最近のお仕事&劇場版『ラブライブ!サンシャイン!!』雑感
■新年あけましておめでとうございます。昨年末のコミックマーケット95では新刊『Turf of Dreams! 02』もほぼ完売しまして、足を運んでいただいた皆様には感謝です。年明け早々色々引き落とし後の預金残高を見て割とガチで首を吊りたくなる心境ですが、こういう嬉しいことがあるうちはまだがんばって生きていけるかなと……。新刊はただいまCOMIC ZINにて委託&通販中ですので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします!
■新年早々に取材仕事をいただけたので、まずは現在開催中のイベント関連のものを。
日本全国の祭りとグルメが東京ドームに集結する『ふるさと祭り東京2019』いよいよ開幕!!
現在東京ドームで開催中のグルメと祭りを楽しむイベント『ふるさと祭り東京2019』のレポート記事を書かせていただきました。食レポ部分はちゃっと実食したものです。本当に美味い物が色々揃っていますし、個人的には群馬のご当地イタリアン「シャンゴ」のシャンゴ風パスタが食べられる高崎市のブースがオススメです。取材日にはまだ食べられなかったので、これを食べるためにプライベートでイベントに行きたいぐらいです(^_^;)
イベントは1月20日までなので、美味い物をがっつり食べてみたい人はぜひ足を運んで見て下さい。
■昨年歌の方からAqoursを知って、取材などでライブに足を運ばせてもらったことで遅ればせながらドハマリし、順番的には逆ですがいまアニメ本編を追いかけている最中の『ラブライブ!サンシャイン!!』。そんな駆け出しファンですが、見ないわけには行かないだろうという事で……。
行かせていただきました
『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow 』!
初週は新宿ピカデリー、二週目はちょうど原稿回収仕事で車で移動だったのでMOVIX三郷へ。
二週目にも足を運んだのは、上映前のポートレート撮影コーナーのホストが一番気に入ってるヨハネas津島善子だと聞いたので……前週のホストが次週のポートレート担当というパターンなら、三週目のポートレートがヨハネなんだろうか? ならばまた行くしかないのですけど(^_^;)
自分はこのポートレートサービス自体が初体験だったけど、ファンサービスというだけでなく自然な形で携帯・スマホの電源を切らせて仕舞ってもらうダメ押しでもあるんですね……こういうのはアニメならではの強みだなと。
二週目の入場特典色紙も無事に確保。三週目が一年生ならヨハネゲットのチャンスもあって一石二鳥なんですが。さすがにヨハネが出るまで通い詰める時間とお金はさそうだしorz
■そんな『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』ですが、見る前に知り合いのライターがちょっと酷評というか微妙な評価をしていたのが気になってたのですが……自分が見た感想は「映画として微妙というのは確かにわかる……でも『ラブライブ!サンシャイン!!』としては楽しいから正解なんじゃなかろうか」というところでしょうか。
今回の物語を貫いているテーマをあげるならば「別れを経てからの自立と再出発(リスタート)」。、それが「Aqours」「SaintSnow」「浦の星女学院」「小原母子」という4つのファクターで描かれており、普通の映画なら各々のドラマが様々な形で絡み合いながら大きな流れになって、クライマックスへと雪崩れ込むという構成になるのが定番なのだけど、この映画はそれらがあまり深く絡まないまま物語が進んでいってしまう。それぞれが抱えた問題も流れの中で割とあっさり解決してしまうし、結果として一番ドラマ的な盛り上がりを見せるのがライバルであるSaintSnow絡みのエピソードということになってしまっているので、それゆえに「微妙」という評価が出るのも仕方無いのかなと。
でも、『ラブライブ!サンシャイン!!』という作品として見た場合、テレビシリーズ自体がAqoursにとっての最大の冒険物語だったわけで、今回の映画が冒険を終えたAqoursの新たな旅立ちという「序章」的な性格を持つ以上、テレビ以上の冒険を用意しづらいという面もあるのではと。『ガールズ&パンツァー』が「優勝したら廃校は回避と言ったが……あれはウソだ」という掟破り過ぎる展開で劇場版を成立させていたけど、同じような事を『ラブライブ!サンシャイン!!』でやったら作品観じたいが崩壊しかねないだろうと……まあ「統合したら学校が緩くなりそうだから、浦の星は当分分校扱いね」という発端は「だったら最初から統廃合とか言わなくても良かったんじゃ?」的なギリギリ感はありましたが(^_^;)。
映画的な盛り上がりは今ひとつという見方もある『Over the Rainbow』けど、その反面『ラブライブ!サンシャイン!!』らしい楽しさは全編にたっぷり詰まっていた。色々悩みはあるけれど、それでも前向きに動き続けてがんばるテレビシリーズ後のAqoursという、ファンが一番見たかったものをきっちりと描き、それぞれの明るい未来の可能性を見られることが、今回の映画の一番の魅力ではないかと。
『ラブライブ!The School Idol Movie』はμ's完結の物語だったけど、『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』はAqoursが新たに歩み出す未完(蜜柑)の物語。これからも様々な形でAqoursに会える事を指し示したことが、何よりも嬉しい作品なんだろうと。
見ていて何とも心地よいし、ヨハネが輝きまくってることですし、自分も早くテレビシリーズ完走してから腰を据えてもう一度見たい作品です。少なくともヨハネのポートレート週と1年生組の色紙配布週は見に行かねばなるまいて(^_^;)
MOVIX三郷のロビーにて撮影。平日レイトの時間帯だったのでじっくり撮影できましたわ(^_^;)