MENU

November 2024
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

お知らせ

  • ●トラックバックに関して
    トラックバックについては、業者系&荒らし目的のもののは削除させていただきます。
  • ●コメントに関して
    コメント記入時には本人確認用にメールアドレス記入となっていますが、明らかに捨てアドレスだった場合はコメントの内容によっては削除させていただきますので、ご了承下さい。

amazon.co.jp

IKEA古民家イベント

  • Ikea_0030_
    11月6~9日に、上野桜木町の古民家・市田邸でおこなわれた、IKEA新三郷オープン記念イベントと、その後に歩いた不忍池界隈の写真です。 イベントは和の家にどうIKEAの北欧デザイン家具を組み合わせるのかを見せてくれた、なかなか面白いイベントでした。

『けいおん!』聖地巡り・その1 豊郷への道のり

  • L22
    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 まずは校舎のモデルになった豊郷小学校・旧校舎のある滋賀県豊郷町へ向かう道すがらの色々をば。

『けいおん!』聖地巡り・その2 豊郷小学校・旧校舎

  • Lwzz45
    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 続いてはアニメの再現度がよくわかる実際の豊郷小学校・旧校舎を。

『けいおん!』聖地巡り・その3 けいおん!inリアル

  • Ina39
    9/2~3と滋賀と京都の『けいおん!』ゆかりの場所を巡ってきた記録です。 こちらは旧校舎に開設された観光案内所を彩るファンの持ち寄ったグッズや「トンちゃんパン」「巡礼記念キーホルダー」などの記念グッズ、せっかくなのでドールを持ち込んで撮ってみた写真など色々ですw

『けいおん!』聖地巡り・その4 京都市内あちこち

  • Su
    9/2~3にかけて滋賀・京都の『けいおん!』にちなんだ場所を巡った旅の記録です。こちらは9/3に京都市内のあちこちを見て回った時の写真で、『けいおん!』だけでなく『四畳半神話体系』『ネイチャージモン』も混じったりしてますw

らきすたの街・鷲宮 20081109

  • _0000027_
    ロングドライブの練習がてら、地元より来るまで40分ほどの埼玉県・鷲宮町に行ってきました。そこで撮った写真を色々と。

« 大洗八朔祭りに行って来ました | Main | 産経新聞が『ガルパン』を越える茨城ご当地アニメを提案(^_^;) »

2013.09.16

『小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!』雑感~京アニがこうも雑な「劇場版」を世に放っていいんだろうか(ネタバレありかも)~

■17回目のガルパン聖地巡礼(今回は茨城空港とクックファンのみで大洗に行けませんでしたが)を終えた帰り道、北関東自動車道ICを降りてすぐの所にあるMOVIX宇都宮に立ち寄り、公開初日の『小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!』を見ることに。一番大きな504席のスクリーンが割り当てられ、午後九時過ぎスタートのレイトショーにも関わらず五割ほどの入り。こいつは期待できそうと思ったのですが……。

chu2

■最初に断っておくと、自分は『中二病でも恋がしたい!』はBD全巻揃えるくらいには大好きな作品ですし、放映中は否定的な意見も多かった終盤のシリアス展開も、自分が一番見たかった勇太の男気が爆発する最終回へと繋がったと思えば全然OKでした。そんな「勇太の物語」として極上の青春ジュブナイルぶりを見せてくれた『中二病でも恋がしたい』を、劇場版では「六花の視点で描く」なんて言われたら、期待するなという方が無理。そんなわくわく感を抱いて鑑賞に挑んだのですが……見終えた後の感想は「こんな雑な総集編を劇場版とか言って公開しないでほしい」でした。ただひたすらにガッカリでした。

■『小鳥遊六花・改』は、中二当時の勇太を描いた「Lite」の新作から始まり、「居眠りしていた六花が見た妄想世界での勇太との結婚式&中二病バトル→部室で(何かの問題解決に出向いている)勇太を待つ六花達→勇太を待つ間に六花の口から語られる、勇太と過ごした日々という名目の総集編→帰ってきた勇太が合流し、アニメ第二期のプロローグ的なあれこれ→そして新ヒロイン登場」という具合で、総集編以外の新作パートは正味20数分といったところ。残り70分ほどが総集編パートなわけですが、これが主に六花がカワイイ系の見どころばかりを繋いだだけ。
物語的な再構築どころか説明すらも一切無く、「六花の視点で描く」と言いながら六花のモノローグ的なものもほとんど無し。
パンフレットで監督は「1時間に全てが入るわけではないので、むしろ劇場の大画面で映えそうな部分をピックアップする形でファンムービー的に編集を行いました」と語られてるけど、ニコ動あたりでファンが編集してるMADの方がよほどうまく作品を活かす形でやっていると思う。単なる第二期のプロモーションフィルムでしかないのだったら、ファンディスクとして売るかテレビスペシャルとかでやればいい。こんな代物を「劇場版」として送り出せるのは、作品としての『中二病でも恋がしたい!』に思い入れも愛も無いからじゃないだろうかと京アニを疑いたくなるぐらいですわ。

■京アニ作品の魅力の一つは「職人的な作品の丁寧な作り込み」にあると個人的に思っている。映画『けいおん!』を30回以上見に行ったのも、何度見ても飽きがこない上に、見る度に新たな発見のある作り込みの深さに惚れ込んだからだし、テレビ版『中二病でも恋がしたい!』も、そんな丁寧さが存分に盛り込まれていて見ていて毎回気持ちが良かった。でも、『小鳥遊六花・改』にはそんな魅力がまったく感じられなかった。冒頭の妄想結婚式&バトルシーンにリソースを費やすぐらいなら、マトモな六花視点の総集編としての再構築にそれを使ってほしかった。なんだか受け手の自分が感じた『中二病でも恋がしたい!』と作り手の京アニが考えている『中二病でも恋がしたい!』は別物だったのかもしれないという気分にさせられました。

■物語としては続編を作る余地など無いほどキレイに完結していただけに、第二期には正直不安を感じていたのですが、『小鳥遊六花・改』終盤の第二期への前振りでそれを確信させられる事に。「中二病VS世間」という視点が『中二病でも恋がしたい!』のキモの一つだったと思うのですが、世間側のキャラクターをざっくりリストラして、典型的萌え作品的な理由付けで勇太と六花を同棲させてしまったりとか、第一期の丁寧さはどこにいってしまったんだろう……。実際の放送を見るまで判断は避けますが、正直第二期にはあまり期待できそうもありません。ぜひともこんな気持ちを裏切るような出来を期待してはいますが。

■この手の総集編系アニメ映画の場合「ファンにはお勧め」という評価軸がありますが、『小鳥遊六花・改』はファンにもお勧めしがたいです。まあ物語より女の子キャラに惹かれていた人なら大丈夫かも知れませんが。

« 大洗八朔祭りに行って来ました | Main | 産経新聞が『ガルパン』を越える茨城ご当地アニメを提案(^_^;) »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

オタク」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

« 大洗八朔祭りに行って来ました | Main | 産経新聞が『ガルパン』を越える茨城ご当地アニメを提案(^_^;) »