コミケ79参加＆新刊告知です

■『けいおん！』最終回について語ると言っておきながら、またもや更新にタイムラグが……仕事が減っているはずなのに地味に忙しかったり、PSP『けいおん！ 放課後ライブ』とPS3『RED DEAD REDEMPTION』なんていうやり込み系の良ゲーがほぼ同時に発売したせいでそっちにずっぽりハマったりでorz 「でもおかげで放課後ライブはコンプ率100％だよ！」(CV:唯)という感じで、音ゲー素人の俺でもやり込んでハマれる絶妙の難易度なので、『放課後ライブ』は今からでも遊んでみてほしい良作です。アニメ第二期の曲を入れたパート２の発売が楽しみですわ。

■で、今回の本題は12/29～31に東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット79について。今年も何とかスペースがとれました！

12/31(金曜日) 東地区P-54a
私立歯車高校

そして今回の新刊は、すでに入稿も終わっているので堂々と告知できますよ！

『けいおん！』を巡る冒険
Ａ５・フルカラー２０ページ
頒布価格・４００円

　前のエントリーにも書きましたが、９月頭に豊郷小学校・旧校舎＆京都市内の『けいおん！』の舞台となったスポットを色々と見て回ってきました。地獄のような猛暑でしたが、おかげで晴天に恵まれて、コントラストの効いたいい写真がたくさん撮れたんですよね。冬コミの新刊にこれを利用して何か『けいおん！』絡みの本を……でもグレースケールじゃせっかくの写真がもったいないし……その結果が評論系なのに写真メインのフルカラー本という、俺的には何とも無謀な今回の試みでございました(^_^;)　そんなわけで、いつもの歯車新書シリーズよりもちょっと高めですがご勘弁を。こんな時期にすでに入稿まで終わってるのも、少しでもコストを下げるために印刷所の早期入稿割引〆切に間に合わせるためだったという……おかげで先月末は地獄のスケジュールでしたわ。

　内容は写真メインですが、文章パートも力入れて書きました。当初は軽い旅行ガイド的な感じにと思っていたのですが、最終的には現地の風景や空気をじかに見て感じてわかった「豊郷小学校・旧校舎や京都の町が『けいおん！』の作品内容そのものにどんな影響を与えていたのか？」ということを掘り下げる、俺なりの『けいおん！』論という形になりました。京都アニメーションだから手近な京都の風景を使ったわけでも、面白い建物だから豊郷小学校・旧校舎をモデルにしたわけでもなく、作品にとってはそれが必然だった。そしてそれがアニメと原作の雰囲気の違いにまで至ったということを色々と考察してみたので、ぜひ『けいおん！』にハマった人に読んでほしいです。

■今回は早めに刷り上がる感じなので、タイミングが合えば冬コミ前にCOMIC ZINの方で若干数の委託販売がスタートできるかも知れません。その際にはすぐ告知しますので、冬コミに来られない方はぜひともそちらを利用していただければ幸いです。

■新刊以外には夏コミで頒布した『三十代オタクのための萌え４コマガイドブック』などのバックナンバー類や、バラエティに富んだ委託新刊も用意していますので、当日はぜひともお立ち寄り下さい！