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IKEA古民家イベント

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    11月6~9日に、上野桜木町の古民家・市田邸でおこなわれた、IKEA新三郷オープン記念イベントと、その後に歩いた不忍池界隈の写真です。 イベントは和の家にどうIKEAの北欧デザイン家具を組み合わせるのかを見せてくれた、なかなか面白いイベントでした。

『けいおん!』聖地巡り・その1 豊郷への道のり

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 まずは校舎のモデルになった豊郷小学校・旧校舎のある滋賀県豊郷町へ向かう道すがらの色々をば。

『けいおん!』聖地巡り・その2 豊郷小学校・旧校舎

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 続いてはアニメの再現度がよくわかる実際の豊郷小学校・旧校舎を。

『けいおん!』聖地巡り・その3 けいおん!inリアル

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    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 こちらは旧校舎に開設された観光案内所を彩るファンの持ち寄ったグッズや「トンちゃんパン」「巡礼記念キーホルダー」などの記念グッズ、せっかくなのでドールを持ち込んで撮ってみた写真など色々ですw

『けいおん!』聖地巡り・その4 京都市内あちこち

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    9/2~3にかけて滋賀・京都の『けいおん!』にちなんだ場所を巡った旅の記録です。こちらは9/3に京都市内のあちこちを見て回った時の写真で、『けいおん!』だけでなく『四畳半神話体系』『ネイチャージモン』も混じったりしてますw

らきすたの街・鷲宮 20081109

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    ロングドライブの練習がてら、地元より来るまで40分ほどの埼玉県・鷲宮町に行ってきました。そこで撮った写真を色々と。

アニメ・コミック

2017.08.20

『サーキットの狼』ミュージアム訪問記

■以前から行ってみたいとは思っていたものの、なかなか足を運ぶチャンスがなかった茨城県神栖市の『サーキットの狼』ミュージアム。ちょっうど8月19日に早めに起きることができて、大洗方面まで足を伸ばす機会もあったので、思い切って訪問してみることに。

小山からだと車で境古河ICから圏央道に乗り、そのまま東関東自動車道の潮来ICで降りて、あとは一般道で神栖市へ向かうというルート。圏央道では単線区間で遅いバイクやスクーターに蓋をされての渋滞に二度も出くわしストレスでしたが、何とか無事に目的のミュージアムに。

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入場料金は大人800円ですが、JAF会員ならカードを提示すれば100円引きとのことで、700円を支払いいざ入場。

■ミュージアムに行ってみたかった最大の理由が、ワンオフで制作された『サーキットの狼』の象徴ともいえるオリジナルマシン「ディノR・S(ヤタベR・S)」を見るためだったのですが……。

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思わず風吹裕矢のように

「うおおおお」

と心の中で叫びたくなるほど、マンガの中で疾走していたイメージそのままのディノR・Sが目の前に!

子供の頃はフェラーリ ディーノ206 コンペティツィオーネと混同して、実在する車輌だと信じ込んでいましたが、こうして劇中のイメージで再現されたものを目の当たりにすると、まったくの別物でした。

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10年がかりで完成したという労作だけに、本当に感動物のクオリティ。これを見るためだけにでもミュージアムを訪れる価値はあるかと。

■他の展示車両も『サーキットの狼』本編に登場した車輌に加え、様々なヒストリックカーなど厳選されたラインナップ。しかも囲いなどがないので間近でじっかり眺めたり写真撮影しほうだいというのも嬉しいところ(触ったり乗り込んだりは当然NGですが)。

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トヨタ2000GTは実際に劇中に登場した車輌のモデルになった現物と、映画『007は二度死ぬ』に登場したオープンモデルを再現した車輌の二種類が展示。

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運が良ければミュージアムのスタッフの方々がエンジンフードなどを開けて内部を見せながら解説してもらえることも。

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ミウラの給油口がこんなところにあったとは知りませんでしたわ(^_^;)

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■ミュージアム内には『サーキットの狼』の本を読めるスペースもあり、実際の車輌を見ながら本編を楽しむという贅沢な体験もできるなど、濃密な時間を過ごせる車好きにはたまらないミュージアムでした。土日祝日のみの営業ですが、ここを目的にドライブしてみるのもいいんじゃないでしょうか。

2017.01.15

おケイちゃん誕生日in大洗&茨城県北ぶらりドライブ

■関東でも40㎝以上の積雪の可能性まで報じられていた1月14~15日の大寒波。はたして14日に大洗で開催される『ガルパン』のサンダース大学附属高校隊長・ケイのお誕生日イベントは大丈夫かと心配だったのですが、幸いなことに天気は死ぬ程寒いけど晴天。そんなわけで当日は車にて大洗まで足を運びました。

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ちゃんと朝には起きられたものの、あまりの寒さになかなか動き出せずに、大洗に着いたのは12時半ちょい前。誕生日記念クリアファイルは残念ながらゲットできず(^_^;)

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誕生日ポストカードとバッジは500円以上の買い物でもらえるとのことだったので、今回のイベントを主催する飯岡屋さんの屋台であんこう汁とサザエのバター炒めを購入。このボリュームで350円ですから、つくづく大洗の食のコスパはハンパないです(^_^;)

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あまりの寒さにイベントでのバースデーケーキ試食行列に並ぶ気力も無かったので、暖を求めて文化センター近くの「そば処 武山」さんで昼食をとることに。

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テーブルには囲炉裏が据えられ、フロアの奥には年季の入った薪ストーブ……この佇まいが何とも魅力的なお店なのですよ。

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そして秘伝のタレの味わいがたまらない天重(1400円)をいただくことに。蓋が閉まりきらないほどの大ボリュームで、天麩羅のネタもバラエティに富んでて絶品なのです。自分は甲殻類アレルギーなので、海老天の代わりに野菜を増量してもらってますが、普通に頼めば海老天がちゃんと入ってます。ガルパンとは関係ないお店ですが、大洗にきたならぜひ一度は試してほしい名店です。確か夜は予約のみと聞いた事があるので、行くならお昼にしましょう。

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昼食後は大洗リゾートアウトレットに移動し、ガルパンギャラリーで正月限定ステッカーを確保。ふとそらを見ると、いままで見た事もないようなえらい雲行きに。少々早いけど大洗より引き上げるかと思ったのですが、ある考えが浮かんだので雲行きの怪しい北を目指すことに!

■今年はルミオンにスタッドレスタイヤを履かせたのですが、なかなかその性能を実感する機会が無かったので、あえて雪の降りそうな茨城県北に海岸沿いにドライブしてみようかと(^_^;) そして時間が間に合えば大子町へ行って醤屋ラーメンを食べようということで、いざ6号線を北上。

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まあ雪には見舞われることなく、海岸線の見事な景色を楽しみつつドライブすることになりましたが(^_^;) 途中でひたちなかの火力発電所エリアや、東海村の原子力発電所関連エリアのとてつもない広さを目の当たりにして、その是否はともかくとして原発の存在が生活に密着している地域は間違いなく存在するのだなと実感。自分の基本的なスタンスは段階的にでも原発は縮小させていくべきなんだけど、そう簡単にもいかないのだろうなと、改めて考えさせられたり。道すがらにあった人気の無い原子力科学館も今度機会があれば寄ってみようかなと(^_^;)

■意外に道が混んでいたため、高萩市から大子町へと向かうルートに入ったのが16時45分頃。車幅の狭い峠道や、朝方にいくらか降った雪が溶けきっていない凍結路など、エキサイティングなワインディングロードを楽しみ?ながら、醤屋ラーメンのある大子町・小西屋さんには17時半に到着。

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醤屋ラーメンは17時閉店なので残念ながら間に合わず(^_^;) でも、せっかく大子町にきて何も食べずに帰るのももったいないので、ここから北にいった所にある和食レストラン「七曲がり」へ行ってみることに。

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やはりここは奥久慈軍鶏を食べたいということで、「しゃもなべうどん」(1100円)と「軍鶏の手羽先コンフィ」(1000円)をオーダー。軍鶏の旨味を味わってもらうために、あえて親子丼はメニューに入れていないというこのお店自慢のコンフィだけに、火の入り具合が絶妙。肉そのものの旨味とジューシーな肉汁が堪能できる一品でした。財布の都合で一番安い手羽先でしたが、他の部位のコンフィも今度は食べたいなと。しゃもなべうどんも軍鶏の出汁が利いた汁の旨味が優しくて最高でした。

■食事を終えて、真っ暗な山道をまたエキサイティングに走りながら帰宅して、14日の茨城行きはシメ。車で大洗へ行かれているガルパンファンの方は、こんな当て所も無い茨城ドライブに挑んでみるのもけっこう楽しいんじゃないかと思いますわ。

2016.11.24

『最狂超プロレスファン烈伝』再始動!

20161124

最狂超プロレスファン烈伝5.1

■作者・徳光康之先生のサイト

http://ameblo.jp/ameid20151109/entry-12222313902.html
■Kindleへの直接リンク(AAは徳光先生のものです)
■自らの手で過去の単行本・未単行本化作を積極的にKindle化配信して、精力的に活動されている徳光康之先生。その代表作である、愛すべきプロレスファン達の熱い生き様を笑いと涙で描いた『最狂超プロレスファン烈伝』の完全新作エピソードの配信がスタートしました。

月刊少年マガジンでの連載終了後にまんだらけから発行された描きおろし第4巻は、連載を楽しんでいた当時のファンにとっては衝撃的な内容でした。作者自らプロレスから「退学」したと語り、鉛筆描きのページも多数あったその内容は、リアルタイムで読んだ時には正直落胆したし悲しくもあった。

でも、時を経てKindle化されたのを機にで改めて読んでみると、その印象は全く違ったものとなった。「シン・ゴジラ」風にいうなら「現実(作者)VS虚構(キャラクター)」。その対立構造を軸に、東京ドームに撃ち込まれた核弾頭の爆発で別世界に飛ばされたキャラクター達が、プロレス無き世界でプロレスファンとしての生き様を見せていき、プロレスファンでなくなった作者によって消滅しそうになる自分達と作品世界を守ろうとする……実は第4巻はとんてもないメタフィクション&多元世界SFだったことに気づかされたのです。SF展開自体の伏線は月刊マガジン連載中にも「力道山が木村政彦に敗れたことでプロレスが消滅した並行世界」というエピソードがあったので、それを考えれば納得の展開ではあったのだが、、当時は自分も含めた読者の多くが「プロレスファンあるあるマンガ」と受け止めていたが故に、その本質に気づけなかったのだ。試合当時は世紀の凡戦とバッシングされたアントニオ猪木VSモハメド・アリの異種格闘技戦が、見る側に格闘技の知識と見る目が備わった昨今になって再評価されたかのように。

■そして十数年を経てプロレスに「復学」した徳光先生が、クラウドファンディングで資金を募って実現させた完全新作エピソードが11月24日よりAmazonのKindleストアにて配信が始まったのだけど……これが実に衝撃的な再始動でした。

テーマは2015年11月15日の天龍源一郎引退試合。そんなネタだけに、旧来のような最狂プロレスファン達のバカ騒ぎトークが展開される内容なのかと思いきや、まさかの多元世界SF展開が2015年の時間軸をも巻き込んでさらにヒートアップしていく内容だとは思いませんでした。第4巻冒頭で東京ドームに撃ち込まれた核弾頭によって切り離された「現実」と「虚構(最狂超プロレスファン烈伝)」。キャラクター達が異世界でプロレスファンの生き様を貫いていたのと同時に、枝分かれした現実でもプロレスファンが生きていた。そして、それが再び交わったことで何が起きるのか……プロレスとプロレスファン愛と多元世界SFが融合した、ある意味とんでもないマンガとして再始動した『最狂超プロレスファン烈伝』新作エピソード、ぜひ漫画ファン、SFファン、そしてプロレスファンに購入して読んでみてほしい、今後が楽しみな期待作です。月刊マガジン版以降を未読なら、ぜひ作者サイト経由でKindle版第4~4.5巻も込みで読んでみて下さい!

2016.10.19

「アンチョビあたためますか」外伝その1・大子町でアートに浸ってみた

■大洗の肴屋本店さんのツイートにて、カルパッチョのPOPが設置されていた大洗曲がり松商店街近くの隠れ家居酒屋「ぎらばり」さんが10月22日をもって閉店との報せが……拙作の同人誌「アンチョビあたためますか」でも取り上げさせてもらいましたが、丁寧に作り込まれた美味しい料理を静かに楽しめる名店だっただけに、閉店は本当に残念です。いままで本当におつかれさまでした!

そうなってくると、閉店前にもう一度「ぎらばり」さんの料理を楽しみたいということで、定期の原稿仕事が一段落した10月14日にお店に伺って、個人的な食べ納めをさせていただきました。そのためだけに夕方大洗へ行くのも勿体ないので、当日の昼間は茨城県北部の各市町村で開催されている「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」の見学のために大子町を回ることに。その様子を、今回は「アンチョビあたためますか」スタイルでレポートさせていただきます。

■アンチョビ「まさか「ぎらばり」さんが閉店してしまうとはなあ…まだまだ試していないメニューがたくさんあったのに残念だぁ…」

カルパッチョ「私が看板娘になって、誕生日をお客さんと一緒に祝ってくださったり、いっぱいお世話になったんですよね……いまは感謝を込めてお疲れさまとだけお伝えしたいです」

ペパロニ「こうなったら閉店前に一度食べ納めといきましょうよ、ドゥーチェ! あの丁寧な仕事ぶりを目と舌で味わいたいっす!」

アンチョビ「むろんだ! 平日なら飛び込みでもたぶん大丈夫だろうからな」※実際には自分一人で行ったのですが、すべて座敷席の「ぎらばり」は一人の場合だと予約でなく当日空いていたらOKということだったので、平日を狙ったのでした。

カルパッチョ「でもドゥーチェ、こちらは大洗への道ではないようですけど、どこに向かっているんです?」

アンチョビ「大子町だ! 何でも茨城県北部のあちこちを会場にした現代アートのイベントをやっているらしくてな。せっかくだから昼間はそれを見学して、「ぎらばり」の開店時間に大洗へ着くように移動するぞ」

美食ある所に三人の姿ありともっぱらの噂のアンツィオ高校三人娘…誰が読んだかFamiglia di porco(豚一家)! 以前に訪れ、その丁寧に仕上げられた美味に
ノックアウトされた、大洗の隠れ家居酒屋「ぎらばり」閉店の報を聞き、食べ納めとしゃれ込むことに。その前にレクリエーションとして県北に向かった三人だが、はたしてうまく事は運ぶのか?




アンチョビ「やっと着いたか……なんでタバッコ峠なんてところを越えて10㎞も離れた場所に着くルートになったんだ!」

ペパロニ「すいませんドゥーチェ、ナビの目的地設定間違えてたっす! でもタンケッテで鍛えたドラテク全開の峠攻め楽しめたからいいっしょ?」

カルパッチョ「ここが旧上岡小学校……文科省の陰謀で学園艦を追われたたかちゃん達が身を寄せていた場所ね」

ペパロニ「ここって土日祝日しか中に入れないんじゃなかったっけ?」

アンチョビ「校舎内にアートが展示されてるそうだから、期間中は平日でも大丈夫みたいだな」



作品F-06「嘘つきだった子ども、大子で真実に出会う」
アンチョビ「ここは図書室みたいだが、この空間すべてが作品になっているのか」



カルパッチョ「家庭の不和やいじめに悩んでいた少年の記憶や感情の断片が、この図書室に集まってアーカイブになっているっていうコンセプトなんですね。一つ一つの作り込みが凄いですね」

ペパロニ「机の上にあるのは、少年の悩みに答える大子町の老人達の言葉なんすね。私らからもメッセージを書き込めるみたいだから、ちょっと書いていきましょうよ、ドゥーチェ!」

アンチョビ「見ている側も作品に関われるというのも、現代アートならではのアプローチなんだろうな」



作品F-04「沈黙の教会、あるいは沈黙の境界」
ペパロニ「ここの講堂で大洗女子のみんなが大学選抜戦に決起したんすよね……って、何じゃこりゃ!」

アンチョビ「これは墨汁で満たしたプールか……真っ黒なのに風景が綺麗に映り込んで、確かに何か宗教的な儀式っぽい雰囲気だな」

カルパッチョ「壇上のオブジェもご神体っぽく見えてきますね……沈黙の教会という言葉に偽りなしですね」

アンチョビ「時間があれば、このまま静かにこの空間で過ごしてみたいなあ……」



カルパッチョ「さっきの「記憶装置」ってアート、雰囲気があって良かったですね」

アンチョビ「鑑賞者が近づくとセンサーが反応して、暗闇の中に学校の記憶が浮かび上がるとか、アートの定義って何でもアリなんだな-」

ペパロニ「常識に囚われないってのは、ウチらの戦車道にも通じるっすね。アートなんて堅苦しいと思ってたけど、けっこう楽しかったっすよ」

アンチョビ「まだ時間があるけど、早めに大洗へ移動するか?」

カルパッチョ「近くにある旧初原小学校でも展示やってますから、ちょっと寄ってみませんか?」







アンチョビ「うおっ! 入口からいきなりスターゲートが!?」

カルパッチョ「この錆加工したオブジェもいいですね。校舎の古びた雰囲気と調和してて」

ペパロニ「旧上岡小より小さいけど、ここもなかなかいい味だしてるっすね」



カルパッチョ「ここの展示は東京藝大やタイ、シンガポールの美大メンバーによる「藝大子アートプロジェクト」の作品を展示してるみたいですね」

ペパロニ「玄関の屋根にできてた燕の巣も本物かと思ったらアート作品だったし、どこに何が仕込んであるか油断できないっすね」

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アンチョビ「この動物像はどんなコンセプトなんだ? なんか素材がよくわからないが……」

カルパッチョ「ドゥーチェ……これはモチーフとなった動物の糞を大子町産の漆で固めた素材で造ったものだそうです……」

ペパロニ「何か独特の香りが漂ってますけど、これって漆の匂いなんすよね……」

アンチョビ「そ、そういうことにしておけ!」

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アンチョビ「あれが燕の巣アートか……本物にしか見えないな」

ペパロニ「校舎にくっついてるアルミのオブジェ、あれもアートみたいっすけどなんなんですかね?」

カルパッチョ「あれはキツツキが開けた巣穴の後をアルミで可視化したものだそうですよ」

アンチョビ「自然と建築物とアートの融合か。こういうのも面白いな!」

■カルパッチョ「もう16時半ですね。そろそろ大洗へ向かいますか?」

アンチョビ「もう少し廻ってみたかったが、あと一ヶ月以上開催してるから、他の所の展示は次の機会の楽しみにとっておくか」

ペパロニ「了解っす! また峠道攻めまくっていくっすよ!」

大子町でアートにたっぷり浸ったFamiglia di porco、次なる目的地はいよいよ大洗! 大子町からは走行距離にして60数㎞に及ぶロングランだが、はたして「ぎらばり」での食事にありつけるのか? その結末は「アンチョビあたためますか」外伝その2にて!

2016.08.31

おのれポプテピピック(^_^;)。






■関東上陸は避けられたものの、東北以北に大きな被害をもたらした一昨日の台風10号。被害に遭われた方々の一日も早い現状回復をお祈りいたします。
空の写真を撮るのが好きな身としては、台風一過の空は絶好の被写体なのですが、その一方で被害に遭われた方々を思うと単純に喜ぶわけにもいかず、痛し痒しですね(^_^;)。
■台風や仕事の予定がずれ込むなどして、暇を作って行きたいと考えていた、プリンセスカフェ吉祥寺館のポプテピピックカフェも今日が最終日。混みあってるかなと思いつつも、早めに家を出て吉祥寺へ。台風が関東を逸れるとわかっていれば、昨日のうちに行っていたのですが。


移動中にプリンセスカフェ吉祥寺館のtweetを確認すると、すでに19時20分の最終回の整理券配布中とのことで、こりゃダメだと思いながらも15時半に吉祥寺に到着。






さすがに4時間近くも待ってはいられないので、テイクアウトドリンクでコースターをゲットして、あとはグッズ買えばいいかと思ったら「本日はテイクアウトドリンク中止」とか、まさにポプテピピックばりの理不尽展開orz


仕方ないのでアクリルキーホルダーとバッジだけ買って引き上げることに。まあ9月3〜9日に池袋でドリンクのみのカフェ企画があるようなので、その時は地べたを這い泥水をすすってでもコースターをゲットしてやる…。
■せっかく吉祥寺まで来たので、サトウの松阪牛メンチカツと、こざさのモナカを買ってから編集部へ移動。どちらも相変わらずの人気でございました。


2016.08.28

大子町再訪して死にかけた(^_^;)

■本日は水戸へと出向いて、シネプレックス水戸にて「君の名は。」「ガールズ&パンツァー 第二次ハートフルタンクカーニバル ライブビューイング」の二本立てへ。

新海誠作品とはタイミングが合わなかったり、なんとなく作風が肌に合わなかったりで今まで見る機会が無かったのですが、「君の名は。」は万人にお勧めできる傑作でしたわ。極上の映像美と青春ジュブナイルとSFの理想的な融合とでもいうべきか。「シン・ゴジラ」と同様に多くを語るとネタバレになってしまうので、とにかく劇場で見てほしいです。

「ガールズ&パンツァー 第二次ハートフルタンクカーニバル ライブビューイング」はすっかりネタキャラとして定着してしまった役人のナイスないじりっぷりも素晴らしかったですが、最後のサプライズとして発表された『ガールズ&パンツァー 最終章』には期待が高まります。

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ネットニュースでは取り上げられていないけど、疾走する複数台のゴリアテ(画像の)とか、「ヘルシング」の“最後の大隊"のごとく冬の空を飛ぶ大洗女子学園の校章(なんか色が変化していた?)が付いた飛行船集団とか、何やら不穏な空気も漂うけど、ここらへんは水島監督お得意のフェイク予告なのかなとも(^_^;) ストーリー的には杏たち三年生組の卒業絡みで色々なエピソードが描かれる感じかなとも。放映メディアはまだ発表されていないけど、「ストラトス4」や「ガオガイガーFINAL」みたいなOVAシリーズかなと予想。これなら各話をじっくり作れますし……まあ完結まで3年強かかった「ガオガイガーFINAL」みたいになっても困りますが(^_^;)

まあパシフィコ横浜で生で見られなかったのは残念だけど、自分のペースでまったり観覧できたし、ついでに「君の名は。」も見れたのでライブビューイングも捨てたもんではなかったですが。

■それでは今回の更新の本題。8月5日の大子町訪問では水量の少ない袋田の滝しか見られず、その後はコミケと3月に亡くなった母の初盆に追われて盆休みを終えたのですが、その最後となる8月16日の夜には茨城・栃木が豪雨に見舞われることに。翌日にはすっかり快晴の猛暑日となったのですが、その時にふと思う……「昨日あれだけ雨が降ったなら、袋田の滝の水量も回復しているのでは?」

幸か不幸か急ぎの仕事もなかったので(^_^;)、袋田の滝見物のリベンジをすべく再び大子町へと車を走らせることに。そして約二時間後には袋田へと到着。スタンプラリーの時にお世話になった(顔も覚えられてた(^_^;))新滝さんに車を置いて、いざ袋田の滝へ。

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もう圧巻の一言……前回エントリーの写真と比べてもらえばわかりますが全然別物。これが本来の袋田の滝なのかと感動しましたわ。動画でも撮ってみたので、そちらは当日アップしたTwitterのもので。

■さて、袋田の滝は高さの異なる二つの観瀑台と川にかかる吊り橋から見学することができるのですが、吊り橋を渡りきるとさらに徒歩二十分ほどで「生瀬の滝」を見に行けるとの案内が。5日はスタンプラリー優先だったのでパスしたのですが、今回は時間も余裕あるので行ってみるかと……これで危うく遭難しかけるハメになるとは思いもよりませんでした(^_^;)

「生瀬の滝」は袋田の滝の更に上にあるため、備え付けの階段を上がっていくのですが、これが斜度60度近い階段というよりは立てかけた梯子のごときもの。徒歩20分とはこの急勾配階段が連続する断崖を延々20分昇っていくのと同義だったのですわ。大洗町を端から端まで徒歩で20㎞ほど歩き回れた二年前の自分なら何とかなったかも知れないけど、年齢を重ねて体力が落ち、コミケで疲れ果てた体で挑むには無茶なルートでした。所々で休みながらも、あとどれだけ登れば滝が見えるのか全く分からぬ連続階段……おまけに猛暑で体の水分もみるみる奪われていき、自分でもやばいと分かるほどの脱水状態に。まさかここまでキツイ&時間がかかるとは思わなかったから、水分補給手段の持ち合わせ無し。このままふらつきながらも撤退するか、上に登れば自販機の一つもあるのではないかとの望みをかけて前進するか……自分が選んだのは後者でしたが、これが命取りに。

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登り始めてから実に1時間ほど掛けて「生瀬の滝」に到着。緑の合間からかいま見える風情に満ちた滝の姿……紅葉の時期ならさぞ美しいかとも思うのですが……疲れ果てた体にはそんな侘び寂びを楽しむ余裕も無く、観爆スポットにはベンチと柵があるだけで水分補給の手段無し。マジでそのままベンチに倒れ込んで動けなくなりましたわ(^_^;)

さて、こうなったらどうするかと思いを巡らす……救急車呼んでもここまで救急隊員さんがこられるかどうかわからんし、まだそこまで酷くはないだろうとの自覚あり。何とか水分補給が出来れば動けそうだけど、川や断崖のわき水までは距離があるし断崖から落ちたらマジで死ぬかも。そんなわけで、袋田の滝の入場チケットに電話番号が載っていた観爆事務所に電話して助けを求める事に。

水分が取れれば何とかなるとの旨を伝えると、代わりに飲み物を買って持って来てくれるとのこと。そして川のせせらぎに気が狂いそうに成りながら待つ事20分程で、事務所のお兄さんがペットボトルのお茶二本をもって助けに来てくださった時には、本当に心から感謝しましたわ。お茶を一気に飲み干すと何とか動けるようになったので、何度もお礼を言って帰還ルートに。あれだけ時間のかかった登りに比べ、下りはほんの数分でございました……そんなわけで、これから袋田の滝に行ってみようという人は、体力に自信の無いなら生瀬の滝はパスした方が無難です(^_^;) もし行くなら動きやすくしっかりした靴と、いざという時の水分をしっかり備えてから行きましょう。袋田の滝内には売店・自販機はないので、飲み物は入る前にお土産屋などで確保しておくこと。

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滝から帰還後は、駐車代代わりに新滝さんでかき氷! あずきミルクの甘さと冷たさが疲れ切った体に染みこみました(^_^;)

■なんとかコンディションも回復したので、今回の大子町訪問のもう一つの目的地・コンビニ小西屋さん内のラーメン店「醤家」大子町店へ。

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ミリタリー趣味全開の店構えで、当然の如くガルパン応援にも力を入れているこのお店。5日にもスタンプラリーで訪れたのですが、戦車カレーと鮎の塩焼き定食で満腹だったためにラーメンは断念。そのリベンジとして、今日はここでラーメンを食べるのが外せない目的でした。

チャーシューの塊で作った戦車が乗った戦車ラーメンが裏メニューだと聞いたので、それをオーダーするも残念ながら本日は品切れとのこと。なのでチャーシュー三枚乗せの醤家ラーメンと、自慢のチャーシューがたっぷり乗った醤家飯をオーダー。

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ラーメンは濃口の醤油だれと生タマネギの薬味が特徴的な竹岡式ラーメン。味わいは濃厚だけど口当たりはさっぱりしたスープが絶品。そして醤油だれの味がしっかりと染みこんだ自家製チャーシューがこれまた美味し。自炊用に持ち帰りチャーシューも買わせていただきました。こうなるとぜひとも戦車ラーメンに挑戦したいところですが、はたして出会える日は来るのか(^_^;)

■今回の大子町訪問では食材調達も考えていました。5日のスタンプラリー関係のツイートでは猪肉を売っていた店があったのと情報もあったので、ぜひ買いたいと考えていたのですが見つからずorz ならば奥久慈軍鶏をと思ったのですが、売っているのは500グラムで2000円オーバーの冷凍物ばかりで、一人で使い切れる量でもないため断念。半分ぐらいの量で1000円台のものがあればみんな買いやすいと思うのですがねえ……精肉店でもグラム売りの精肉はありませんでしたし。もし猪肉や奥久慈軍鶏のグラム売りの店がありましたら、情報お願いします。今度はそこに買いに行きます(^_^;)。

茨城県・大子町巡りの日帰り旅

■日にちも経ちましたが、コミックマーケット90も無事に終了。スペースの方に足を運んで下さった皆様、どうもありがとうございました。

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新刊「アンチョビあたためますか 大洗グルメ制覇の旅二周目」も、無事に印刷代がペイできるぐらいには売れてくれて一安心しました(^_^;)。こちらの方は現在COMIC ZINにて委託・通販中ですので、コミケにいらっしゃれなかった方はぜひこちらにてチェックしてみて下さい。

■ガルパンがきっかけで大洗に通うようになってはや3年以上…北関東自動車道を使えば、自宅から車で一時間強という距離の近さもあって、週末にはだいたいドライブも兼ねて足を運んでいるので、もはや自分にとってはガルパンと関係なく大洗は生活の領域に(^_^;) 自宅で使う食材のほとんどは週末に大洗で買い込んでいるぐらいですので(肉はウスヤさんか鳥孝さん、魚介類は飯岡屋さんや魚忠さん、野菜類はまいわい市場といった具合)。

そんな具合に大洗に馴染んでくると、その周辺にも足を運び出すようになって、最近は大洗以外の茨城観光も楽しむように。

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8月20日に茨城空港で開催されたガルパントークショー終了後、車で一般道を涸沼方面に抜けて大洗へ。その途中で見事な夏空と田園風景に遭遇したので、車を止めてしばし撮影してみたり。こういう絶景に出会えるのも茨城の魅力だと思うので、都道府県魅力度最下位というのには本当に納得がいかないというか。いったいどういう基準で採点しているのやら。

■そんな茨城県内スポットで最近足を運んだのが、茨城県北部の大子町。『ガールズ&パンツァー 劇場版』に同町内の旧上岡小学校校舎が登場したことで、新たなガルパンの聖地となった場所ですが、なにぶん距離があるもので一度突発的に校舎を見に行ったきりだったのですが、8月5日からスタンプラリーイベントが開催され、5~7日には旧上岡小学校校舎に大洗女子学園チームの等身大POPが集結して劇場版の名シーンを再現されると聞き、さっそく初日に朝から車を飛ばして行ってみました。

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自宅から大子町まで一般道のみで約二時間かかりましたが、運転しがいのあるコーナーとアップダウンが連続する山道をドライブして向かったかいはありました。暑かったけど見事な夏空と旧校舎の見事なコントラスト、そして小さな講堂にずらりと揃った32体のPOPは実に圧巻でした。実は最初のPOPの配置だと、写真を撮った際にキャラが重なって隠れてしまうキャラがいたとのことで、お昼頃に修正されたとTwitterで知り、午後に再び撮影に行かせていだたいたという(^_^;)。

■旧上岡小学校校舎での撮影を終えた後はスタンプラリーに挑戦。大子町はなにぶん広いので、10箇所のスタンプポイントのうち4箇所をクリアすれば記念ポストカードがもらえたのですが、時間は十分あったので全部回ってみることに。

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駅前商店街ではボロ布が落ちているのかと思ったら、暑くてへたっている子猫と遭遇したり(^_^;)。

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スタンプポイントのひとつ・小﨑陶器店さんではかわいらしい手作りPOPの歓迎が。

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観光名所である大瀑布・袋田の滝にも行ってみましたが、猛暑による水不足で滝もささやかなものに……これはこれである意味レアなんですが、大雨や台風の後ならすごい滝が見られると聞き、機会があれば行ってみようと決意(これが後日あんな悲劇となるとは……詳細は次回更新にて(^_^;))。

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袋田の滝見物の後は、スタンプポイントの食事・土産処の新滝さんにて戦車カレーをいただく。ボリュームたっぷりでオレンジジュースと特性絵ハガキも付いて1200円とコスパは申し分なし。できれば砲身は魚肉ソーセージじゃなく、ホットドッグ用あたりのを香ばしく焼いてくれたりしたら文句なしだったんですが。

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袋田の滝を離れて、次のチェックポイントとなる久慈川沿いの居酒屋「うめ吉」さんへ。鮎の串焼き400円を追加料金で定食にできるというので頼んだところ、すごいボリュームの定食に(^_^;) 鮎は久慈川で取れたものを注文を受けてから焼いた物。小鉢は濃厚な味わいの山菜の煮物で、汁物はきのこ汁の蕎麦仕立て。これで1000円というのだから、大洗と同様に茨城の食のコスパはハンパないですわ。

■大洗だけでも見所満載なので、なかなか他のところにまで手が回らないという人も多いだろうけど、余裕がある時はぜひとも他のところも巡ってみてほしいです。きっと様々な楽しみが待っていると思いますので。

2016.08.03

コミックマーケット90・3日目に参加します

■7月末に何とか新刊の入稿も終わり、今年の夏コミにも新刊を用意して参加できることとなりました。いつもだったら、新刊製作中に飛び込み仕事があったりしてヒーヒー言わされるのが常だったのですが、今年はそんなこともなく同人誌に集中できたっていうのは、喜ぶべきか悲しむべきか……お仕事はいつでも募集中ですので、何かありましたらいつでもお声かけ下さい(^_^;)。

■それはともかく、今回のコミックマーケット90参加情報は以下の通りです。

コミックマーケット90

3日目・8月14日(日曜日)東地区 ポー42a

私立歯車高校

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・新刊

「アンチョビあたためますか 大洗グルメ制覇の旅二周目」

B5・32ページ

頒布価格 300円

・既刊「アンチョビあたためますか」「大洗巡の備忘録」も用意しております。

■今回の新刊は昨年夏コミで出した「アンチョビあたためますか」の続編となります。今回もアンチョビ、ペパロニ、カルパッチョの三名が「Famiglia di porco(豚一家)」を名乗って、大洗のうまいものを食べまくるという、大泉洋の人気テレビ番組「おにぎりあたためますか」的なノリの食べ歩き本となっております。

今回は大洗イタリアンの名店・古橋亭のディナーコースの他、知波単の福田POPの「せんな里」さんや、アンツィオVS大学選抜としてルミPOPの「沖苑」、アズミPOPの「しちりん」、メグミPOPの「七輪」の各店の実際に堪能させていただいた美味い物の数々を取り上げさせていただきました。これから大洗へ足を運んで、美味しい食事を楽しみたいという人の参考になれば幸いです。

コミケWebカタログの方に内容の一部を読める見本誌データをアップしてあります。あとこちらでも見本PDFデータをアップしましたので、興味のある方はチェックしてみてください。後者の方はココログのアップロード容量制限に合わせるため、画像が少々劣化していますがご容赦下さい(いいかげん1ファイルあたり1メガ制限撤廃してほしいものです)。実際の方はちゃんと綺麗な画像と写真になっていますので。

■本当はもっと色々な店を取り上げたり、6月に行われた秋山殿とさおりんの誕生日イベントレポートも入れたかったのですが、ページ数の兼ね合いで断念。そこらは冬の本に回す感じでしょうか。しかし「オトナアニメ」の方がなかなか続きが出ないために、ネタばかりがどんどん溜まっていく……(^_^;)

■それでは、8月14日のコミックマーケット90にてお待ちしておりますので、よろしければ足を運んでやってください。いつも通りCOMIC ZINでの委託も予定しておりますので、そちらもよろしくお願いいたします(印刷の上がり次第では、コミケより先に委託が始まるかも)。

2016.06.08

ガルパン劇場版BDに合わせて格安ホームシアターシステムを導入してみた

■5月27日に発売された『ガールズ&パンツァー 劇場版』BD&DVD。立川シネマシティでの極上爆音上映が盛り上がるなど、音響効果のグレードの高さが大きな魅力の作品だけに、家で見る時でも音響にこだわりたい…そんなわけで、なるべくコストをかけずに『ガールズ&パンツァー 劇場版』を家で楽しめないかと色々調べてみたところ、パイオニア製ホームシアターシステムにこんな製品が。

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ホームシアター導入の際に、一番の悩みどころになるサブウーファーの置き場所だが、このセットだと縦置き/横置き可能なスリムタイプなので、設置の自由度が高いのが大きな魅力。そして実売価格が26000円と、5.1chホームシアターシステムとしてはかなりの安さ。
ヨドバシカメラ店頭で実物を試すこともできたので、安かろう悪かろうな類のものではないと確認。夏コミ新刊のネタにもできるだろうとのことで、秋葉原ヨドバシにてHDMIケーブル込みで28040円にて購入してみました。

パッケージはサブウーファーユニットとスピーカーに分かれているので、持ち帰りの際にはご注意を。自分は車だったので楽でしたが。

■家に帰ってセッティング作業開始。まず取りかかるべきはサブウーファーユニットの置き場所確保。

ユニットの寸法は高さ115ミリ×幅435ミリ×奥行363ミリなので、テレビ横に縦置きすることに。DIYで余った端材をテレビ台との間に渡して床を設置。

HDMIケーブルの接続などを確認。端子に接続機種が指定されてるけど、単にセレクタ-的な意味合いなので、どこに差しても音質には影響無し。そして、ここで要チェックなのが「光デジタルオーディオケーブル」
テレビの音声をHDMIケーブルでホームシアターシステムに送れるARC機能対応テレビなら、HDMIケーブル1本で問題ないのですが、非対称のテレビの場合は光デジタルオーディオケーブルでサブウーファーユニットと繋ぐ必要があるため、ない場合は事前購入しておきましょう。

実はそれを知らずにヨドバシで買うのを忘れてまして…幸い、昔使っていたケーブルを発掘できたので、それを利用し事なきを得る(^_^;)。

ケーブル類とスピーカーを繋いで、サブウーファーユニットを縦置き。けっこうな存在感だがうまく収まりました。

スピーカーをセッティング。本来ならサラウンドスピーカー×2を背後に設置するのですが、タンスなどがある我が家の6畳間だとセッティングに工夫が必要。とりあえずはフロントスピーカーとサラウンドスピーカーを重ねることに。専用接続金具も用意されているので、ネジ止めのみでOK。これで5.1chサラウンドでガルパン劇場版が楽しめる…と思ったら、さらなる難問が(^_^;)

■PlayStation4をBDプレイヤーとして使用し、いざ再生。おお、テレビのスピーカーとは段違いの音が…と思ったのですが、サブウーファーユニットに表示されてるコーデック名は「PCM」と2.1ch音声のものが!

最初はPS4とサブウーファーユニットの間にソニーの3D対応ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」がパススルーで挟まってるせいかと、直結させても変化なし。

続いてPS4本体の設定をチェック。オーディオ設定を5.1chにしたところ、サブウーファーユニットの表示が「DTS」に変わり、無事5.1chコーデックで出力されているのを確認。でも、ガルパン劇場版BDを再生すると、またもや表示がPCMにorz

何かしらのトラブルかとググると、同様の症状に遭遇した方による解決法が。

・PS4本体の設定を5.1chにした後にBDを再生
・再生中にコントローラのoptionボタンを押してメニュー呼び出し
・メニュー内の「設定」からオーディオ設定を選択し、そこで5.1chへと設定


これでようやくBDも5.1chで再生されるようになりました(^_^;) こんなもんPS4本体の設定で対応しろとは思いますが、なんとかこれで5.1chセンシャラウンドによる自宅再生が可能になりました。

■さて、いよいよ本題の26000円のホームシアターシステムでガルパン劇場版BDは楽しめるかですが…結論から言うと十分過ぎるほど楽しめました!

サブウーファーのパワーを最大にしてみたところ、スリムタイプとは思えないほどの振動で鳴り響く砲撃音が! 外にいても重い砲撃音が聞こえてくるので、これは何かの事故と思われかねないので、近所迷惑にならないレベルまでサブウーファーは抑えることに(^_^;)

スピーカーを前方配置にしてもサラウンド効果はしっかりと発揮。エキシビションマッチを観るミカとアキのシーンでは、セミの鳴き声が自分を包み込むような感じで聞こえてきましたし、大学選抜戦での乱戦でもサラウンド効果は遺憾なく発揮されてました。

仮想11chまで再現する3Dサラウンド効果も設定可能で、これをフルにすると対カール戦でのミカのカンテレがホール演奏みたいに鳴り響いたり、実家に帰ったみほにまほが「みほ」と声をかける所&「家元、蝶野様がお見えです」の台詞が、天からの声のように響くといった面白い効果も。


劇場では気付かなかったエンディングテーマで使用されている楽器の音もはっきり聞こえるなど、家で見るからこそ味わえる、新たな『ガールズ&パンツァー 劇場版』を楽しめるのも大きな魅力かと。

■期待と不安が半々でしたが、このホームシアターシステムの導入は正解でした。この手のものとしては投資額も安く設置も簡単。サブウーファーユニットも場所をあまり取らないので、ワンルームの5.1chホームシアター化の最適解かもしれません。
Bluetooth接続にも対応しているので、スマホやタブレットと組み合わせて音楽やラジオ(radikoなど)を大音量で楽しむといった使い方もできますし、ホームシアターだけに留まらない魅力のあるシステムかと。
とりあえず、今後はサラウンドスピーカーの後方配置を何とか実現させて、リアル5.1chにしたらどれくらい変わるかを試してみる予定です。



2016.05.05

「謎」を考えながら楽しむアニメ『迷家 マヨイガ』

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■個性的な良作がそろった感のある今期の新作テレビアニメだが、その中でも賛否両論が一番激しい作品ではないかと思っているのが、水島努監督×岡田磨里脚本によるオリジナルテレビアニメ『迷家 マヨイガ』だ。31名のキャラクターによる先の見えない群像劇というスタイルに加え、なかなかその全容が見えてこない舞台設定、謎が謎を呼ぶストーリー、エキセントリックで不快な面も多いキャラクター達など、「安心して楽しめるわかりやすさ」が求められる昨今のテレビアニメのトレンドに、ことごとく逆らうような要素で構成されているのだから、評価が割れるのも仕方のないところだと思う。

だが、与えられたものを素直に楽しむという普通のテレビアニメを見る時のスタンスでは、『迷家 マヨイガ』を楽しむことはできないかもしれない。劇中で描かれるものすべてを疑ってかかり、その深層に潜むものを視聴者それぞれが考えるという、『ツイン・ピークス』や『LOST』などのサスペンス系海外ドラマと同じベクトルで向き合うべき作品なのだ。第1話がずっとバスに乗っていただけで終わった事など、各話ごとの盛り上がりに欠けるという感想も目にすることが多いが、30分のテレビアニメではなく1時間のドラマと考えて、2話で1エピソードとして見ていけば展開もしっくり来るのではないだろうか(とはいえ、30分という限られた尺の中で様々な仕掛けやキャラクター同士の絡みを描いているので、個人的には、特に不満は無いのだが)。WOWOWが前回の再放送&先行放送という一時間枠で毎週放映しているのは、海外ドラマに強い同局ならではの作品の魅力を引き出す工夫なのかもしれない。

■現時点で地上波では第4話、WOWOWでは第5話まで放映されている『迷家 マヨイガ』だが、おぼろげながらも物語を構成する断片が明らかになってきて、それらを考える事が毎週の楽しみになっている。自分はWOWOW視聴組なので、地上波組のネタバレにならない範囲で、気になっていることを覚え書きとして書いてみる。

・「迷い家」伝承との関連性

タイトルがそのものずばり『迷家 マヨイガ』であることからも、柳田国男が『遠野物語』で取り上げた、関東・東北地方に伝わる「迷い家」伝承がモチーフになっている事は間違いないだろう。舞台となる「納鳴村」が人の姿が見えないにも関わらず、布団や食器などの生活用品がきちんと残り、畑も荒れずに作物が実っているといった謎の描写は、そのままオリジナルの「迷い家」に通じるものだ。

だが、「迷い家」と「納鳴村」では人の出入りについての現象が異なっている。「迷い家」は山で迷っている人が辿りついて、そこから何かを持ち帰ると運をもたらした上に無事に立ち去る事もできるが、それを狙って欲を持って探しに行ってもけっして辿りつく事はできない場所と語られている。一方の「納鳴村」は、俗世を捨てて人生をやり直すという「欲」を持って訪れたキャラクター達を受け入れたものの、バスを途中で動けなくしたり、山を下りようとしたキャラクター達を道に迷わせて閉じ込めるなど、彼らが立ち去る事を許そうとしない。「迷い家」と「納鳴村」は似て非なるものなのか、それとも「迷い家」伝承自体が欲にかられた者を呼び寄せるための罠なのか。

・校庭の「ウィッカーマン」

「納鳴村」の中心である学校か役場のような建物。その広い庭にはタイヤを使った遊具が拵えられているが、その中で何気に目を惹くのが、大きなタイヤで作られた案山子だ。何かしらの儀式めいた雰囲気のあるこの案山子は、ドルイド教の「ウィッカーマン」を連想させる。

「ウィッカーマン(wicker man)とは、古代ガリアで信仰されていたドルイド教における供犠人身御供の一種で、巨大な人型の檻の中に犠牲に捧げる家畜人間を閉じ込めたまま焼き殺す祭儀の英語名称である」(Wikipediaより)

同名の映画も製作されており、その舞台は外界から隔絶されて古代宗教をベースとした独自のコミュニティを築きあげた島で、ウィッカーマンによる生贄の儀式が重要のモチーフとなっている。「外界から隔絶された独自コミュニティ」という設定は、『迷家 マヨイガ』における「納鳴村」と同様だ。今後の物語に絡んでくるかどうかは不明だが、何らかのモチーフになっている可能性は高い。

・目に見える物、耳に聞こえる物が正しいとは限らない

「劇中で描かれるものすべてを疑え」と前述したが、キャラクター達が村に着いてからの展開では、その片鱗が見え始めている。

最初の犠牲者(?)であるよっつんはそこに居るはずのない誰かを目にしたのを最後に姿を消した。

ツアーに巻き込まれた中年バス運転手は死んだ娘の姿を追って村へと取り込まれた。

そして視聴者である自分達には獣の咆哮に聞こえる音が、各キャラクター達には「機械音」「笑い声」などそれぞれ異なる音に聞こえている。

「納鳴村」に潜んでいるであろう「何か」は、各キャラクターの心理によって見え方・捉え方が異なる存在であることは間違いない。さらに『迷家 マヨイガ スターターブック』に収録されたプロローグコミックによれば、メインヒロイン(だと思われる)真咲は「大切な人がいなくなった」らしく、「納鳴村」に潜んでいるであろう「何か」のことを知った上で「大切な人」に再会するためにツアーに参加したかのようにも思われる。

こうなってくると、外からその様子を見ている視聴者ですら真実が見えているとは限らないわけだ。キャラクターの言動や劇中描写といった数々の断片を自分なりにつなぎ合わせて、真実を推理していくことで、物語の様相も変わっていくのかもしれない。

・正体の見えないキャラクター達

「現世を捨てて人生をやり直そう」という共通の目的を持って集められた30名のキャラクター達だが、名前は全てハンドルネームでプロフィールもあくまで自己申告。劇中のキャラクター同士はお互いに何者かも知らないまま、未知の環境に放り込まれるという気持ち悪い状況に放り込まれているわけだ。それは視聴者も同様で、どんなキャラクターかが読み切れないままに畳みかけられる謎に翻弄されるストレスを味わうという、ある意味バーチャルな形で「人生やり直しツアー」に参加しているといえるのだ。

そんなキャラクター気持ち悪さを象徴しているのが、主人公の光宗だろう。劇中では典型的なアニメの主人公的な言動を見せてはいるが、「納鳴村」の異常な状況下では「単に一番当たり障りの無い事を選んでいるだけ」という薄っぺらいものにしか見えない。第一話でふと見せた「しょせんはみんな他人」という本音を除けば、真咲や颯人といった他の誰かに依存することでしか行動していないのだ。こうなると、やたらと女性を意識したり、自分が殺されるかもしれない状況下でらぶぽんの透けブラに反応してしまうといった描写も、単にアニメ的なものではなくて光宗の異常性の表れではないかと思えてくるのだが……。

他のキャラクターにも「気持ち悪さ」や「異常性」は垣間見える。何かと処刑や拷問を口にし実行しようとするらぶぽんはわかりやすいが、異常な状況下に追い込まれても平静さを失わないソイラテや山内は逆にとんでもない闇を抱えているように思えてくる(山内のツアー参加理由が「母の介護が終わった」とのことだが、「終わらせた」のではないかとか…)。さらに軽い理由でツアーに参加している10代キャラと、真剣に人生をやり直したいと考える20代以降のキャラの意識の差が、今後の悲劇の引き金になるのではないかという予感もする。

・「人生やり直しツアー」は本当に第一回か?

今回のテキストを書いている際に、データの確認のために公式サイトに飛んだ所、こんなサイトが表示された。

http://jinseiyarinaoshi.com/

劇中の「第一回人生やり直しツアー」の募集ページを再現した物だが、あまりにも古くさくてダサイ、インターネット黎明期のようなホームページになっている。これは単にダーハラのセンスがダサイというスタッフのお遊びなのかもしれないが、それにしてはあまりにも古すぎる。ひょっとすると、「人生やり直しツアー」は昔から密かに開催されていて、それを受け継いだダーハラやこはるんがページをそのまま流用して使っているとしたら、あの二人が何らかの黒幕という疑惑も……これは考えすぎかも知れないが、そんな楽しみ方もできるのが『迷家 マヨイガ』なのだ。

■『迷家 マヨイガ』は『ツイン・ピークス』『LOST』などのサスペンス系海外ドラマの文脈でとらえるべき作品ではあるが、そういった作品には「謎の収拾が付かなくなる」「引っ張ったわりには謎の種明かしがあっけなさ過ぎる」といった恐れが常につきまとうものだ。それは視聴率が高ければどんどんシリーズが続くが、悪いと途中打ち切りも当たり前という、海外ドラマならではの構造上の問題に負う所も大きいので、日本のテレビアニメである『迷家 マヨイガ』には当てはまらない可能性は高いというか、当てはまらないでほしいものですが。

でも、謎を考察していくという楽しみを『迷家 マヨイガ』が秘めていることだけは間違いない。見続けているけど今ひとつと思っている人は、受け身にならずに「考える」という形で作品に攻め込んでいってみてはどうだろうか。

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