2009.11.26

『けいおん!』=女の子の日常だって、立派にドラマだろうに

■ちょっと前にTwitter上のアニメ&オタク関係のライターの間で、突然『けいおん!』に関する論争が勃発していてビックリさせられたことが。たぶん口火となったのがベテラン・氷川竜介氏のつぶやきだったんですが……

・『けいおん!』初期でビックリしたのは、第2話です。これは主人公が楽器を始める初心者なのに、二十五万円もするギターが欲しがるって話。
・これはすでに、ドラマ仕立てっぽくなってるわけですよ。つまり、二十五万円のお金がないことが、乗り越えるべき困難、カベになる。そして、主人公ひとりでは解決できない。じゃあ、四人が力を合わせれば解決できるね。それには何をすればよいのか。それはバイトだね。
・バイトをすると、また次のステップの苦労、困難がある。ほら、ちゃんとドラマっぽくなってきたでしょ。 でもね、その第2話ラストでは、驚くべきことが起きてしまうんだ。
四人のメンバーのうち一人が超大金持ちなんで、「私が買いますよ」って言って、買い与えてしまうのね。
・今まで出してきたドラマっぽいフリは、何なんだと。俺が二十分もの時間を費やしてまでついてきたこのドラマっぽいものへの気持ち、その期待はドコへ? そう思ったんだけど。


「いつの間にムギが唯にレスポール買ってあげたことになってたんだ!?」とこちらの方がビックリしましたわ(^_^;) これがいわゆる『インディペンス・デイ』の大統領のヘルメット(岡田斗司夫が同映画内で「アメリカ大統領が軍隊時代に使っていたヘルメットを持ち出して、自らも戦闘機に乗り込んでエイリアンとの決戦に挑む」というシーンがあったという記憶をいつの間にか創り出していたというエピソード)なのかと思ってるうちに、誰もそのことを指摘しないまま論争が拡大。こっちはもう上記の件で「ろくに見もしないで語ってるんじゃねーよ」と心が折れてしまったので、間違いに突っ込みいれただけで撤退することに……。

■さすがに他にも間違いを指摘する人がいたのか、氷川氏のブログの方で間違いは訂正されたのですが、

発言趣旨としては、「差額の二十万円」が、ドラマ構造の「コンフリクト(障害)」になっていて、いったんはそれをバイトで解消しようとストーリーが動くのに、コンフリクトが一種の特権行使(チート)で消滅してしまう、という点に注目しています。そして、消滅するからダメだと言うつもりはなく、「コンフリクト回避の構造」の方に着目しているわけです。

 うーん、やはり何かもやもやする。そもそもあの第二話が描こうとしたドラマは「いかにギターを手に入れるか」じゃなくて、もっと別のところにあると思うんですけどね。

●まだ会って間もない4人が友情を構築していく過程
●みんなでバイトに挑むというイベントでの各キャラクターの掘り下げ
・律のリーダーシップ(みんなを引っ張り行動へと駆り立てるまではいいけど、後先考えなかったり集中力続かなかったり)
・澪の引っ込み思案ぶりと、覚悟を決めたらがんばるという気性
・唯のまっすぐさ(バイト代をもらうのを良しとしなかった)とダメさ(でもレスポールはあきらめきれずに未練たらたら)
・紬のお嬢様ならではの「普通の女の子っぽい行動」に対する好奇心(問題(?)になっているギターを値切りにしても、唯に対する友情が発端ではあるけど、メインの動機は律から聞いた「値切り」を自分でもやってみたかったという面の方が強いように描かれている。これは第一話のファーストフード店で、律のマネをしてトレイにフライドポテトをぶちまけるという行動からの流れ)


 改めて書きだしてみると、第一話でも各キャラに似た様な意図の描写が用意されていたから、第二話はその流れを受けての視聴者に対するキャラクター固めの回という側面が強かったのかと。

■「25万のギターを手に入れる」というのは、最初からドラマの主題(いかにしてこの障害を乗り越えるか)ではないんですよね。そもそも『けいおん!』は女の子の友情ドラマが本筋であって、バンドの立身出世を描く音楽ドラマではない。なのに「音楽ドラマとしてダメだ」というのはどうなのかなと。バンド物という括りで『BECK』と『リンダリンダリンダ』を比較するようなもんでしょう。
 そんなわけで、氷川氏の「ギターの値切り」に端を発する『けいおん!』第二話に対する解釈はやっぱり釈然としない。むしろ原作で4コマ1本であっさり流されたギター購入過程を、ここまでキャラクター固めと友情構築エピソードとして膨らませたアニメスタッフのいい仕事ぶりの方が評価されるべきだと思うんだけど。唯だって「小遣い半年分前借り」というリスクを背負ってギターを手に入れたんだから何の苦労もしていない(=チート行為での障害消失)わけじゃないし、ムギに対してちゃんと感謝の念も抱いているのだから。『けいおん!』にドラマがないとか思っている人は、ドラマという物に対する定義が偏狭なだけじゃないだろうか。

■この話題に関しては、今月末発売の『思想地図』VOL.4内の対談で取り上げられるそうだけど、氷川氏以外のメンツが何ともアレで内容も不安なので、立ち読みでさっと目を通すぐらいにしておこうかと。

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2009.11.25

意外なところに『化物語』ブームがw

■今日は西武新宿線方面にてある企画の定例打ち合わせ。その帰りにちょっと本屋に立ち寄ったところ、ある雑誌のコピーが目に飛び込んでくる。

萌えを超えた次世代型蕩れ娘たちの魅力に迫る!

せ、戦場ヶ原さん!?Σ(゚Д゚)
何の雑誌かと思って手にとってみたら……



風俗情報誌のMANZOKUでした(^_^;) 自慢じゃないけど自分とはとんと無縁の雑誌ですが、ネタにするためには買わなきゃならんということで購入。

■中身の方はどんなのかなと思って早速チェック。




いや、どう考えても世間に浸透しつつあるとは思えないのだが(^_^;) 特集最後の編集者とアキバオタクの対談(まあガチではないだろうけど)じゃ

「寝取られ」「タイトなスポーツウェアフェチ」=「蕩れ」=自分の偏愛・執着心を包み隠さず吐露すること

という合っているようないないような定義がされてるし。
しかし、こんなジャンルにまで浸透するほどアニメ『化物語』の勢いがあるってことなのか……「蕩れ」は言いにくい&使いにくいから世間に定着する可能性は低いだろうけど。

■実際の内容(蕩れ~な女の子紹介)に関しては自分でお確かめ下さい(^_^;)

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2009.10.22

大つけ麺博&これはうれしい単行本化

■今日は編集部まで出向く用事がなかったので、日比谷で今日からスタートした『大つけ麺博』にいくことに。
http://www.gomaga.jp/tsukemen/
日比谷のオープンスペース「日比谷パティオ」に、つけ麺の名店が週替わりで8店ずつ・計24店が出店するというイベント。つけ麺は各店一律800円で、事前に各店共通食券を食べる分だけ買っておけば、あとは目当ての店に並んで受け取るだけでOK(各店イベント用のメニュー一点のみで、店によっては別料金トッピングあり)。

つけ麺はみんな統一の容器にて供されます。六厘舎は相変わらず並んでいたので(混んでるのもあるけど、なんか客さばきがイマイチなので列が伸びているようにも見えましたが)、今日は滅多に食べられないであろう奈良のお店「無鉄砲つけ麺無心」と、地元栃木の名店「花の季」をセレクト。写真の「花の季」は野菜と肉たっぷりでクセのないスタンダードなうまさ。「無心」はとろみのある濃厚なスープが中々旨かったですわ。他の店も旨そうだったし、来週以降の店にも興味があるので、時間を作ってちょこちょこ通おうかなと。

■六厘舎はおみやげコーナーで売っていた持ち帰り用のを買ってから会場を離れ、銀座で色々買い物をしてからアキバヨドバシへ。
今日発売のWindows7をチェックしたけど、DSP版と特別パックはあまり値段に差がないんですね。うちのVAIOは計4台(Z、AW、P、Gで、いずれもソニスタモデル)あって、全部バージョンアップしたらえらい値段になりそうなので、ドライバーなどの対応を見つつ様子見。typeZとAWはハードのパワーがあるので、正直Vistaで何の不自由もないですし。入れるとしたら、パワー不足を補える可能性にかけてGとPかな。

■7Fの本屋を見て回っていたら、ノーチェックだった新刊コミックが。

『とある女子大生の日常にみる』(山田秀樹)
テックジャイアンの『魔乳忍法帖』でブレイクした作者が昔、電撃大王にちょくちょく描いていた表題作シリーズをまとめた短編集。ヒロインの生活感あふれるそこはかとないエロさと、元気なキャラクターが凄く気に入ってたんですが、いつの間にか載らなくなったと思ったらテックジャイアンにもってかれてたという……いったいなにをやってたんだかなあ(;´Д`)
なにはともあれ、あのシリーズがまとめて読めるのは嬉しい限りですわ。これを機に新作もやってほしいものです。

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2009.07.22

訃報・金田伊功氏

■mixiの業界関係者のマイミクさんの日記より聞いた情報で、公のソースも今のところはアニドゥのサイトとwikiのみなので、誤報であれば何よりなのですが……80年代のアニメシーンを支えたと言っても過言ではない、名アニメーター・金田伊功氏が心筋梗塞でなくなられたとのこと。享年57歳。

■自分がアニメファンまっただ中だった中学生の頃、テレビアニメを席巻していたのが「金田アクション」「金田パース」と称された独特のアクション作画の数々(今だったら「作画崩壊」とか言って叩かれまくりだったかもしれませんが)。『太陽の使者 鉄人28号』『ゴッドマーズ』そしてJ9シリーズ……さらには彼の元で育った後継者たちが暴れまくった『プラレス3四郎』『魔境伝説アクロバンチ』『うる星やつら』等々、あの動きをリアルタイムで体感しまくっただけに、この訃報には呆然とするしかありません……ご冥福をお祈りいたします。

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2009.07.09

COMIC ZIN新宿店に行こう

■メインの仕事先であるメディアワークスが、アスキー・メディアワークスとなって西新宿の最果てへと移転して一番困ったのが、マンガなどのオタ系書籍の入手が非常に面倒くさくなったこと。
 お茶の水に会社があった頃なら、行き帰りに秋葉原に立ち寄れるし、歩いてすぐの神保町に高岡書店、新宿書店、書泉ブックマートなどといった、マンガに強くて早売りもやってる本屋がそろっていたので何も問題なかったのだけど、新宿西口方面にはその手の本屋は皆無。唯一「とらのあな」新宿店があるけれど「ビルのかなり上の階」「エレベーターが狭くて遅い」「他のテナントがほぼ居酒屋なので、夕方はそちらの客とかち合ってしまう」などといったアクセスの悪さがあるため、そう気軽に利用できないという難点が。

■でも、そんな状況が先月末に一変。「COMIC ZIN」の新宿店が西口ヨドバシ近くのビル内にオープンしたのだ。新宿郵便局の隣にある「ダイコクドラッグ」が一階にあるビルの5階。事務所用途メインのビルなのでアクセスは容易だし、新宿駅からアスキー・メディアワークスのビルに行くシャトルバス乗り場へ向かう途中なので、個人的にも立ち寄りやすいのがうれしいポイント。平日の営業時間が23時なので、仕事帰りにも楽勝で買い物できますし。

■まあ、ひとつ遭遇した難点も……昨日の夜に買い物をした後、エレベーターで降りようとしたんですがエレベーターがまったく動かない。何分経っても2階で止まったまま。仕方ないので階段で下りてみると、ダイコクドラッグの若い男性店員がエレベーターに段ボールゴミをみっちりと詰め込んで、それをおろす作業をちんたらちんたらと続けていたというオチが。いくら3フロア借りてるテナントだからといって、他のテナントとそこの客に対する営業妨害的な行為はいかがなもものかと。ダイコクドラッグの店員教育はどうなっているんだか。
 今日同じ時間に寄った時はそんなことはなかったので、昨日のはたまたまなのかもしれないけど、しばらくはダイコクドラッグで買い物するのはやめようかという気分に。サプリが安いのでちょくちょく利用していたんですけどね。

■とりあえず、今日の買い物はこの2点。


『おてつき☆おちゃっぴい! ぜんぶ』は、少年キャプテン末期に連載されていた西川魯介先生のかるたラブコメマンガのまとめ本。二度と日の目は見ないんじゃないかとのウワサを伝え聞いていたので、よもやこんな形でまとまるとは思わずに購入。描かれた時期は古いけど、作品自体は昔から変わらぬ西川魯介ノリなので、氏の作品が好きな人なら問題なく楽しめるかと。

COMIC ZIN新宿店がちょうど「きららコミックスフェア」をやっていて、コミックス1冊ごとにきらら作品の絵はがきや『けいおん!』ブックマークが一枚もらえるということで、買う機会を逃していた『GA』2巻を購入。ちょうどアニメも始まりますし。


色々ある中からムギのブックマークをセレクト。いや、本当なら律のが欲しかったんですが……バリエーションが「唯」「澪」「ムギ」「全員」の4種類で、律のだけ最初からなかったからorz

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2009.04.12

BDアニメソフト市場は暗いか明るいか?

「黒神 The Animation」のBlu-ray通常版が発売中止
-バンダイビジュアル。BD限定版/DVDは予定通り

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090410_110702.html

■『でじぱら』の担当などをやっている関係もあって、オーディオビジュアル業界関係の話にも色々触れるのですが、BDアニメソフト市場の現状が色々な意味で微妙だということを実感するんですよね。オタク系のブログやニュースサイトだと、新作アニメのソフトリリースの話題では必ず「なんでBDでソフトリリースしないんだ!」という声が聞こえてくるけど、そうほいほい参入できるほどおいしい市場とは言い難い。でも、まるでダメというわけでもなくがんばればそこそこうまくいく可能性も高い程度には市場が育ちつつある……本当にソフト会社も迷わざる得ない微妙なところにさしかかっている感じですか。

■BDに入れ込む人は「地デジよりも画質の劣るDVDの時代じゃない」というけれど、市場的にはやはりまだまだDVDが強いのが現状。業界関係者に聞いた話ですが、レンタルショップ向けの売上げもバカにならないこともあって、同じアニメシリーズでDVDとBDを同時リリースした場合、その売上げ差は数千万円以上あるとのこと。再生ハードの普及シェアを考えれば、BDが数千万円差まで追い上げているという見方もできますが、まだまだDVDが主力という状況ではあるんですよね。

■そんな市場の現状や、オタク層をアニメBD普及の起爆剤にしようという思惑が現れているのが、今回の『黒神』や『けいおん!』のBDリリースに見られるような「DVD=カジュアル路線」「BD=プレミアム路線」という差別化戦略。こうなると限定版に弱いオタク層はBDに流れざるえませんし、限定版だからと言う理由で価格も高めにできるから、うまい戦略ではあるんですよね……買う側としては複雑な心境ですが(^_^;) 『魍魎の匣』のようなDVDは単巻のみで安く、BDはボックス仕様でマニアックにというのだったら抵抗感も少ないんですけどね。気に入った作品だったら両方買ってしまいたくなるし(実際、自分も『魍魎の匣』についてはそうする予定)。

■ただ、この戦略はうまくやらないとBD=マニア向けフォーマットという、かつてのLDのような立ち位置にしてしまいかねない危険性も孕んでいるわけで。「次世代DVD」という括りで語られていたように、DVDの代替えとして移行・定着するのが理想なわけですから。そして限定版商法は外した時のダメージも大きいので、確実に売上げが見込める人気タイトルだけがBD化という流れにもなりかねませんし。これがうまくいって市場が広がり、通常版BDでも商売ができる状況へと持ち込めればいいんですが。

■ちなみにうちのHDソフト購入録は……
BD……『時をかける少女(初回版)』『イノセンス(アブソリュート・エディション)』『攻殻機動隊2.0ボックス』『コードギアスR2・5巻』(録画失敗分の補完)『ダークナイト』『ブラックレイン』
HD DVD……『トランスフォーマー』『ザ・シューター』『ブラックレイン』(こっちを買っていたのを忘れてBD版も買ってしまった……どんだけ好きなんだ、この映画(^_^;))
 テレビアニメのBD/DVD同時リリース系はあまり買っていませんね。好きなアニメがBD参入していないせいもありますが、やはりコストパフォーマンスの問題ですかね。画質だけなら地デジ&BSデジタルのHD録画でも満足できますし。DVDとかはむしろコメンタリーなどを楽しむためのものかと。

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2009.04.11

コミック装丁に興味のある方必見の一冊

■昨日本屋をのぞいたら、デザイン系雑誌コーナーで『よつばと!』が表紙を飾っている本があったので、何かと思い手に取ってみる。


idea(アイデア)2009年5月号
「漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン(前編)」


  単行本などの装丁デザインをテーマに、様々なデザイナーの作品を網羅した、なかなか見応えのある内容。その流れで、巻頭特集を飾るのがよつばスタジオ。そのデザインワークや、作品プロデュースにまつわる里見秀樹氏インタビューなど、所謂マンガ系メディアとは違った切り口で『よつばと!』などのことが語られていて、大変おもしろい特集になってます。特集以外の色んなところにもよつばスタジオのデザインが仕掛けられていて、ある意味この本自体が『よつばと!』関連作品と言っていいかも。
 値段が3500円といささか高いのが難ですが、単行本のデザインに興味のある人や、『よつばと!』ファンなら買ってもソンないでしょう。新しい作品を開拓したい時に、内容ではなく本のデザインで選んでみるなんて際のカタログにもなりますし。次号もこの特集の続きらしいので、しっかりチェックしておきたいところですね。
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idea (アイデア)
2009年 05月号 [雑誌]

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2009.02.19

アラサーまんが祭りw

■昨日は銀座にて定例のプロジェクト打ち合わせ。グリーンジャンボ宝くじやら、母親に頼まれた三越のパンやらを買い込んでから打ち合わせに臨み、終了後は同席した作家さんと秋葉原に移動して食事&買い物。

■作家さんを見送ってから、一人で本屋をぶらぶら。『萌え萌え有毒生物図鑑』の売れ行きが気になったので、ブック・ファースト秋葉原店をのぞいてみると、本は学術書コーナーに(^_^;) でも平積みで残り2冊だから、売れ行きは上々なんだろうか。ちょっとうれしかったり。

■売れ行きベストテンの棚にあった、文庫版『銭ゲバ』を読破してからコミックコーナーをのぞくと、「これは買わなきゃ」と前から思っていた新刊2冊を発見したのでそのままレジに直行。ああ、アスキー・メディアワークスが移転する前は神保町に毎日通えていたんですが、その頃と比べると確実にオタ系書籍に対するアンテナが低くなっている気が。何とか対策を講じないと。

■そんなわけで、買ったのはこの2冊。

『エデンの檻』1巻  山田 恵庸(講談社・マガジンKC)
 周囲から「燃える!」「エロい!」と勧められてからチェックしたもので、連載序盤を見逃したことを激しく後悔していたのですが、今回の単行本でようやく連載序盤を補完。月刊マガジンの方で連載していた『EX少年漂流』の頃から変わらぬ王道少年マンガらしいハードサスペンス&サバイバルと随所に織り込まれるエロスが、さらに濃度を増していてグイグイと引き込まれますわ。4月発売の第2巻も今から楽しみです(猫耳眼鏡の女教師が出てきますし)。
 幼なじみのりおんもエロかわいいけど、個人的には三十路(?)の巨乳スッチー・大森さんのお漏らし→逆ギレ→水浴びの三連コンボにハートわしづかみですw メインヒロインは彼女ということでよろしいか! しかし、単行本のキャラクターデータによれば、りおんのバストサイズが90㎝……それじゃ、さらに圧倒的な大森さんはどういうサイズなんだろうかなあ。

『そこぬけRPG』3巻 佐藤両々
(芳文社・まんがタイムコミックス)

 今は亡きコ○パイルをモデルにしたゲームメーカー・エクスチェンジャーを舞台に、女王様系巨乳広報・カナさんと、その下僕となった新入社員・ゲボキューの活躍(?)を描いた業界コメディ4コマ。ギャグをメインにしつつも、時にはマジメに織り込まれる業界ネタも面白いのですが、やはりお姉さま系キャラの充実ぶりがたまらんのですよ。今巻は前巻より登場した新たな女王様系上司×2がなんとも目立っていて、お姉さん属性をビンビン刺激しまくってくれますわ。まあ、オレの本命は保間さん(眼鏡人妻広報)ですがw

■しかし、今日買った2冊はどちらもヒロインがアラサー(いや、カナさんはアラフォーだけど)……やっぱり年上ヒロイン萌えの波は来てると考えていいよね! 『ガンダム00』もそんな感じですし!!
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エデンの檻 (1)
 (少年マガジンコミックス)
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そこぬけRPG 3
 (まんがタイムコミックス)

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2009.02.18

『萌え萌え有毒生物図鑑』発売中!&今日買ったおすすめコミック2冊

■またもや更新に間が空いてしまって、申し訳ありません(;´Д`) 年明けから今まで(というか、今でも)色々と仕事が立て込みまくっているというか。3月は会社の決算期なので、出版社ではそれまでに出せる本をバンバン出して売り上げを稼ぐ駆け込み時期なので、自分も色々な本に関わることに。
 不景気やら人間関係の軋轢やらで、今後の仕事の行く先がいささか不透明だというのに、それへの対応策をじっくり考えるヒマがないほど忙しいというのは、果たして幸せなのか不幸なのか。

■そんなお仕事の結果の一つがこれ。

『萌え萌え有毒生物図鑑』(イーグルパブリシング)
「恐るべきお兄ちゃん軍団」として一緒に仕事をしているみやもさんYU-SHOWさんとともにひっそりと進めていた企画が、ようやっと形になりました。途中、本の内容やイラストコンセプトのことなどであれやこれやあったりしたので、企画スタートから約10ヶ月弱かかって、ようやく発行にこぎ着けられました。
 執筆陣のメンツがメンツなので、従来の『萌え萌え』シリーズとはかなり違ったノリの一冊になっているかと思います。モノクロページのコラムも、かなりオタク&マニアック方面に降っているので、むしろインフォレストの『○○ゲーム大全』シリーズに近いかも。
 イラストを描いていただいた絵師の皆さんも、それぞれ個性・実力・萌えにあふれるメンツ揃いですので、萌えイラスト集としても楽しめる一冊になりました。いや、本当に描いていただいた皆さんには感謝です。
 ちょいとばかり採算度外視して作った本なので、その分クオリティの高い仕上がりになっているかと思います。ぜひとも店頭で見かけたら、手にとっていただければうれしいです。
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萌え萌え有毒生物図鑑

■ついでに、今日買ったコミックス2冊も紹介。アスキー・メディアワークスが西新宿に移転してしまって以来、本屋から足が遠のき気味だったのですが、今日はブック・ファーストのコクーンビル店(広くておしゃれな上に、本の品揃えも良いので、新宿で本を買うならここがいいかも。店自体の雰囲気もいいので、書店好きにもおすすめ)に寄ることができたので。

『チーズの時間』山口よしのぶ&花形怜(芳文社コミックス)
 若干二十歳にしてフランスチーズ鑑評騎士に任ぜられた、フランス生まれの日本人・亜氷音レミ。フロマージュ(チーズ)を「あの子たち」と呼ぶほど愛し、パリの男たちから天使と呼ばれ愛されるレミは、亡き両親の国・日本にチーズの良さを広めるという夢を叶えるために来日。東京の下町に店を構え、天真爛漫な笑顔と手塩にかけたチーズの力で、出会う人たちに笑顔と幸せをもたらす……。
 週刊漫画タイムスというオヤジ系雑誌の連載ということで、これはまったくのノーマークでした。黒髪ロングのレミさんはかわいいし、毎回織り込まれるチーズに関するウンチクや料理テクニックも実際に役立つものが多いので、お姉さんキャラ&グルメコミック好きならチェックしておいてソンはないかと。

『私の血はインクでできているのよ』
久世番子(講談社ワイドKC)

 電撃大王で趣味全開の情報コラム記事『通スポ』をやっていた頃、何度も紹介させていただいた傑作エッセイコミック『暴れん坊本屋さん』の、久世番子先生の新作エッセイコミックなのですが、今回のは面白いけど色々な意味で強烈な一冊でした(^_^;)。
 最近のオタクに当てはまるかどうかはわからないけど、一昔前……パソコンをはじめとするデジタル環境の敷居が今ほど低くなかった頃のオタクだったら、誰しもが通ったであろう黒歴史……見返すと死にたくなるような自作絵やコミック! 厨設定全開のオリジナルファンタジー! アニメや漫画にはまりすぎたが故の痛い言動! それらをすべて当時の絵などとともにさらしながら、漫画大好き少女だった久世先生がいかにマンガ家への道へと至ったかを振り返っていくという趣向なので、もう思い当たる節のある人にはグサグサと胸に突き刺さりまくるエピソード満載(;´Д`)。のたうち回りながら読むハメになること確実の一冊ですよ。
 読んでいて思い出すのは過去の自分の振る舞いの数々……女体のサイズのことなどまったく知らないで素っ頓狂な3サイズを設定していた自作女性キャライラスト……学校のコピー機を勝手に使って小●田いくFCの会報刷っていた高校時代……調理師専門学校へ進むはずだったのに、『マジカルエミ』の最終回あたりに感動して「オレもこういう作品作りに携わりたい」とかヒートアップしてアニメ専門学校に進んでしまったり……まあ、そんな黒歴史の果てに、オタク業界の端っこで何とか食べていけてるんだから、きっと人生の選択に間違いはなかった……と思いたいorz
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チーズの時間 1
(芳文社コミックス)
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私の血はインクでできているのよ (ワイドKC)

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2008.12.03

1年間のご無沙汰でした!『Record of ATX』 第2巻が12月17日発売です!!

■本日、校了作業が終了してオールコンプリート……すでに電撃大王&電撃ホビーマガジンにて情報は出ていますが……八房龍之助先生による新訳『スーパーロボット大戦OG』こと『Record of ATX』Vol.2が電撃コミックスより12月17日発売ですっ!

アスキー・メディアワークス刊
電撃コミックス
スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-
Record of ATX Vol.2

定価550円+消費税 12月17日発売


■年末進行の行程上、雑誌上の告知で表紙を使えなかったのでこちらに掲載させていただきました。重量感満点のゼンガー&グルンガスト零式が目印ですので、書店で見かけられましたらぜひチェックしてみてください。

■ストーリーとしては、コルムナ攻防戦での撤退からコロニー統合軍との決戦までですが、アニメやゲームでは描かれなかったエピソードやコミック版オリジナルのゼンガー専用ガーリオンも登場。ゲームやアニメでOG1体験済みの人でも、楽しめる内容となってます。

■内容の方も新規描きおろしエピソードの追加あり、Vol.1での寺田プロデューサーの寄稿に続いて、今回はキャラクターデザイン・河野さち子さんからの素晴らしい描きおろしイラスト付きメッセージを収録しています。これはメッタに見られないお宝イラストなのでぜひともその目で確かめてください!

■『ATX』の後も、1月末には短編集『OGクロニクル』第3巻、2月末には木村明広先生による電撃大王版『ディバイン・ウォーズ』第5巻と3ヶ月連続でのスパロボコミックス発売となりますので、こちらもよろしくお願いいたします!

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