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IKEA古民家イベント

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    11月6~9日に、上野桜木町の古民家・市田邸でおこなわれた、IKEA新三郷オープン記念イベントと、その後に歩いた不忍池界隈の写真です。 イベントは和の家にどうIKEAの北欧デザイン家具を組み合わせるのかを見せてくれた、なかなか面白いイベントでした。

『けいおん!』聖地巡り・その1 豊郷への道のり

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 まずは校舎のモデルになった豊郷小学校・旧校舎のある滋賀県豊郷町へ向かう道すがらの色々をば。

『けいおん!』聖地巡り・その2 豊郷小学校・旧校舎

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 続いてはアニメの再現度がよくわかる実際の豊郷小学校・旧校舎を。

『けいおん!』聖地巡り・その3 けいおん!inリアル

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 こちらは旧校舎に開設された観光案内所を彩るファンの持ち寄ったグッズや「トンちゃんパン」「巡礼記念キーホルダー」などの記念グッズ、せっかくなのでドールを持ち込んで撮ってみた写真など色々ですw

『けいおん!』聖地巡り・その4 京都市内あちこち

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    9/2~3にかけて滋賀・京都の『けいおん!』にちなんだ場所を巡った旅の記録です。こちらは9/3に京都市内のあちこちを見て回った時の写真で、『けいおん!』だけでなく『四畳半神話体系』『ネイチャージモン』も混じったりしてますw

らきすたの街・鷲宮 20081109

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    ロングドライブの練習がてら、地元より来るまで40分ほどの埼玉県・鷲宮町に行ってきました。そこで撮った写真を色々と。

日記・コラム・つぶやき

2024.11.09

船橋ソースラーメン巡り・第4回『拉麺 阿修羅』

■先週より始まった在宅ワークで、明日はほぼ一日自宅拘束…なので今日のうちに出かけておこうと、四度目の「船橋ソースラーメン」実食ドライブに。今回は拉麺 阿修羅」 さんへ(千葉県船橋市湊町2丁目7ー3)

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荒々しいお店の名前なのでワイルド系町中華かなと思っていたら、綺麗で端正な店構え。券売機もSuicaなど一部電子マネー対応なのも助かります。券売機に「船橋ソースラーメン」(1000円)がちゃんとあったので、券を購入していざ店内へ。

■注文してから数分ほどで阿修羅さんの船橋ソースラーメンが完成。

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すっきりとした盛りにたっぷりとかかったスパイス。そしてバターが落としてあるのが他のお店とは違う感じ。
スパイスを前面に押し出したスープかなと思いきや、これまで食べた中では一番ストレートに「ソースだ!」と感じられるようなスッキリしつつもシャキッとした味わい。出汁のしっかり効いたソーススープと麺や炙りチャーシュー&味玉など具との相性も絶妙で、ハシがスイスイ進む美味しさ。
半分ほど食べたところで「この味ならフライドガーリックと相性良いのでは?」と、後からオーダーできるメニュー(トッピング各種・ライス・替え玉などが現金払いで追加可能)から100円でフライドガーリックを追加。思った通りガーリーな味わいも加わって一気に食べ進んで完食。満足度の高い一杯でした。

■前回食べた『中華料理 大輦』さんのソースラーメンが昭和の町中華的だとしたら、今回の阿修羅さんのソースラーメンは平成~令和の王道系とでも言うべき一杯。ソースラーメンと聞いて誰もが思い浮かべるものに一番近いかなと思いました。船橋ソースラーメン未経験の人は、まずはここから初めて見るのが良いかなと。

何だかんだで検索などで出てくる船橋ソースラーメンが食べられるお店も残り一軒…ここまで来たら全店制覇したいですね(^_^;)

2024.10.30

船橋ソースラーメン巡り・第3回『中華料理 大輦』

■夕方に自宅で原稿を一本仕上げて、この後の予定は特に無し。
「攻めるか…次の船橋ソースラーメン!」
ということで、月曜日に早めに寝てしまってリアタイで聴けなかった「深夜の馬鹿力」の録音をBGMに、愛車で一路船橋へ。今回は船橋市の老舗中華料理店『中華料理 大輦』(千葉県船橋市本町4-20-17)さんへ。

■お店は狭い路地に入ったところにあり、幸い近くのコインパーキングが空いていたので、そこに車を止めていざお店へ。いかにも町中華といった感じの店構えで期待が高まる。

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カウンター席に座ると、隣のおじさんがすでに船橋ソースラーメンを食べていて、自分の次に入ってきたお客さんもソースラーメンをオーダー。これまで食べたお店と違い、ここではすっかり定番メニューとして定着しているっぽい。

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一品料理も充実していて、青唐辛子の塩味青椒肉絲やまぐろのヅケとか気になるメニューに浮気しそうに(^_^;) そして船橋ソースラーメンには川崎タンタン麺仕立ての辛たまごソースラーメンというバリエーションも?

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迷いながらも初志貫徹で船橋ソースラーメン+定番トッピングのハムカツで。炒めた野菜にたっぷりの青のり&紅ショウガが乗っかっていて、香りは完全にソース焼きそば! スープはまろやかでコクがあり、これまでで一番ソース感がある味わい。ベースのラーメンスープのコクとソースの重なり具合が絶妙なので違和感のない美味しさ。麺は中太ストレートでどことなく焼きそば感があるのもいい感じ。
食べ進めていくうちにハムカツの衣がいい具合にスープのコクとなり、さらに無料でカレー粉を加えての味変できて、お家カレー的な美味しさへと変化していくのも面白かったですわ。

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もう少し食べられるかなと、店頭のメニューで気になっていた背脂チャーハンをハーフで。しっとり系の町中華チャーハンにふわふわの背脂が加わってあまりクドくない絶妙の味わいに。どちらも美味しくしっかり完食させていただきました!

■12年前に立ち上げられた「船橋ソースラーメンプロジェクト」 の記事によれば、ソース味のスープという縛り以外は参加店の創意工夫ということで、店によってかなり違う様子。その中でも『中華料理 大輦』のソースラーメンは戦後に生まれたオリジンの雰囲気に近いということ。お店もJR・京成電鉄の船橋駅から徒歩数分と近いので、興味のある方や『ウマ娘』のフリオーソのゲーム内イベントを見て「食べてみたい」と思った人には、入門編として一番オススメの一杯かもです。

■以上、ネタは早めにアップしようと船橋からの帰り道にある東北道下り・蓮田サービスエリアにて更新(^_^;)

2024.10.29

船橋ソースラーメンを再び!&御瀧不動尊金蔵寺詣り

■衆議院選挙は期日前に済ませたし、天気予報では雨とのことだったので、日曜日は家でゆっくり…と思ったら、天気が崩れることなく晴れ間も見えてる! せっかく朝に目覚めてしまったのでダラダラするのももったいないという事で、ちょっとドライブに出ることに。
目的地は船橋方面…先日初めて食べてみた「船橋ソースラーメン」、美味しいけどかなり個性的な味だったので、一度食べたら十分かなと思っていたのだけど、はたしてあの一杯がスタンダードなソースラーメンなんだろうか? と気になってしまい、別のお店のソースラーメンも試してみようかと。ひょっとしてハマっていないか?

■船橋ソースラーメンを出しているお店は数軒で、休日だとお昼に終わってしまう店もほとんど。そんな中、休憩を挟んで一日営業している習志野市の「麺処ゆきちを見つけて、そこに向かうことに。

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お店は新京成電鉄・習志野駅のすぐ隣。様々なこだわりラーメンが揃っている中に「船橋ソースラーメン」がちゃんとあったのでオーダー。

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野菜がワイルド系だった麺屋あらき竈の番人版と違い、スマートな仕上がり。見た限りではソースラーメンという感じはしなかったけど、スープを飲んでみると甘みほんのりのスパイシーな辛味で、間違い無くソースっぽい味わい。口当たりはスッキリしてるけど、中太麺にマッチするパンチのある味で、色々なスパイスが効いているのかだんだん汗が(^_^;) 味変用の専用スパイスも一緒に出されるので、それも加えてスパイスの旨味を堪能して完食。

とりあえず二杯の船橋ソースラーメンを食べて思ったけど、どちらかというとソースラーメンというよりは「スパイスラーメン」と名付けた方がピッタリな感じの複雑な旨味が特徴なのではと。名前ゆえに普通のラーメンに市販のソースを入れたようなゲテモノ感を想像してしまうのが、ご当地ラーメンとしての普及を阻んでいるのかなと。スパイス料理が好きな人ならきっと刺さるラーメンだと思います。

ただ同じ「船橋ソースラーメン」でもこうも違うと、他のお店のソースラーメンもまた違うのではないかと…出しているお店も少ないので、こうなったら全店制覇にチャレンジして食レポしてみようかなと。

■せっかく船橋まで来たので、どこかで写真練習できる場所はないかと検索して良さげだった御瀧不動尊金蔵寺 https://otakifudouson.net/ へ。

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近づいても逃げなかったネコチャン!

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風格ある御堂・灯籠・地蔵・仏像が境内のあちこちにあって、見て回るだけでも敬虔な心持ちに。

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経年変化で顔が崩れてしまったお大師様…何となく無明の神といった雰囲気。

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かなり大きな馬頭観音像。戦時中に銃弾に倒れたり、引き上げ時に連れて帰れず銃殺された軍馬たちを弔うために、当時軍医として従軍された歯科医・紅谷進一氏が建立されたものとのこと。

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ダンジョン入口のような暗い階段を降りていくと湧き水があふれる行者滝が。

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端正な六角堂が建つ弁天池も詫びた風情が良い感じでした。

2024.10.28

週末に豪徳寺詣り&下北沢へ

■予定がぽっかり空いたので、以前から行ってみたかった世田谷区・豪徳寺の旧尾崎テオドラ邸へ行ってみることに。

山下和美先生の『世田谷イチ古い洋館の家主になる』(AA) で描かれ、ニュースなどでも話題になった旧尾崎邸。「憲政の神様」と呼ばれた尾崎行雄の邸宅と伝えられ、後の調査で彼の妻である尾崎テオドラ英子の邸宅と判明した洋館は、2020年に予定されていた解体を免れ、クラウドファンディングなどを経て修繕。ギャラリー・喫茶室・レンタルスペースとしてこれから百年策も愛され続ける洋館として保存事業が続いている建物です。

微力ながらもクラウドファンディングに参加させてもらったのと、古い建物が好きなのでいつか見に行けたらと思っていたので、この際思い切って訪ねてみました。

■豪徳寺には夕方に到着。住宅街に突然現れる水色のレトロな洋館は、実際に目にするとかなりの美しさとインパクトでした。

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■ちょうど藤田和日郎先生の『黒博物館』シリーズ展が開催されていて、運良く当日券があったので建物内の見学がてら観覧させていただくことに。

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建物内も静謐な空気漂う空間で、そのまま浸っていたくなる感じです。いつか喫茶室でゆっくりしてみたいところです。

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『黒博物館』展は迫力の生原画にアイデアノートの実物を読めて、藤田先生の執筆への熱意が直に感じられるのが最高過ぎ。

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そして会場内に飾られたキャラクターポップの裏側には、藤田先生直筆の落書きメッセージも。そして各所の注意書きなども本編のコマをあしらったネタコラ風味で楽しさあふれる展示となってました。ファンは勿論マンガ好きなら足を運ぶ価値アリです。

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ここでしか買えないグッズもあるので色々購入。あと藤田先生サイン入り複製カラー原画も予約注文……大サイズは6万円台とちょっと手がでないので、5000円の小サイズのものを(^_^;)

■豪徳寺の閉門時間まで少し時間があったので、ちょっと足を伸ばして参拝することに。

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静かで見所満載でいい寺院でした。

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招き猫こと招福猫児を祀っているところがあるとは聞いていたけど、それが豪徳寺とは知らず、所狭しと並んだ招き猫に圧倒されながらも参拝。どうか幸運・金運・仕事運に巡られますように…。境内には他にも招き猫が居るスポットなどもあるようなので、今度はもっと時間に余裕がある時に参拝したいですわ。

■小田急線で新宿へと戻る途中に下北沢があるので、久しぶりに「マジックスパイス」のスープカレーを食べようと途中下車。再開発でかなり街の様相は変わっていたけど、マジックスパイスのあたりは昔のまま……。

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こんな派手な外観だったろうが(^_^;) 運良く待たずに席に着けたので、チキンスープカレーをいただく。久々だけど変わらぬ美味しさ。

■せっかく下北沢に来たので『ぼっち・ざ・ろっく!』の聖地巡礼も。下北沢STARRYのモデルになっているライブハウス「下北沢SHELTER」は狭い路地沿いにあって、確かに色々注意されているように写真撮影は周囲に迷惑になりそうなのでパス。まあ階段に座り込んでひたすらスマホいじってる男がいたせいでもありますが。

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ライブハウスから駅に向かうと、すぐにぼっちと虹夏が立ち話をしていた自動販売機が。

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結束バンドの面々がアーティスト写真を撮った壁画も見たいので検索して現地へ。無くなるかもみたいな話を聞いていたけど、確かに周囲が再開発の真っ只中にある古い建物の壁なので、老朽化などでいつ取り壊されてもおかしくはないなと。興味のある人は早めに現地へ行った方が良いかもですね。

2024.10.27

ウマ娘×北総鉄道コラボに行ってきました

■コミックマーケット104の告知以来、妙に忙しかったもので更新がストップして申し訳ありませんでした。二日間連続サークル参加のおかげで、いつもより多くの方に本を手に取っていただき、おかげさまで新刊も手元に在庫が数冊しか残らないレベルで捌けてくれました。お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました。

同人誌の委託・通販ですが、これまでのCOMIC ZINに加えてメロンブックスと神保町・書泉グランデでも取り扱っていただくこととなりました。

COMIC ZIN

メロンブックス

書泉グランデでは地下1階奥の競馬コーナーにて販売しておりますので、神保町にお立ち寄りの際にはぜひ!

■あとコミケ後にはSPICEでのライブ&イベント取材が多かったため、そちらに時間をとられていたのもありました。以下のような記事を書かせていただきましたので、よろしければ読んでやってください。

天候の不安も吹き飛ばし、みんながひとつになって盛り上がった今年のアニサマDAY1!『Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-』DAY1レポート

注目の国内新作に海外・インディーズ勢&ゲーミングギアの数々も! 過去最大規模での開催となる『東京ゲームショウ2024』レポート


トロワアンジュ&新ユニット・アルシュシュの競演!『Re:ステージ!ジョイントLIVE!!-Memoire-』第1部レポート

Apex Legendsで1vs1、タイマン勝負ついに決着!『TAIMAN+ 2024 頂天』レポート

ウマ娘たちがファンと絆を繋ぐお祭りは関東でも大盛り上がり! 『ウマ娘 プリティーダービー Twinkle Circle! in MAKUHARI』DAY2・2部レポート

駆け抜けたポピパの10年は、さらにその先へ!Poppin'Party LIVE 2024「Poppin'Canvas ~芸術の秋、音楽の秋!~」レポート

■そんな忙しい日々を何とか乗り越えてヒマができたので、現在千葉県白井市で開催中の『ウマ娘』×北総鉄道コラボ(リリースPDF)を見に行こうと車で千葉県へ。せっかく成田方面に行くのならと、まず最初に向かったのは成田市の千明牧場三里塚分場。ここにはミスターシービーのお墓があり、いつでも見学可能となっていたので、手を合わせておこうと。

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人はいないけど、古い木造厩舎のあるきれいに整備された牧場の隅に、馬頭観音碑と共にミスターシービーのお墓が。墓標の文字はもう読めないほど薄れてしまっているので、事前に調べていないとミスターシービーのお墓とはわからない状態。でも、美しい牧場全体を見渡せる場所に母・シービークインと共に眠っていることから、この三里塚分場そのものがシービーのお墓という見方も納得できるなと。
この日は天候が不安定でしたが、墓参のタイミングで運良く快晴となったので、手を合わせて拝ませていただき、続いては白井市へ。

■目的地は駅全体がウマ娘モードで装飾されている北総鉄道・西白井駅ですが、まずはその手前にある白井市役所へ。

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ちょっと情けない千葉県警と『サラリーマン金太郎』コラボポスターを見つつ市役所内へ。

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白井市だから白いアイツということか、こちらではゴールドシップと地元ゆるキャラ・なし坊がコラボ。1階休憩室にはゴルシとなし坊の等身大ポップが。

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3階・秘書課に行くとコラボ缶バッジ&アクリルキーホルダーが買えます。合わせて800円で購入制限1限と値段も手頃でいい感じ。

あと白井市内のいくつかの店舗で、1000円分の買い物や食事をするとウマ娘トレカがもらえるというキャンペーンも。カードはブラインドパッケージで20種類&1会計1枚のみ(2000円買い物しても2枚にはならない)なので、無理にコンプリートとか狙わずお土産のつもりで集めるのが良いかと。自分は昼メシがまだだったので、キャンペーン参加店の「中華 七福」さんへ。

 

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腹が減っていたので写真撮る前に食べてしまったけど、フワフワ熱々に揚げられた油淋鶏が絶品でした。いただいたカードはマンハッタンカフェ!

■いよいよ今回の目的地・西白井駅へ。

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近くのコインパーキングに車を止めて、橋を渡った中央にある駅舎へ。

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駅看板からウマ娘仕様。キャラセレクトがセイウンスカイ&ニシノフラワーというわかってるセレクト。

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残念ながら西白井駅販売分のコラボグッズは完売とのこと。入手するなら他の駅や鉄道系イベントなどでの販売にてとのこと。

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写真撮影・見学で構内に入るには、交通系ICカードではなく現金190円で入場券購入が必要とのこと。改札からもうウマ娘モードでいい感じです。

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北総鉄道コラボのメインはサクラバクシンオー・サクラチヨノオー・サクラローレルのビクトリー倶楽部の面々ということで、改札入ってすぐの所に等身大ポップでお出迎え。

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競馬学校の地元という事で、構内には競馬関係の展示も。競馬業界のリクルートイベントのポスターのキャラが、やたら可愛かったので一枚。これもある意味ウマ娘か?

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ホームへの階段もウマ娘モードに。しかしスペシャルウィーク・マルゼンスキー・セイウンスカイ・ニシノフラワー・ヤマニンゼファーというセレクトは何の繋がりなんだろうか……有識者の考察求む(^_^;)

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ホームでは壁や駅看板を飾るビクトリー倶楽部や、休憩室を彩るウマ娘の面々など見所が色々。見て回るだけでも楽しいので、地元の利用客の方々や電車に迷惑を掛けないよう気をつけながらの見学を!

■さて、夕方なのでそろそろ帰途に…と思ったところで、白井市から船橋まで割と近かったので、ゲーム中でフリオーソが勧めているご当地ラーメン「船橋ソースラーメン」を試してみることに。やっているお店が数軒で、鉄道の駅からは離れているところが多くて、なかなか食べるチャンスがなかったので。

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検索して一番近くだった「麺屋あらき竈の番人 外伝」さんへ向かい、初めての船橋ソースラーメンを実食。辛味があってスパイシーなスープは個性的かつスパイスカレー的な味わいもあって美味し。風邪気味の時とかに食べたら活力が湧いてくるような一杯でした。ただラーメンとしてはかなり個性的なので、他のスタンダードなラーメンが一緒にある店とかだと、あえてソースラーメンでという人は少ないだろうかなとも思ったり。ただ、また機会があれば食べてみたいと思うくらい、中毒性のあるラーメンだなと思いましたわ。
残念ながら、今回ソースラーメンを食べた「麺屋あらき竈の番人 外伝」さんは今月いっぱいで船橋駅近辺へ移転し、それに伴ってメニューを整理するために船橋ソースラーメンはいったんおしまいとのこと。復活の可能性もあるらしいので、その時はまた食べたいですね。それまでは、他のお店の船橋ソースラーメンも試してみたいところです。

2024.07.23

コミックマーケット104参加します

■仕事がヒマだからブログは頻繁に更新しようとか言っていたら、2年ぶりにモノ・マガジンでの仕事が再開できたり、『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』を何度も見るのに忙しかったりで、ブログの方が滞っていました。『新時代の扉』は色々語りたいことの多い映画だったので、いずれ機を見てテキストを上げたいなと。ブルーレイの前に配信があると良いのですが。

■そんなことと平行しながら8月11~12日開催のコミックマーケット104の新刊の作業も進めており、先週末に無事に脱稿したので今回告知させていただきます。

コミックマーケット104
8月11日(日) 東7d-25a(ウマ娘)
8月12日(月)東3イ-27b(評論)
「私立歯車高校」

Umamusume1001s
新刊
Turf of Dreams! 10
ROCKHAND-STAR is UNBREAKABLE


B5・24ページ・頒布価格 400円

今回はVOL.4以来となる久々の『ウマ娘』ノベル本です。今回も表紙と挿絵はとんぷうさんに描いていただきました。毎回素敵なイラストありがとうございます。
イラストの通り、ストーリーのメインに関わるのはトランセンドですが、主人公はもう一人のウマ娘……トランセンドのストーリーで描かれた、府中・東京競馬場での開催となったマイルチャンピオンシップ南部杯で共に走ったはずの岩手の地方ウマ娘・ロックハンドスターです。
『ウマ娘』にハマって、色々な競馬関係の本などを見ているうちに、その辿った軌跡を知って衝撃を受けた競走馬・ロックハンドスター(詳しくは電子書籍で配信中の『新・優駿たちの蹄跡 絆編』(AA)を読んでいただければ)。トランセンドのシナリオでは描かれることがなかった(というよりウマ娘・トランセンドの中に組み込まれた)その存在が、もし『ウマ娘』の世界に受け継がれていたら…そんな思いで書いたサイドストーリーとなっています。もしよろしければ、当日は手に取って彼女とトランセンドの物語を読んでいただければと思います。

■書店委託・通販はCOMIC ZINで予定しておりますので、コミケにこられない方はぜひそちらを御利用下さい。バックナンバーも揃っていますので、一緒に買って戴けると大変うれしいです。

■それでは例年以上の猛暑や新型コロナ再拡大などもありますので、コミケに来られる方はぜひ体調管理にお気を付け下さい。会場で本を見てもらえるのを楽しみにしております。

2024.05.02

今度は車で「小湊鐵道×ウマ娘スタンプラリー」に再チャレンジ!

■ゴールデンウィークの谷間の平日で連休進行の仕事も片付き、5月2日は完全フリーに。天気も回復するようだし、連休後半戦に入る前にどこかに出かけようかと考え……先日チャレンジしてきた「小湊鐵道×ウマ娘スタンプラリー」に再挑戦することに(前回はこちら)
小湊鐵道での旅は前回堪能したので、今回は前回行けなかった養老渓谷・粟又の滝や、今回のスタンプラリーの元になっているアニメ第3期・第9話でのキタサンブラック&サトノダイヤモンドの旅の終着点だった太東埼灯台に行くために車で行くことに。

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クリアファイルを遠方のウマ娘仲間へのお土産にするため、前回同様午前9時に五井駅前のこみなと待合室でスタンプラリー台紙を2枚購入。グッズの方はトレーディングバッジは完売、アクリルスタンドはサトノダイヤモンドのみとかなり売り切れてるようでした。

■前回同様に最初のチェックポイントの馬立に寄ってスタンプを。その後、この日は営業していた里山カフェFLIP FLAPさんでソフトクリームをと思ったのですがメニューに無い?

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手作りおにぎりと地元野菜のサラダのモーニングを美味しくいただき、そのついでに聞いてみると、アニメでキタちゃんたちが行ったのは少し離れたところにある「里山ファーム農産物直売所」とのこと。

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上から里山ファーム農産物直売所/里山カフェFLIP FLAP

アニメ9話を見返してもらうとわかりますが、建物自体が似ているのとカフェっぽい雰囲気にアレンジされてるせいで間違える人が多いらしいです(俺も含めて)。ジェラートはどちらでも同じものが食べられますし、里山カフェFLIP FLAPさんでは美味しい食事も楽しめますので、どちらも行く価値アリです。

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里山ファーム直売所さんでは、ウマ娘関連のディスプレイが飾られ。コーンのジェラート&ソフトクリームとキタサトを撮影できるブースも。今回はソフトクリームをいただきましたが、濃厚で美味しかったです!

■馬立駅から上総牛久駅・養老渓谷駅に立ち寄りスタンプを押してから、前回行けなかった粟又の滝へ。

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昨日の雨のせいか水量が多く、一部の通路がプチ水没状態に(^_^;) キタちゃん達が記念撮影をしたスポットに行くにはそこを通るしかないので、5月3日以降もそんな状況なら防水性の高いブーツを履いていくか、裸足で渡るようにしましょう。水は綺麗で気持ちいいので特に問題はありません。

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キタちゃんたちが滝と一緒に記念撮影したとおぼしき場所はすぐわかりますが、足場になっている岩(おそらく写真右下の平たい岩)はけっこう離れているので水量が少ない時でないと渡れそうにはありませんので気をつけましょう。キタちゃん達はウマ娘の脚力で跳んでいったんですかね。

■粟又の滝の周辺には日帰り温泉の施設もいくつかあるので、ここでひとっ風呂浴びて疲れを取るというのも乙なもの。そしてせっかく車でここまで来たし時間もあるので、いすみ市の太東埼灯台を目指すことに。

海辺の灯台をイメージしていたのですが、実際に行って見ると狭くて曲がりくねった道を上がって向かう断崖の上にあるので、車やバイクじゃないと行くのはかなり厳しいです。ましてやスタンプラリーのついでとなると、こみなと待合所に戻ってクリアファイルをもらうのが不可能になる危険性も。

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でもキタちゃんが「すごい…地球が丸見え」とつぶやいた水平線の絶景が楽しめますので、ぜひ機会があれば行ってみてください。なおこの時期は日没が18時近くになるので、残念ながらアニメのように夕焼けに染まる灯台と海は見られませんでした。

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ちなみに太東埼灯台は恋人同士のスポットらしくこんな撮影フレームも……ここにダイヤちゃんを連れてきたのは偶然なんですかねキタちゃん(^_^;)

■17時頃に太東埼灯台を後にしましたが、一般道を使って房総半島を横断して市原市まで行かなければならないため、こみなと待合所に着いたのが18時半過ぎとけっこうギリギリに。何とかクリアファイルもゲットして、二度目のスタンプラリーも無事終えられました。

連休前の予報では天気に恵まれないゴールデンウィークになると言われてましたが、幸いにも5月3~5日は晴天に恵まれる様子。このラスト3日でスタンプラリーに挑戦する人は、ぜひ楽しんできてください!

 

2024.04.24

「『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』×小湊鐵道コラボキャンペーン」スタンプラリー攻略心得(追記あり)

■ゴールデンウィーク前の〆切ラッシュに間が空いたので、この機会にと千葉県市原市の小湊鐵道で開催中の「TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』×小湊鐵道コラボキャンペーン」スタンプラリーに参加してきました。テレビアニメ第9話でキタサンブラックとサトノダイヤモンドが過ごした休日をまったり追体験できて面白かった反面、なかなか時間の使い方の難易度が高いスタンプラリーでもありました。
残念ながら今年のゴールデンウィークは天気の優れない日が続きそうですが、これから参加する人の参考になればということで、参加体験記を書かせていただきます。

■小山から早朝に車で移動して千葉県市原市・五井駅へ8時半に到着。周囲には駐車場も多く、どこも24時間最大料金500~700円といったところなので、価格的にもリーズナブルかと。

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まずは東口駅前の「こみなと待合室」でスタンプラリー台紙と一日乗車券を購入しなくてはならないのですが、開店するのが9時。ここで運良く1~2番目くらいに購入できれば、9時6分発の便に乗って最速スタートが可能です。もし逃した場合は平日なら10時10分発の各駅停車、休祝日なら9時37分発の観光急行(指定席券のネット予約が必要。空きがあれば当日購入も可能)か、10時1分発・上総牛久行きor11時17分発の終点までの各駅でのスタートとなるので、焦らなくても良いかも知れません。

●小湊鐵道時刻表

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ジビエドッグやカレーライスなど美味しいフードも揃っているので、ひと休みしながらスタンプラリーの準備を整えるには最適なスポットです
ただ、できるだけ早めのスタートに越したことはないので、休祝日にチャレンジする人は観光急行を予約した方が良いかなと。


■自分は運良く9時6分の電車でスタート。

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馬立・上総牛久・養老渓谷と近い順から巡っていきましたが……聖地巡礼も全部したいのならまずは一気に終点手前の養老渓谷まで行ってしまいましょう。小湊鐵道の運行ペースはほぼ1時間に1本なので、スタンプを押すために駅で降りたら観光するしかないのですが、養老渓谷駅から粟又の滝まではバスかタクシーを呼ぶしかなく、バスの場合は15時台が最終便。徒歩で行くには片道1時間半前後かかりますし、グーグルマップなどが案内するルートによっては昨年秋の豪雨災害のために道が寸断されているところもあります。

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自分は14時頃に養老渓谷駅に着きましたが、バスが15時10分の最終便まで待つしかなく、里山巡りも兼ねて歩くかと上記のように歩いたものの30分ほどで白鳥橋が通行止めで引き返すハメになり、粟又の滝は諦めることに。今回の聖地巡礼は養老渓谷・粟又の滝が一番難易度が高いと思うので、一番にクリアしてしまいましょう。
●養老渓谷駅バス時刻表(粟又の滝へは粟又行きを利用)
https://www.kominato-bus.com/route/timetable/current/01110_01.html


上総牛久駅で運良く茂原駅行きのバスに乗れれば、15分ほどでキタちゃんダイヤちゃんが参拝した笠森観音へ向かえます。境内までの階段&高い位置に作られた本堂とけっこう足に来ますが、絶景が堪能できるのでここはぜひとも訪れてほしいです。

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じっくり回っても30分ほどで終わるので、駅に戻るバスの時刻をチェックしてから参拝するのがオススメです。しかし大樹のうろにくぱぁと開いた穴の向こうに観音様が見える「子授観音」……つくづく日本人はこういう見立てが好きだなあと(^_^;)


●上総牛久駅バス時刻表(笠森観音へは茂原駅南口行きを利用)
https://www.kominato-bus.com/route/timetable/current/00703_01.html

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あと駅前の文具店にはウマ娘のディスプレイやメッセージノートもあるので、バスや列車の待ち時間の間に立ち寄るにはピッタリかと。

■そして五井駅からスタートして最初のチェックポイントになる馬立

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地元の人達の暮らしの場といった感じのところで、観光スポットは有形文化財の駅舎と周辺の田園風景といったところでしょうか。

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そしてキタちゃん達がソフトクリームを食べた里山カフェFLIP FLAP※これが間違いだったことが判明……ちゃんと台紙に書いてありましたが、実際にアニメに登場したのは近くにある「里山ファーム農産物直売所」でした。詳しくは二度目のチャレンジをしたこちらのエントリーにて。

駅から徒歩で15分ほどなので、下車してスタンプを押して、次の電車を待つ間に訪れるには最適のロケーションですね。ただし営業は火曜~日曜なのでご注意を。自分は火曜日に行ったためソフトクリームは食べられず(^_^;)
養老渓谷や上総牛久と違ってバスの時間などに左右されず、時間の融通も利きやすいので、馬立で最後のスタンプを押してソフトクリームを食べてから五井に戻るというのが一番効率がいいかと思います。

■自分が4月23日にチャレンジした際のタイムスケジュールは以下の通りです。

9時6分 五井から出発
9時29分 馬立下車。周辺を散策。
10時32分 馬立から出発
10時38分 上総牛久下車。
10時45分 上総牛久からバスで笠森観音へ。
11時 笠森観音参拝
11時58分 笠森観音からバスで上総上野駅へ。

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12時57分 駅前の木村家さんで昼食後、養老渓谷へ。
13時41分 養老渓谷下車。15時10分までバスが無いとわかり、徒歩で粟又の滝を目指すも道が寸断されていて断念。
15時20分 駅の足湯でひと休みしてから養老渓谷駅から出発。
16時33分 五井駅到着。こみなと待合室でスタンプを押してクリアファイルと引き換えてスタンプラリーをクリア。

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養老渓谷駅前にタクシーなどが見当たらなかったので徒歩という選択をしましたが、小湊鐵道のタクシーが呼べたかもしれないので多少お金は掛かりますがそちらを選択すべきだったかなと(^_^;) タクシー代も事前に予算に組み込んで、上総牛久と養老渓谷ではバスの時刻と相談しながらタクシーも積極的に使った方が良いかと思います。

■第9話の聖地巡礼をするなら、最後にキタちゃん達が訪れた太東埼灯台もと思わなくもないですが、小湊鐵道からいすみ鉄道へと乗継いで1時間&JR大原駅→長者町駅→タクシーで20分かかるので、スタンプラリーのついでにというのは難しそう。

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あとキタちゃん達が乗った小湊鐵道のトロッコ列車&いすみ鉄道のランタン車輌も現在運休しているので、そこまで無理をしなくてもというところでしょうかね。

残念ながら連休中は雨に見舞われることが多そうですが、小湊鐵道で巡る里山の風景は雨ならではの風情もあるので、雨対策をとった上で巡るのもまた乙かも。人の気配もほとんど無く、水のせせらぎ・鳥のさえずり・時折聞こえる蛙の鳴き声に包まれながら里山を歩くのは、本当に癒しの時間でしたので。

今回のブログが、キタちゃんとダイヤちゃん達が過ごした時間を体感できる今回のスタンプラリーにチャレンジしようというウマ娘ファンの助けとなれば幸いです。

 

2024.04.20

SONY α7CⅡ&FE 24-50mm F2.8 Gでカメラ環境アップデート

■冬のワンフェスにて撮影取材の仕事を請け負ったのですが、限られた時間内で大量の撮影を重ねたため、カメラ&レンズの重みによる疲労の蓄積&長年使い込んだズームレンズの動きの緩みなどでピントが決まらず、余計な時間が掛かってしまうことに。
これはそろそろ撮影機材のアップデートが必要だなと痛感し、ホビー系イベント取材を念頭に新たなカメラとレンズを導入しました。

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カメラはコンパクトフルサイズのSONY α7CⅡに。そしてレンズは昨日発売されたばかりのFE 24-50mm F2.8 Gを追加。どちらも安定の金利0%長期ローンでございます(^_^;)。α7CⅡは先週届いたので、単焦点のFE 55mm F1.8 ZAで撮影練習。そして昨日は新レンズを試すべく、浅草方面と秋葉原ヨドバシにて風景スナップ&フィギュア撮影をしてきました。

■今回のレンズは最大倍率50㎜と寄りがいささか足りない感じですが、やはりズームだけあってレイアウトの自由度がグンと上がるのは助かります。あと初めてのGレンズですがやはり画質が凄く良い。

 

広角24㎜で撮ったかっぱ橋交差点の写真から、ビル屋上のオブジェを原寸にて切り取ってみました。

 

離れていても塗装のひび割れなどまでしっかり捉える解像度の高さには驚かされます。

■陽が落ちるまで浅草で撮影した後は、つくばエクスプレスでアキバヨドバシへ向かってワンフェス取材を想定したフィギュア撮影へ。

 

 

F8.0/ISO上限800というレギュレーションでの撮影で、露出はうっかりしていて±0のままですが、F2.8通しの明るいレンズのおかげでシャッタースピードも落ちずにブレなく撮影完了。これならワンフェス企業ブースの展示撮影もフラッシュ無しでいけそうな感じですね。
あとAF性能も上がっているおかげで、出来の良いフィギュアならαシリーズの瞳AFが働いて、顔のディテールをきっちり捉えた写真が取れるのもありがたい。
かつてモデルグラフィックスで連載していた「超実践模型写真塾」という記事をフィギュア写真撮影の参考にしていて、そこで学んだ「ピントゾーンはセンター固定」「ピントを合わせてからレイアウトを決める」を頑なに守っていたのですが、この記事が連載されていたのも10年以上前。カメラの性能も上がってますから、ちゃんと技術をアップデートさせないとダメですね(^_^;)

 

 

こちらはF8.0・標準50㎜で撮影したフィギュア写真の原寸切り抜き。こちらもカッチリしたディテール感が出ていて良い感じです。

■これでワンフェスなどの撮影でもテンポ良く失敗少なく撮れそうで一安心。後は今度の夏ワンフェスでも撮影取材のオファーがあるかどうかですが……せっかく投資したのであるといいなあ(^_^;)

■α7Ⅲからα7CⅡになって気になった点もいくつか。絵作りのセッティングが変えられる「クリエイティブルック」機能が付いているのだけど、設定メニューだと「ST」「VV」「PT」など略称しか表示されず、ヘルプを呼び出さないとどんなセッティングなのかわからないのは難点でしたね。

あとα7Ⅲにあった色々なシチュエーション別のオート撮影が無くなっていたのも残念。手慣れれば不要ではあるのだけど、割と使う機会も多かったので。

2024.04.07

「大吉原展」に感じた違和感…本当に吉原は「流行発信の最先端」なのか?

■現在上野の東京芸術大学美術館で開催中の「大吉原展」を見に行ってきました。吉原といえば、時代劇などでもおなじみ江戸時代の一大遊郭。浮世絵・錦絵・美人画の題材として知られる一方、前借金に縛られた女性達が性的搾取をされ続けてきた負の面を抱えた存在でもある。
 この展覧会が発表された当初は「江戸時代の文化/アートの発信基地だった」という面のみを前面に押し出したプロモーションが行われ、負の面を無視しているのではとの批判が寄せられることに。その批判を受けて、今年の2月には以下のような声明が出され、開催されてからは以下の文言が前文として掲げられた。

「遊廓は人権侵害・女性虐待にほかならず、現在では許されない、二度とこの世に出現してはならない制度です。本展に吉原の制度を容認する意図はありません」

 これによって、展示内容にはどのように変化したのだろうか? それが気になったので、4月5日に鑑賞してきました。結論から言うと吉原の陰陽それぞれの面をきちんと触れた展示ではありましたが、「江戸時代における吉原は、文芸やファッションなど流行の発信の最先端でもありました」というコンセプトには煮え切らない疑問を感じざる得ませんでした。

■展示フロアは地下二階と三階に分かれていて、展示作品数は膨大。特に江戸時代の多色刷りの粋を凝らした錦絵の数々を間近でじっくり見られるので、14時半に入場して見終わるのに閉館ギリギリ17時近くまでかかりました。これから行ってみようと考えられている方は時間に余裕を持っての来場をオススメします。

 地下二階では落ち着いた照明と静謐な空間で、当時の吉原の様子を描いた錦絵や美人画を歴史の流れに合わせて展示しながら、その誕生と衰退を追っていくという構成。当時の遊女達がどのような境遇だったのかなども展示作品と合わせて解説されていて、作品の見事さに感心させられながらも、当時の状況などを色々考えさせられました。

 そんな展示が3階に上がると一転。場内に和の音楽が流れ照明も明るく、「華やかな吉原」に見立てた場内で吉原の十二カ月をアートで辿っていくという趣向で、写真撮影OKな江戸風俗人形で吉原の様子を再現した大型ジオラマも用意。地下の展示が吉原の「陰」とすれば、地上の展示は吉原の「陽」。発表当初に語られていた「文芸やファッションなど流行の発信の最先端」としての吉原をこういう風に見せたかったのだろうと。当初はこの3階みたいな「陽」の展示のみの予定だったのか、プロモーションで触れなかっただけで最初から「陰」も見せる予定だったのかはわかりませんが、会場全体で吉原の陰陽を表現しているのだとしたら、ある意味凄いのかもしれません。

■とはいえ、3階の「陽」展示で引っかかったのは「吉原の遊女達は絵や狂歌や芸事も嗜んでいて教養があった」というのを強調しがちな展示・解説があったこと。コミックの『もっこり半兵衛』『仁 -JIN-』など、吉原を扱った作品でよく触れられていることですが、遊女達が教養を身につけようとした理由は「生存戦略」という面が大きい。教養があれば地位の高い男の相手をする機会が増え、吉原の中でもいい生活を送れたり、身受けをしてもらって吉原から抜け出せる確率が高まるためだ。

 苦界に身を落とし、そこから抜け出す手段として教養を身につけなければいけない状況を「遊女もアートを嗜んでいた」という文脈で語って良いものなのか。「遊女もアートを嗜んでいた」が間違いでないのなら、何故吉原の住人である遊女達の作品は今日までほとんど残っていないのか。そして「流行発信の最先端・吉原」から生まれたとする今回の展示作品の多くが、当時の男性アーティストが「“外から”見て描いた吉原」がほとんどなのは何故なのかと。

「江戸時代における吉原は、文芸やファッションなど流行発信の最先端でもありました」というのはある意味正しいかもしれないが、アートとしての吉原は男性アーティスト達にとっては「素材」でしかなかったのではないか。吉原という閉鎖空間で生きるしかなかった人間からの表現がほとんどないことを、今のアート関係者はどう捉えて今回の「大吉原展」を企画したのか?
 展示内でも触れられていたが、何度も吉原を見舞った大火原因のほとんどは、搾取と虐待に耐えかねた遊女による放火だったという。そして歳を重ねて出世も身受けもできなかった遊女は「切見世」と呼ばれる長屋に押し込められて客を取りながら暮らすという最底辺の境遇へと追い込まれている。
 今回の展示作品の中でも、遊女の格差を並べて描いたり、酔って浮かれ騒ぐ男達の相手を極めて冷静にこなす遊郭の女達の姿を描くなど、あえて吉原の「陰」を描こうとした作品はわずかながらに存在している。はたしてそれは「流行発信の最先端」な場所の姿なのだろうか。

■結局今回の展覧会は「アートとしての吉原」を見せることを大前提にしたばかりに、妙な歪みが生まれてはいないだろうか。吉原に売られる少女が生き残れるように、主人公が勉強を教えるエピソードが描かれた『もっこり半兵衛』、梅毒で短い生涯を終える遊女を救うために、タイムスリップした医者が江戸時代にペニシリンを生み出そうとする『仁 -JIN-』といった、様々な形で吉原に向き合ったフィクションもあるのを知った上で今回の展覧会を見てしまうと、どうにも「吉原」の受け止め方が軽く思えてしまうのだ。

■自分はアートの専門家ではない、単なる一鑑賞者に過ぎない。それでも、感じてしまった以上はこうして感想を書かざるを得ない。吉原が辿った歴史から浮かび上がった性に関する様々な問題は現代もなくなったわけではない。ならば自分が感じたことをまとめることが、そういった問題に自分がどう向き合うかを考えることにも繋がるのだから。

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