向かっているんです?」

アンチョビ「大子町だ! 何でも茨城県北部のあちこちを会場にした現代アートのイベントをやっているらしくてな。せっかくだから昼間はそれを見学して、「ぎらばり」の開店時間に大洗へ着くように移動するぞ」

美食ある所に三人の姿ありともっぱらの噂のアンツィオ高校三人娘…誰が読んだかFamiglia di porco(豚一家)! 以前に訪れ、その丁寧に仕上げられた美味に
ノックアウトされた、大洗の隠れ家居酒屋「ぎらばり」閉店の報を聞き、食べ納めとしゃれ込むことに。その前にレクリエーションとして県北に向かった三人だが、はたしてうまく事は運ぶのか?




アンチョビ「やっと着いたか……なんでタバッコ峠なんてところを越えて10㎞も離れた場所に着くルートになったんだ!」

ペパロニ「すいませんドゥーチェ、ナビの目的地設定間違えてたっす! でもタンケッテで鍛えたドラテク全開の峠攻め楽しめたからいいっしょ?」

カルパッチョ「ここが旧上岡小学校……文科省の陰謀で学園艦を追われたたかちゃん達が身を寄せていた場所ね」

ペパロニ「ここって土日祝日しか中に入れないんじゃなかったっけ?」

アンチョビ「校舎内にアートが展示されてるそうだから、期間中は平日でも大丈夫みたいだな」



作品F-06「嘘つきだった子ども、大子で真実に出会う」
アンチョビ「ここは図書室みたいだが、この空間すべてが作品になっているのか」



カルパッチョ「家庭の不和やいじめに悩んでいた少年の記憶や感情の断片が、この図書室に集まってアーカイブになっているっていうコンセプトなんですね。一つ一つの作り込みが凄いですね」

ペパロニ「机の上にあるのは、少年の悩みに答える大子町の老人達の言葉なんすね。私らからもメッセージを書き込めるみたいだから、ちょっと書いていきましょうよ、ドゥーチェ!」

アンチョビ「見ている側も作品に関われるというのも、現代アートならではのアプローチなんだろうな」



作品F-04「沈黙の教会、あるいは沈黙の境界」
ペパロニ「ここの講堂で大洗女子のみんなが大学選抜戦に決起したんすよね……って、何じゃこりゃ!」

アンチョビ「これは墨汁で満たしたプールか……真っ黒なのに風景が綺麗に映り込んで、確かに何か宗教的な儀式っぽい雰囲気だな」

カルパッチョ「壇上のオブジェもご神体っぽく見えてきますね……沈黙の教会という言葉に偽りなしですね」

アンチョビ「時間があれば、このまま静かにこの空間で過ごしてみたいなあ……」



カルパッチョ「さっきの「記憶装置」ってアート、雰囲気があって良かったですね」

アンチョビ「鑑賞者が近づくとセンサーが反応して、暗闇の中に学校の記憶が浮かび上がるとか、アートの定義って何でもアリなんだな-」

ペパロニ「常識に囚われないってのは、ウチらの戦車道にも通じるっすね。アートなんて堅苦しいと思ってたけど、けっこう楽しかったっすよ」

アンチョビ「まだ時間があるけど、早めに大洗へ移動するか?」

カルパッチョ「近くにある旧初原小学校でも展示やってますから、ちょっと寄ってみませんか?」







アンチョビ「うおっ! 入口からいきなりスターゲートが!?」

カルパッチョ「この錆加工したオブジェもいいですね。校舎の古びた雰囲気と調和してて」

ペパロニ「旧上岡小より小さいけど、ここもなかなかいい味だしてるっすね」



カルパッチョ「ここの展示は東京藝大やタイ、シンガポールの美大メンバーによる「藝大子アートプロジェクト」の作品を展示してるみたいですね」

ペパロニ「玄関の屋根にできてた燕の巣も本物かと思ったらアート作品だったし、どこに何が仕込んであるか油断できないっすね」

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アンチョビ「この動物像はどんなコンセプトなんだ? なんか素材がよくわからないが……」

カルパッチョ「ドゥーチェ……これはモチーフとなった動物の糞を大子町産の漆で固めた素材で造ったものだそうです……」

ペパロニ「何か独特の香りが漂ってますけど、これって漆の匂いなんすよね……」

アンチョビ「そ、そういうことにしておけ!」

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アンチョビ「あれが燕の巣アートか……本物にしか見えないな」

ペパロニ「校舎にくっついてるアルミのオブジェ、あれもアートみたいっすけどなんなんですかね?」

カルパッチョ「あれはキツツキが開けた巣穴の後をアルミで可視化したものだそうですよ」

アンチョビ「自然と建築物とアートの融合か。こういうのも面白いな!」

■カルパッチョ「もう16時半ですね。そろそろ大洗へ向かいますか?」

アンチョビ「もう少し廻ってみたかったが、あと一ヶ月以上開催してるから、他の所の展示は次の機会の楽しみにとっておくか」

ペパロニ「了解っす! また峠道攻めまくっていくっすよ!」

大子町でアートにたっぷり浸ったFamiglia di porco、次なる目的地はいよいよ大洗! 大子町からは走行距離にして60数㎞に及ぶロングランだが、はたして「ぎらばり」での食事にありつけるのか? その結末は「アンチョビあたためますか」外伝その2にて!