『萌え萌え有毒生物図鑑』発売中!&今日買ったおすすめコミック2冊
■またもや更新に間が空いてしまって、申し訳ありません(;´Д`) 年明けから今まで(というか、今でも)色々と仕事が立て込みまくっているというか。3月は会社の決算期なので、出版社ではそれまでに出せる本をバンバン出して売り上げを稼ぐ駆け込み時期なので、自分も色々な本に関わることに。
不景気やら人間関係の軋轢やらで、今後の仕事の行く先がいささか不透明だというのに、それへの対応策をじっくり考えるヒマがないほど忙しいというのは、果たして幸せなのか不幸なのか。
■そんなお仕事の結果の一つがこれ。
『萌え萌え有毒生物図鑑』(イーグルパブリシング)
「恐るべきお兄ちゃん軍団」として一緒に仕事をしているみやもさん・YU-SHOWさんとともにひっそりと進めていた企画が、ようやっと形になりました。途中、本の内容やイラストコンセプトのことなどであれやこれやあったりしたので、企画スタートから約10ヶ月弱かかって、ようやく発行にこぎ着けられました。
執筆陣のメンツがメンツなので、従来の『萌え萌え』シリーズとはかなり違ったノリの一冊になっているかと思います。モノクロページのコラムも、かなりオタク&マニアック方面に降っているので、むしろインフォレストの『○○ゲーム大全』シリーズに近いかも。
イラストを描いていただいた絵師の皆さんも、それぞれ個性・実力・萌えにあふれるメンツ揃いですので、萌えイラスト集としても楽しめる一冊になりました。いや、本当に描いていただいた皆さんには感謝です。
ちょいとばかり採算度外視して作った本なので、その分クオリティの高い仕上がりになっているかと思います。ぜひとも店頭で見かけたら、手にとっていただければうれしいです。
■ついでに、今日買ったコミックス2冊も紹介。アスキー・メディアワークスが西新宿に移転してしまって以来、本屋から足が遠のき気味だったのですが、今日はブック・ファーストのコクーンビル店(広くておしゃれな上に、本の品揃えも良いので、新宿で本を買うならここがいいかも。店自体の雰囲気もいいので、書店好きにもおすすめ)に寄ることができたので。
『チーズの時間』山口よしのぶ&花形怜(芳文社コミックス)
若干二十歳にしてフランスチーズ鑑評騎士に任ぜられた、フランス生まれの日本人・亜氷音レミ。フロマージュ(チーズ)を「あの子たち」と呼ぶほど愛し、パリの男たちから天使と呼ばれ愛されるレミは、亡き両親の国・日本にチーズの良さを広めるという夢を叶えるために来日。東京の下町に店を構え、天真爛漫な笑顔と手塩にかけたチーズの力で、出会う人たちに笑顔と幸せをもたらす……。
週刊漫画タイムスというオヤジ系雑誌の連載ということで、これはまったくのノーマークでした。黒髪ロングのレミさんはかわいいし、毎回織り込まれるチーズに関するウンチクや料理テクニックも実際に役立つものが多いので、お姉さんキャラ&グルメコミック好きならチェックしておいてソンはないかと。
『私の血はインクでできているのよ』
久世番子(講談社ワイドKC)
電撃大王で趣味全開の情報コラム記事『通スポ』をやっていた頃、何度も紹介させていただいた傑作エッセイコミック『暴れん坊本屋さん』の、久世番子先生の新作エッセイコミックなのですが、今回のは面白いけど色々な意味で強烈な一冊でした(^_^;)。
最近のオタクに当てはまるかどうかはわからないけど、一昔前……パソコンをはじめとするデジタル環境の敷居が今ほど低くなかった頃のオタクだったら、誰しもが通ったであろう黒歴史……見返すと死にたくなるような自作絵やコミック! 厨設定全開のオリジナルファンタジー! アニメや漫画にはまりすぎたが故の痛い言動! それらをすべて当時の絵などとともにさらしながら、漫画大好き少女だった久世先生がいかにマンガ家への道へと至ったかを振り返っていくという趣向なので、もう思い当たる節のある人にはグサグサと胸に突き刺さりまくるエピソード満載(;´Д`)。のたうち回りながら読むハメになること確実の一冊ですよ。
読んでいて思い出すのは過去の自分の振る舞いの数々……女体のサイズのことなどまったく知らないで素っ頓狂な3サイズを設定していた自作女性キャライラスト……学校のコピー機を勝手に使って小●田いくFCの会報刷っていた高校時代……調理師専門学校へ進むはずだったのに、『マジカルエミ』の最終回あたりに感動して「オレもこういう作品作りに携わりたい」とかヒートアップしてアニメ専門学校に進んでしまったり……まあ、そんな黒歴史の果てに、オタク業界の端っこで何とか食べていけてるんだから、きっと人生の選択に間違いはなかった……と思いたいorz
不景気やら人間関係の軋轢やらで、今後の仕事の行く先がいささか不透明だというのに、それへの対応策をじっくり考えるヒマがないほど忙しいというのは、果たして幸せなのか不幸なのか。
■そんなお仕事の結果の一つがこれ。
『萌え萌え有毒生物図鑑』(イーグルパブリシング)
「恐るべきお兄ちゃん軍団」として一緒に仕事をしているみやもさん・YU-SHOWさんとともにひっそりと進めていた企画が、ようやっと形になりました。途中、本の内容やイラストコンセプトのことなどであれやこれやあったりしたので、企画スタートから約10ヶ月弱かかって、ようやく発行にこぎ着けられました。
執筆陣のメンツがメンツなので、従来の『萌え萌え』シリーズとはかなり違ったノリの一冊になっているかと思います。モノクロページのコラムも、かなりオタク&マニアック方面に降っているので、むしろインフォレストの『○○ゲーム大全』シリーズに近いかも。
イラストを描いていただいた絵師の皆さんも、それぞれ個性・実力・萌えにあふれるメンツ揃いですので、萌えイラスト集としても楽しめる一冊になりました。いや、本当に描いていただいた皆さんには感謝です。
ちょいとばかり採算度外視して作った本なので、その分クオリティの高い仕上がりになっているかと思います。ぜひとも店頭で見かけたら、手にとっていただければうれしいです。
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萌え萌え有毒生物図鑑 |
■ついでに、今日買ったコミックス2冊も紹介。アスキー・メディアワークスが西新宿に移転してしまって以来、本屋から足が遠のき気味だったのですが、今日はブック・ファーストのコクーンビル店(広くておしゃれな上に、本の品揃えも良いので、新宿で本を買うならここがいいかも。店自体の雰囲気もいいので、書店好きにもおすすめ)に寄ることができたので。
『チーズの時間』山口よしのぶ&花形怜(芳文社コミックス)
若干二十歳にしてフランスチーズ鑑評騎士に任ぜられた、フランス生まれの日本人・亜氷音レミ。フロマージュ(チーズ)を「あの子たち」と呼ぶほど愛し、パリの男たちから天使と呼ばれ愛されるレミは、亡き両親の国・日本にチーズの良さを広めるという夢を叶えるために来日。東京の下町に店を構え、天真爛漫な笑顔と手塩にかけたチーズの力で、出会う人たちに笑顔と幸せをもたらす……。
週刊漫画タイムスというオヤジ系雑誌の連載ということで、これはまったくのノーマークでした。黒髪ロングのレミさんはかわいいし、毎回織り込まれるチーズに関するウンチクや料理テクニックも実際に役立つものが多いので、お姉さんキャラ&グルメコミック好きならチェックしておいてソンはないかと。
『私の血はインクでできているのよ』
久世番子(講談社ワイドKC)
電撃大王で趣味全開の情報コラム記事『通スポ』をやっていた頃、何度も紹介させていただいた傑作エッセイコミック『暴れん坊本屋さん』の、久世番子先生の新作エッセイコミックなのですが、今回のは面白いけど色々な意味で強烈な一冊でした(^_^;)。
最近のオタクに当てはまるかどうかはわからないけど、一昔前……パソコンをはじめとするデジタル環境の敷居が今ほど低くなかった頃のオタクだったら、誰しもが通ったであろう黒歴史……見返すと死にたくなるような自作絵やコミック! 厨設定全開のオリジナルファンタジー! アニメや漫画にはまりすぎたが故の痛い言動! それらをすべて当時の絵などとともにさらしながら、漫画大好き少女だった久世先生がいかにマンガ家への道へと至ったかを振り返っていくという趣向なので、もう思い当たる節のある人にはグサグサと胸に突き刺さりまくるエピソード満載(;´Д`)。のたうち回りながら読むハメになること確実の一冊ですよ。
読んでいて思い出すのは過去の自分の振る舞いの数々……女体のサイズのことなどまったく知らないで素っ頓狂な3サイズを設定していた自作女性キャライラスト……学校のコピー機を勝手に使って小●田いくFCの会報刷っていた高校時代……調理師専門学校へ進むはずだったのに、『マジカルエミ』の最終回あたりに感動して「オレもこういう作品作りに携わりたい」とかヒートアップしてアニメ専門学校に進んでしまったり……まあ、そんな黒歴史の果てに、オタク業界の端っこで何とか食べていけてるんだから、きっと人生の選択に間違いはなかった……と思いたいorz
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チーズの時間 1 (芳文社コミックス) |
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私の血はインクでできているのよ (ワイドKC) |
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