「世界一楽しい片道きっぷ」の旅をしてみました
■珍しく仕事が立て込んだ6月前半。なんとか一段落したので、天気も快晴な6月19日の木曜日にひたちなか海浜鉄道・鹿島臨海鉄道・茨城交通の三社合同ガルパン企画「世界一楽しい片道きっぷ」にチャレンジしてきました。これからやってみようという人のためにタイムテーブル付きでまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。
自分はいつも小山の自宅から北関東自動車道を使って大洗に行っているのですが、今回の企画は勝田駅がスタート地点。車で勝田まで行っても、また戻る手間や駐車場の料金を考えると割に合わないので、いつも通り大洗へと車で直行。町営駐車場に車を置いてから、歩いて大洗駅まで移動して11時30分発の水戸行きで出発。
●11時30分・大洗発→鹿島臨海鉄道→11時48分・水戸着
平日午前でイベントもないということもあり、駐車場はガラガラでした(^_^;) 最初は大洗駅ロータリーの駐車場に置いて出発と思ったのですが、あそこは30分以上の駐車は禁止なので、同じ事を考えていた人はご注意を。
■11時48分に水戸駅到着。勝田に向かう常磐線は12時10分発なので、駅構内のロッテリアでしばし休憩。鹿島臨海鉄道からJR、そして勝田駅でのJRからひたちなか海浜鉄道への乗り換えはすべて駅構内で済むので、外に出る必要はありません。料金も勝田で乗り換える際に精算できます。
●12時10分・水戸発→JR常磐線下り→12時15分・勝田着
勝田に着いたら1番線へと移動。ホームに降りるとひたちなか海浜鉄道の入口があるので、ここで「世界一楽しい片道きっぷ」を購入。最初のスタンプもここで押せるのでお忘れなく。
ひたちなか海浜鉄道の勝田駅発時刻表。バスに乗り換える那珂湊駅は4つめで、乗車時間は16分ほどです。
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行き先案内看板がかわいらしいデザイン看板になっているので、駅では見逃さないように。
■12時37分発の列車が到着。二つ目のスタンプは列車先頭の運転席横に設置されてますので、動き出す前に押しておくと良いかと。
●12時37分・勝田発→ひたちなか海浜鉄道→12時53分・那珂湊着
雰囲気の良い車内と、広々とした田園風景を楽しみながら、16分のローカル線の旅。TVドラマ『孤独のグルメ』のテーマが思わず脳内に流れそうな風情が素晴らしいです。
那珂湊駅に到着。すぐに13時5分発の大洗行きのバスがあるので、急いでスタンプ押して限定バッジの交換を……というにはもったいないくらい見所があるので、ここはバスの時間を確認してからじっくりと楽しんでいきましょう。
開放感のある駅の風景は絶好のカメラ撮影ポイント。
運が良ければ、那珂湊駅名物の駅猫おさむにも出会えるかも。行き先看板も駅猫をあしらったかわいいデザイン。
茨城交通のバスターミナルがあるので、ガルパンバスが駐まっていることも。他のバスと一緒に待機中のガルパンバスというのは珍しい光景かと。
駅グッズも色々発売中。デザイン看板キーホルダーや、地元の女子高生がデザインした那珂湊のゆるキャラ・みなとちゃんのラバーキーホルダーとかオススメです。
那珂湊のスタンプは駅の切符自動販売機近くに設置。限定バッジは駅を出て右側にある茨城交通の事務所にて交換できます。スタンプ押した写真がないのは、うっかり忘れていてバスのギリギリの時間で押しにいったからです(^_^;)。
■自分が行った時にはこんなものがあるとは気付かなかったのですが、勝田駅で海浜鉄道に乗る時か、那珂湊駅の事務所で申し出ると「乗車証明書」をもらうことができるとのこと。
駅周辺のお店などがわかる案内マップも付いていて、色々なお店でお得なサービスも受けられるそうなので、これを手にバスの時間まで散策&ランチを楽しむというのもアリではないかと。
残念な事に自分はそれに気付かなかったので、駅前の雰囲気のある大衆食堂「日の出食堂」にて昼食を取ることに。
「これこれ、こういうのでいいんだよ」とゴローさんみたいなモノローグを思わず語ってしまうような店内の様子に和みつつ、チャーハン(650円)をオーダー。
素朴な味わいで量もたっぷりな、いかにもなレトロチャーハンで美味しかったですわ。
■食事を終えると丁度いい時間になったので、13時55分発の大洗駅方面行きのバスに乗るべく停留所に。
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時刻表はこんな感じ。「世界一楽しい片道きっぷ」期間中は、普段は土日祝日にバスのない時間帯でも運行便があるので、これを利用すればスムーズに大洗まで戻れます。運行時間は渋滞などがなければ大洗駅入り口まで約20~25分強なので、17時に閉まる大洗駅インフォメーションで記念絵はがきをもらうことを考えると、15時50分発のバスが最終便と考えておくとよいかと。
●13時55分・那珂湊駅発→茨城交通バス→14時20分頃・大洗駅入口着
ひたちなか市と大洗町をつなぐ海門橋あたりで、渕上舞さんによる車内アナウンスが、そして橋を渡りきるあたりにウサギさんチーム・梓&優季の出迎え看板があるので聞き&見逃さないようご注意を。
ちなみに大洗側からひたちなか市に渡ると、アヒルさんチームの忍&あけびの出迎え看板が。機会があれば車かレンタサイクルでチェックしにいこう。
■バスが到着する「大洗駅入口」は駅から500メートル程離れているので要注意。あと途中下車してもOKなので、磯前神社や商店街近くで降りて散策を楽しみつつ大洗駅に向かうというのもアリかと。
そして大洗駅のインフォメーションにて、最後のスタンプを押して記念絵はがきをもらってミッション終了。自分は車だったのでここで旅は終わりですが、鉄道利用の人はこのまま水戸に戻って帰途につくこととなります。
うまくダイヤが繋がれば2時間弱でクリアできるルートですが、せっかくの「旅」なのですから、那珂湊をじっくり楽しんでほしいところですね。大洗とはひと味違うみつだんごが楽しめる「あべ川 木内」や、ナムコの傑作戦車ゲーム『TOKYO WARS』が遊べるショッピングセンター・ピアポートもあるそうなので、ぜひとも再挑戦して、那珂湊を満喫したいところです。
■「世界一楽しい片道きっぷの旅」が終わるのを見計らったかのように、コンバットマガジン編集部から校正最終チェックのPDFが届いたので、町営駐車場に戻って車からノートPCを持ち出し、大洗リゾートアウトレットのサザコーヒーにて一息つきつつお仕事。
各テーブルにはキャプテンのミニポップが! そしてお気に入りのメニューが「徳川将軍カフェオレ」。ホットとアイスの両方がありますが、何ともコクのある味わいが素晴らしいのです。居心地も良くて、この日はしっかりお店で眠り込んでしまい、商店街に足を運べませんでした(^_^;)。
まあしっかり休みつつも、お仕事は無事終了。6月27日発売のコンバットマガジンには、自分が手がけた『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』の記事がカラー2ページ載りますので、よろしければ読んでやって下さい。