『オタクは既に死んでいる』論争(?)に関する覚え書き

『オタクは既に死んでいる』に関して、前回のエントリーに対するコメントや各所の反応を見て、色々と思いついたこととかがあったので、覚え書きとしてつらつらと。ちゃんとまとめるかどうかは、仕事や気持ちの余裕次第ですが、何かの思考材料になればということで、ひとつ。

■『オタクは既に死んでいる』に対する現役オタク層の反発は、「岡田や唐沢はすでに時代遅れの存在」という思いと表裏一体に存在していた「自分たち(オタク)の理解者たる長老を失った(見捨てられた)」ことに対する嘆きでもあるのでは? 自分の認識としては、すでに2年前の「オタク イズ デッド」で現役オタク層は岡田斗司夫氏に見切り、今回の新書にしても「今頃焼き直しかよ」ぐらいのものだと思っていたので。

■そのオタク感やオタク史に対する異論・反論はあれど、岡田・唐沢の両氏が「オタク」を一般人にも分かりやすく(事象の客観視、エンターテイメント的話術)伝えることの出来る通訳=シャーマンとして希有な存在だったことは、間違いのないところだろう。第二~三世代にそんな人物が現れることがなかった(東浩紀氏や本田透氏のオタク論には、一般人に理解を求めようという姿勢(これでわからないやつにはわかってもらわなくてけっこう的な孤高さ)かなかったように思う)。→ブログや個人ニュースサイトが、マスコミのオタクの取り上げ方に対し「マスゴミのオタクに対する偏見」と糾弾するだけで終わってしまい、「なぜそう思われてしまうのか?」と考え、その解決へと向かおうとしないのも、そんな流れからか。

■bonoさんの「岡田氏がリアルタイムで接したはずの「過去」への言及までおかしくなってきた」という指摘だが、その手のいい加減さは岡田氏には割とよくあることなので、生暖かくスルーして突っ込むだけでいいと思うのは、業界の末席に身を置いているが故の見方の違いか。「宮崎努事件をきっかけに、自分はガイナックス=オタク作品作りから身を引いた。自分の作る作品が、ああいったモンスターを生み出すのではという恐怖を感じたから」という言説も、『絶望に効くクスリ』9巻での山田玲二氏との対談以降に突然出てきたものだったし(本当にそう考えていたけど、言う機会がなかっただけという可能性は考慮するにせよ)。

■ただDAICONⅢ~Ⅳがオタク史の起点となったというのは、間違いとは言い切れない。サブテキストとして島本和彦『アオイホノオ』を読むと解るが、現在も一線で活躍する様々なオタク系クリエイターが当時は大阪芸大周囲に多数存在していた。それがゼネラルプロダクツを触媒として集うようになり、DAICONⅢ~Ⅳで爆発したのは事実だから。無論、それを岡田氏一人の手柄のように語っている(ようにとれる)としたら、その点に関しては間違いと指摘するのは正しいが。

■bonoさんの言う加筆部分が気になって、一応現物を立ち読みしてきたのだけど、自分が「怒った部分」と思ったのが「今のオタクの萌えというのは、萌えてる自分が好きという自己愛」という風に分析している点。読んだ時は「違うだろ!」と思ったけど、最近問題になっている「歩行者天国での女装コスプレ」や、過熱気味の痛車ブームなどについては、この分析で合点がいった。「ダメな自分」を肯定するツールとしての「萌え」というものは、確かに存在していると思う(それがすべてではないが)。

■岡田氏は「萌え」を境にしてオタクの死が始まったと書いているが、問題なのは現役オタク層が「萌え」を誰にでも(旧世代のオタクにも一般人・世間にも)分かりやすく定義・言語化できなかったことではないか。それがとてつもなく難しいことは承知の上なのだけど(自分が某女性漫画誌のレポート漫画で説明を求められた時には、「架空の存在を愛でる気持ちや、その楽しみ方と思えばいい」と語り、女性がSMAPや韓流俳優に熱狂するのも実は同じ(実体のある俳優・タレントではあるが、その思い入れの対象となっているのはメディアで演じているキャラクターという架空存在であるという点から(ペ・ヨンジュンのパブリックイメージが、いまだに俳優自身ではなく『冬のソナタ』のカン・ジュンサン / イ・ミニョンであるし))。
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絶望に効くクスリ 9―ONE ON ONE (9) (ヤングサンデーコミックススペシャル)
岡田氏登場回の収録巻。他にも角川春樹、高木ブー、ノッポさんが登場しているので、読み甲斐のある内容かと。
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『オタクは既に死んでいる』への周回遅れの反応こそが「オタクの死」の証明かも

■元オタキングこと岡田斗司夫氏が、先日新潮新書から出した新刊『オタクはすでに死んでいる』……内容はほとんど2年前にイベント&同人誌で語られた「オタク イズデッド」そのまんまだったので、両方体験&読了済みの自分としては「ああ、「いつデブ」が大ヒットしてるから、新潮社も岡田さんで新刊出したかったんだろうなあ。でも、岡田さんのことだから昨今の最新事情とかを織り込んだりはしていないっぽいなあ」と、書店で流し読みしてスルーしてたんですが。

■でも、オタク系ブログとか見てると「ライトオタクバッシングか?」「自称オタキングの逃亡だ!」と今になって騒いだり怒ったりしている人が多いのにビックリするやら「周回遅れすぎだろ!」とあきれるやら(逃亡ではなく、見限ったという方が正しいと思いますが。男性向けダイエットという金脈を掘り当て、『徹子の部屋』に呼ばれるまでになった氏にとっては、無理をしてまでオタクに軸足を置く必要はなくなったということなのだから)。
 目に触れる機会の多さで言ったら新書>>>>コミケ頒布の同人誌>>>>ロフトプラスワンのイベントだから仕方ないとは思うけど、それでも当時ネットじゃけっこう騒がれた(それがちゃんとイベントのメッセージを捉えていたかどうかはともかく)「オタク イズ デッド」が、たった2年ほどで風化しちゃってるって事自体が「オタクの死(オタクの定義の大きな変化)」の証明なのかもしれないなと。

■そして我が身を振り返ってみると、コミケで「オタク イズデッド」に対する反論アンサー本を出したときのように「オタクにだってまだ望みがある」的な反発心は、すでに薄れてしまっているかも。秋葉原を訪れるのも平日の買い物程度で、最近話題になっている歩行者天国の無法化を避けるために休日は近付かなくなってしまった自分にとって、ネットやオタク界隈での「アキバはオタクの聖地」という捉え方に、リアリティを持てなくなってしまっているし。
逆に言えば、アキバや日本橋といった土地が「自分の中のオタクにとって、どれだけ聖地たりえてるか」かが、自身のオタク度を測るリトマス試験紙となるかも。そういう意味では、自分も『オタクはすでに死んでいる』派の人間になっちゃったんだなと。
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スーパーアグリ消滅でホンダが失ったもの

 何年か前に原宿を歩いていて、あるプロモーションキャンペーンに出くわした。何かのブランドかと思って宣伝グッズをもらったら、そこには「鈴木亜久里による日本純正F1チームが誕生する」という旨のテキストが……そう、スーパーアグリF1のプロモーションだった。
 アイルトン・セナと中嶋悟に惹かれてF1を見ていたけど、一人は事故で天に召され、もう一人は現役を引退……F1を見るモチベーションを無くしていた自分にとって、久々にF1観戦に戻るきっかけをくれたのが、まさにスーパーアグリと佐藤琢磨だった。プライベーターゆえの苦戦にハラハラし、昨年のまさかの大躍進に喝采を上げたというのに、まさか今年になってチーム消滅の可能性が濃厚になるなんて……orz

スーパーアグリF1チーム、支援計画の不調で活動停止も?
(読売新聞より)

 ドイツ企業からの支援で、F1世界選手権への継続参戦を目指しているスーパーアグリF1チーム(鈴木亜久里代表)に活動停止の可能性が出てきた。同チームは6日に東京で記者会見し、状況を説明する。
 同チームは第5戦トルコGP(11日決勝)が行われるイスタンブール・サーキットでピット区域への入場が差し止められている。チーム側の説明では、F1興行面を統括するバーニー・エクレストン・F1マネジメント代表から「支援計画をホンダが承認したとの確認が取れるまでは、入場は出来ない」と通告されたという。
 同チームは3日にドイツの自動車関連企業、バイグル・グループが株式の相当部分を買収する契約がほぼ合意に達した、と発表した。契約調印にはエンジンなどを供給するホンダの合意が必要だが、ホンダF1チームのニック・フライ最高経営責任者は買収計画に明確に反対、また、ホンダ本社関係者も、「バイグルの提案内容ではチーム救済の抜本解決にはならないと思われる」と話している。
 このため、鈴木代表が出席する6日の記者会見ではトルコGP欠場か、活動停止が発表される可能性が高い。

 色々と内部の事情があるのかも知れないけど、日本の多くのF1ファンから見たら

「人気日の丸プライベーターを、日本のワークスが圧力かけて潰した」

としか見えないわけで(特に前年度からスーパーアグリに対して妙な動きを見せていたらしいニック・フライが派手に動いているせいで)。正直言って、これはホンダにとってもえらいイメージダウンじゃないんだろうか。

 財政状況が悪いことが解ってて、なおかつ支援企業との契約に口出しして潰したり、チーム代表をさしおいて勝手に出走取り消しを伝えるほど、ホンダスーパーアグリ運営に関する権限があるというのなら、何でいい成績を残せた前のシーズンでチーム終了への花道をつくってやらなかったのだろうか。スーパーアグリ設立の経緯が「国内のF1人気維持のため、佐藤琢磨の受け皿となるチームをつくる」というホンダの意志があったというのなら、ホンダには良い形で終わらせる義務があったはずだ。去年のハミルトンやスーパーアグリが人気だったのも、F1ファンはやはりレースにドラマやロマンを求めているものなのだから。
   それにも関わらず、ホンダがこういう形でスーパーアグリにとどめを刺すとしたら、後に残るのは国内F1人気の低迷とホンダのイメージダウンだけだろう。中嶋一貴はトヨタのドライバーだし、フジテレビがどれだけプッシュしても、現在の不安定さでは国内の人気を盛り上げるまでにはいたっていないし。

 今回の件が何とかいい方向に向かってくれればいいけど、このままスーパーアグリ消滅&琢磨シート喪失となったら、またしばらくはF1を見るモチベーションが失せることに……中嶋一貴はお父さんほどの味がないし、トヨタはよく走ってるけどドライバーに思い入れないし、ホンダは今回の件で完全に見限ったし、ハミルトンはすっかりDQN化しちゃったし。ああ、夜が明けてからのニュースが不安で仕方ないです。

※追記
ああ……決まっちゃったかorz
SUPER AGURI、F1撤退

http://jp.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/080506093347.shtml
HONDAの声明
http://jp.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/080506110200.shtml

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「今」という時代が生んだルパンの再生……『ルパン三世 GREEN VS RED』

■ここ最近はテレビスペシャルとして新作が放映されている『ルパン三世』だけど、クオリティ的に突き抜けてなかったり、なまじキャラが定着しているゆえに冒険ができないことの弊害か、アニメファンの話題に上ることがなくなってしまった気がする。

■そんな時に思い出すのが、押井守監督による劇場版『ルパン三世』のこと。かなり昔のアニメージュにコンセプトのみが発表されたのだけど、「ルパン三世は人々の共同幻想が産み出した幻」「ルパン三世という虚構を探してさまよう銭形警部」というプロットゆえに、企画が立ち消えになってしまったとか。まあ、けっこうな押井シンパだった自分でも「これは面白いかもしれないけど、オフィシャルでやるのは無理だろう」と思ったぐらいなので、企画がぽしゃったのも当然かと。
 でも、こういうプロットになった理由について、押井監督はこんなことを語っていたと記憶している……

「現代社会に怪盗(=ルパン三世)が存在する余地はない。それでも存在させるとしたら、こういうアプローチしかない」

 映画『立喰師列伝』も、立喰師という怪しい存在が社会の変化と共に消えていく課程を描いていたけど、社会が怪しげな存在を拒絶し排除していく現代日本では、『ルパン三世』という存在のリアリズムは無くなってしまっているのかも知れない。

■何で今になってこんなことを書いているのかというと、発売から一ヶ月遅れで見た『ルパン三世』40周年記念OVA『GREEN VS RED』に、幻の押井ルパンの残り香を感じて、ちょっとヒートアップしてしまったせいw。

 別に押井作品系統のスタッフがいるわけでも、所謂押井カラーっぽいものがでているわけでもない。でも、前述の「押井ルパン」が『ルパン三世』のフォーマットを崩さず、そのコンセプトを活かす形で歩み寄っていたら、ひょっとしてこんな作品になる可能性もあったんじゃなかったのかと。

■舞台はリアルタイムの現代日本。ルパン三世は表舞台から姿を消して世捨て人状態で、次元・五右衛門・不二子らファミリーもバラバラ。それゆえに銭形警部も精彩を欠いている様子……みんな「怪盗」の存在を許容しない現代からはじき出されているのだ。
 そんな世間を騒がせているのは、伝説のルパン三世に憧れスタイルのみを模倣し、様々な悪事を繰り広げる有象無象のニセルパンばかり。大きな盗みをやらかしているのもいるけど、本家に匹敵するようなスケールの大きさやロマンは皆無。いい女を抱き、享楽的な日々を過ごし、フィアットやベンツSSKを乗り回すというスタイルを真似ているだけのパチモンばかり。
 そんな中に現れた、緑のジャケットをまとったルパン三世……その正体は、中野のまずいラーメン屋のアルバイトと、スリで生計を立てているフリーター・ヤスオ(CVはラーメンズの片桐。そしてこの名前はルパンのオリジンCVである故・山田康夫氏からのもじりらしい)。店に忘れられていた緑のジャケットと、偶然スリ盗ったワルサーP38を手にした瞬間から、彼も「ルパン三世」としての生き方を手に入れる。
 ただ違っていたのは、彼が「本物の資質」を持っていたこと。次元も五右衛門も不二子も、「本物じゃない」と解っていても「本物のルパン」の魂を感じて行動を共にする。そして赤いジャケットをまとった本物さえもが「お前は本物になれるのか?」と勝負を挑むべく動き出す(本編を見ているとわかるのだけど、ヤスオが緑のジャケットとワルサーP38を手にするよう仕向けたのが当のルパンくさい)。

■ヤスオ以外にも、日常のしがらみや己の限界に苦悩しあがく二人のニセルパンのエピソードをクロスさせつつ描かれるのは、怪盗や悪漢なんていう存在が生きられない、息苦しい現代を生きる若き世代に、「お前はルパン三世のように生きられるか?」と挑発し、乗り越えるべき壁として立ちはだかるルパンという名の幻想……「今」だからこそ成立しうる『ルパン三世』の物語であると同時に、今の世代の青春譚でもある。『GREEN VS RED』は、それ自体が『ルパン三世』かくあるべしというしがらみを打ち破るべく生まれた、新生『ルパン三世』なのだ。

■ストーリー的なことはさておき、全編に盛り込まれた歴代『ルパン三世』へのオマージュも楽しい見所でした。警察のデータベースに存在するニセルパンたちが全シリーズそれぞれのデザインを踏襲したルパンだったり、主題歌が今井美樹カヴァーの「炎のたからもの」だったり(バックに流れるオープニング映像も、ある意味『カリオストロの城』的。さらに劇中のSEとしてオリジナルも少し流れます)。
 その反面、軽いショックだったのが銭形の声……納谷五郎氏の声が本当に老け込んでしまっていて、最初聞いた瞬間「いつの間にキャスト交代したの?」と思うぐらい、張りや力が無くて。クライマックスでは何とか調子を取り戻されていたけど、年齢的にも、そろそろやばいんだろうか……お体に気をつけてがんばってほしいです。

■色々とつらつら書いてきましたが、ひさびさにいいアニメを見たなという充実感が味わえた一編でした。内容的には突っ込みたいところもあるし、賛否両論もあるかとは思うけど、少しでも『ルパン三世』に思い入れのある人なら、絶対に見ておくべき一本だと思います。そして、自分の中の『ルパン三世』と向き合ってみるのも、面白いんじゃないだろうか。

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本を巡る雑記二題

■年度末で仕事が立て込んでたり、メインの仕事先のメディアワークスがアスキー・メディアワークスになったおかげで色々と仕事体制が変わったりで、なかなかブログにかまけている時間がとれない今日この頃。アキバのホコテンの騒動やら、児ポルノ法での二次元コンテンツ規制に対する反対の動きのいまいちぶりなどを見るに付け、オタク界隈に色々な意味で絶望感を抱いてしまったりで、オタクネタへの興味が薄れ気味っていうのもありますし。よもや自分が、銀座や表参道界隈をぶらつく方が楽しく感じる様になる日が来るとは思いませんでした……人として枯れ始めているのか?

■そんなわけで、本屋とかにいっても一般系の雑誌・書籍をチェックすることが多くなっているんですが、そんな中でひっかかったニュースが一件。

“ちょいワル”岸田一郎氏の「zino」休刊 Webサイトも閉鎖

 団塊世代狙いか、色々なライフスタイル/MONO系雑誌が最近登場しているのですが、ある意味そのフラッグシップ的存在だった「LEON」。その編集長が、発行元とトラブルの末に追放され、新たに後継誌を立ち上げたということで話題になりましたが、力及ばずに休刊することに。でも、こういう結末を迎えるんじゃないかとは思っていたんですよ。創刊号をみた時から……。
 パンツェッタ・ジローラモを一貫したビジュアルイメージとして提示し続けてきた「LEON」に対し、「zino」は各界の男性有名人をラグジュアリーなちょい悪に仕立てて表紙を飾らせるというアプローチを取っていたんですが、創刊号&2号の表紙を飾ったのが田原総一郎と笑福亭鶴瓶(どっちが先だったかは記憶が曖昧ですが)のちょい悪コーディネートが「単なる浅黒くて小汚いおっさん」にしか見えなかったんですわ。
 これで改めて認識したのは、「LEON」が成功したのは岸田氏の企画力というよりもジローラモという「ちょい悪」コンセプトをかっこよく表現できるモデルがいたことなんだなと。内容的な差別化が両誌共になされていなかった分、それがzino休刊という形ではっきり出ちゃったんだなと。出版企画を考える上で、色々と考えさせられるニュースだったなと、他山の石として肝に銘じようかと。

■最近は物を増やさないように心がけているので、コミックスもマンガ喫茶やレンタルで済むメジャー系は購入を控えているんですが、好きな作品の限定ものときては買わないわけにはいきませんってことで……


高津カリノ『WORKING!!』第5巻・ドラマCD付き特装版

 神保町での早売りを買い逃してしまったのですが、妙に限定系が潤沢に入荷する上野の某書店にて無事にゲット。正式発売日の金曜日にはけっこうな数があったのですが、今日行ったら残り2~3冊に。やっぱり人気あるんだなあ……。
 ドラマCD『小鳥遊家の長い一日』は、タイトル通り小鳥遊姉妹弟オンリーのショートストーリーで、収録時間は20分強。キャストも小鳥遊姉妹のキャストも安藤麻吹(『精霊の守り人』のバルサ姐さん!)、折笠富美子、木村亜希子(『HAPPY☆LESSON』のきさらぎママ)、釘宮理恵と芸達者な実力派揃いでイメージもピッタリ。特に釘宮理恵のなずなは、ここ最近のツンデレテンプレみたいな仕事では見られなかった、素直に可愛い妹キャラ演技でなかなか新鮮かと。+500円のオマケとしては、コストパフォーマンス良すぎの特装版ですわ。お店などで見かけたら、押さえておいた方がいいかと(アマゾンでも、あと少しだけ新品在庫があるみたいですが)。
 しかし、普段は釘宮理恵関係のネタ(ツンデレカルタだのワンセグだの)があるとガンガン取り上げてるあちこちのオタ系ニュースサイトが、なんでこれを捕捉していないのか、謎ですね……ツンデレネタばかりがクローズアップされて、こういう良い仕事が顧みられないとしたら、何とも不幸というしか。
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特装版のCDドラマで触れられている「一日店長」をめぐるドタバタが、こっちのCDドラマブックなんだろうか? 本屋で見つけ次第ゲットの方向で~。

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週刊誌の『HD DVD撤退でユーザーの泣き笑い』的な記事に泣き笑い

 仕事帰りの電車内で、今週の週刊プレイボーイに「東芝のHD DVD撤退でユーザー涙目w」的な記事が大きく載っているのを知り、本屋でちょっと読んでみたのですが……こんなヨタ記事読まされたこっちが泣き笑いだよ(;´Д`)って内容でしたわ。

 同様の記事は週刊文春の方にも載っていたのだけど、そこに出てくるHD DVDユーザーっていうのが、あまりにもあり得なさすぎて笑うしかないというか。

「せっかく冬のボーナスはたいて買ったのに、もう撤退だなんて……ベータの悲劇再びですよ。一緒に買った映画のソフト3枚を繰り返し見るしかないんでしょうか……」

 文春の記事に載っていたユーザーの嘆きの声がだいたいこんな感じ。「ベータの悲劇」とか言い出すような知識のあるヤツが、現状も鑑みずにRD-A301(冬のボーナスはたいて買ったのなら、たぶんこれだろう)買うとも思えないし、映画のソフトだったらそこそこの本数が出ているんだから、嘆く必要もないだろうに。むしろ在庫処分で安く買える可能性だってあるんだし。

「お得意さんに納入した直後にこれですからね。「録画した『サザエさん』をレコーダーごと捨てろっていうのか」と怒鳴られましたよ」

 こちらはプレイボーイの記事に登場した、とある東芝系電器店の店長の声ですが……『サザエさん』をハイビジョンで録画して、無劣化でHD DVDに保存するようなユーザーが、はたしてこの世に存在する確率はどれくらいのものなのか、誰か教えて下さいw ていうか、この店長も相手がお得意さんだったら、HD DVDが必要なライフスタイルを送ってるかどうかぐらいわかるだろうに。なんで普通の地デジ対応RDを勧めないんだかなあ。

 どちらの記事にも共通することなんだけど、書いているライターが「HD DVDデッキはHD DVDしか使えない」という思い込みを前提に、記事の内容やユーザーの嘆きを組み立ててるとしか思えないんですよね。
 従来機との互換性がある形式でのDVDへの録画・保存もできるし、無論プレイヤーとしてだって機能する(しかもアプコン)。「アメリカではユーザーによる返品・訴訟が起きる可能性も高い」というけど、プレイヤーの値段と日本以上のソフトの品揃えを考
えれば、そんなことするよりも使い倒して楽しむ方がよっぽどいいわけで。

 ゴシップ週刊誌の記事に多くを求める気はないけど、「ユーザーの悲劇」っていう結論ありきで記事をつくるあまり、ありえなさすぎるユーザーの声を作っちゃうのはどうかと思いますわ。これが作りじゃなくて実在するユーザーだったとしたら……同じHD DVDユーザーとして「選んだお前がバカなだけだ」と言うしかないです。

 あと週刊文春は、記事のシメに東芝社長の土下座発言を引用して「ユーザーに土下座するべき」とか書いているのには、なんだかなあという気分に。実際のユーザーでもないのに、そんなこと声高に吠えるのって、まるで「取材と賠償を要求(以下略」な方々と一緒だろうに。この土下座ネタを嬉しそうに持ち出したり、ユーザーの一喜一憂をウォッチしてますとか言ってるブログやニュースサイトも同類だよねー。

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ヨドバシカメラに行ってみた

  今日は仕事仲間の買い物につきあい、夕食も兼ねて秋葉原まで遠征。ラジ館のイエローサブマリンにて、前々から気になっていたヘルバ製1/200ラプターを購入した後、食事の為にアキバヨドバシへ。アキバヨドバシと言えば、今日はこのニュースに触れざるえないわけでして……。

ヨドバシ、HD DVD機の販売終了

ヨドバシカメラがHD DVDプレーヤーとレコーダーの販売を停止した。東芝の撤退発表を知らずに消費者が製品を購入するのを防ぐため。

 いや、あれだけニュースで大騒ぎになっていて、いまさら「知らなくて買う」人間がいるのかどうかw 実際に売り場を見てみたら、確かにHD DVD搭載のAシリーズが影も形もなくなってて、ちょいとショボーン(´・ω・`) HD Rec機として使えるA301ぐらいは在庫処分品として放出しても良かったんじゃないかと思うんですけどね。実際、自分の周りでも狙っている人けっこういたし。あと、関連としてこちらのニュースも。

エディオン、販売したHD DVD機をBlu-ray機に交換

エディオンは、東芝がHD DVD撤退を発表したことを受け、「デオデオ」「エイデン」などで販売した東芝製のHD DVDレコーダーとプレーヤーを、Blu-ray Disc対応機器に交換すると発表した。

 読み取り方は色々あるとは思うけど、まず「東芝が費用負担」というのはさすがに無いかと(それならちゃんと東芝から発表すると思うし)。あと、たぶんエディオンの読みとして「プレイヤーはともかく、レコーダーの交換はほとんど無い」というのがあるんじゃないかと。レコーダー購入者の大部分はRD Style支持のヘビーユーザーだろうし、HD DVDで保存したデータが多ければみすみす再生するための機械を手放すわけがないし。マスコミや非ユーザーは「HD DVDを買ってしまったユーザーが泣いている」とか言うけど、立ち上げ当時ならまだしも、ここ最近で購入した人はこうなる可能性がわかってて買ってる人がほとんどだろうになあ。
 でも買ったレコーダーの値段次第では、HD DVD資産再生用のプレイヤーを確保した上でレコーダーをBDレコーダーに交換という手が使えるよなあ。自分のA301じゃ交換するだけソンだけど、高級機のA1ユーザーなら、ハイエンド機種に交換してHD DVDプレイヤー買ってもおつりが来ますし。

 そのまま6Fに移動してホビー関係を色々チェック。HD DVDソフトが処分価格になっているのを期待したのだけど、値段はまったく変わらず……ハードの販売撤退するなら、ソフトもサービスしてくれればいいのにねえ。代わりにDVDの新作を3本購入。

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機動戦士ガンダム00 2

第3~6話収録で6300円というリーズナブル価格なのと、個人的にここらへんの頃の雰囲気が好きなので購入。今回も初回版付属ブックレットが内容充実。設定関係はユニオン&軌道エレベーター特集なんだけど、グラハムの解説に「乙女座のロマンチスト」という表記がまじめに入ってるのに吹きましたわw
ブックレットの楽しみのひとつが、黒田洋介シチュエーション設定の高河ゆん描きおろしカラーイラストなんですが、今回のは最近の展開を見てると複雑な気分になりますわ……ルイス(;´Д`)。
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BAMBOO BLADE 二本目

倉田英之コメンタリーを期待して買い始めたのですが、今回は第4話が小島幸子・桑島法子・石田彰の声優組、第5話が音響関係スタッフということでちょっとガッカリ。毎回倉田だったら迷わず購入するんですが。
ビクター系アニメDVDとしては3話収録になった分だけマシだけど、それでもいささか高めなので毎回買うかは収録内容とコメンタリー次第になりそう。とりあえずは町戸校練習試合編収録の次巻は買いますが。
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スケッチブック~full color's~ 第2巻

気がつけばすっかりはまってた作品なので、第二期を期待して買い支えモードで購入。2話収録で5250円はがんばってるほうだし、連続ピクチャードラマが楽しいですし(今回は水着話!)。一番好きなキャラは栗原先輩(虫先輩)なんですけど、今回はピクチャードラマで水着が拝めるし、第4話では空とふたりだけの写生会と、スーパー栗原先輩祭りと化しているので、先輩マニア必見の巻かとw

 買い物後は食事を済ませてから編集部に戻り、3月7日発売の『電撃スパロボ! Vol.8』関係のワークを色々。今回もコミックはどれも面白いものに仕上がってるので、ぜひともよろしくですよー。

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電撃スパロボ! Vol. 8
3月7日発売
1890円

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銀座ソニービルでみたトホホな展示

 いつもは明け方まで夜更かし→昼過ぎまで爆睡している自分だけど、今日はトヨタのディーラーさんが新車の契約書類の関係で10時に来訪ということで早起き。役所で必要な印鑑証明などをもらってきたり、車庫証明やローンの書類の最終確認など。すっかり目が冴えてしまったので、本日は午前中のうちに仕事に動くことに。

 打ち合わせまで時間があったので、銀座に向かって西銀座デパートチャンスセンターでグリーンジャンボ宝くじ買ったり(平日昼間ということもあり、いつもは大行列の1番窓口が10分ちょい並ぶだけで買えたのはラッキー)、木村屋総本店でパンを買ったりした後、ソニー関係の新商品チェックも兼ねて銀座ソニービルに。

 サイバーショットの笑顔感知機能や、Rollyの実演デモなどを冷やかしながら進んだ先にあったのが、ブラビア最新モデルを使った「ハイビジョンはスタンダード画質と比べてこんなに綺麗」というデモンストレーション。同一のブラビアに一方はブルーレイレコーダー、もう一方にはHDMI出力対応DVDプレイヤーを接続して、『オープンシーズン』のBD&DVDソフトを同時に再生するという趣向だったのですが……。

 比べてみれば、言うまでもなくブルーレイの圧勝。とにかく細密なフルHD映像をたっぷり堪能できる表示品質。そして一方のDVDはと言うと、映像や字幕スーパーにジャギー、モスキートノイズがガンガンのりまくりのひどい映像。こんなソフトで金取っちゃいかんだろというレベル。ただ、ここでふとした疑問が……「いや、いくら何でもこれはひどすぎないか? もはやソフトが不良品ってレベルじゃね?」

 プレイヤーにHDMIが乗っているなら、たぶんそれなりのアプコン機能だって付いているはず。それなのにこんなにひどく表示されるのって、テレビの液晶がフルHDだからなんだろうかと思い、テレビの後ろをのぞいてみると……コンポーネント端子につないでいました(2/20・午後3時現在のこと)。

 別にどんな端子に繋ごうとBD>>>DVDなのは揺るがせない事実ではあるけど、だからといってHDMIがあるのに、一番表示レベルの低いコンポーネント出力で出力するのはどうなんだろうかなと。ここはやはりHDMI接続同士で勝負するべきだったと思うのだけど。これではテレビ側の映像設定自体も、何か極端なチューニング設定をしているんじゃと疑わしくもなるというか。せっかく次世代DVDの勝利者となったんだから、こんな恣意的な展示でミソをつけることもないでしょうに。このエントリーがきっかけで、展示が改善……なんてことはないだろうなあ。

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HD DVDその後

 前回のエントリーに関するコメントでも書いたのだけど、今回の件に関するHD DVDユーザーの受け取り方にも日米では温度差があるのかなと。プレイヤー市場主体のアメリカでは、今回の件をもてはやしたい人たちの期待する「ユーザー涙目w」な反応があるのだろうけど、日本の場合はHD DVDユーザーの大多数が「RD(録画機)ユーザー」。むしろ今回の件は「これでBD版RDが!」という期待&安心の方が大きいのですよね。自分もA301使っているけど、HD DVDで焼いたのは『俗・さよなら絶望先生』1~3話のみ、ソフトはキャンペーンでもらった『トランスフォーマー』以外は『ザ・シューター』『ブラックレイン』しか持っていない不良ユーザーだし(^_^;) つーか、PS3がもっとちゃんと普及していれば、もっと早く趨勢が決まってここまで泥仕合にならなかったものをという気さえしてます。

 とりあえず次の期待は「ソフトの投げ売り」ですか。バンビジュのHD DVD版「劇場版パトレイバー」2作が半額ぐらいになってくれれば……。実際問題、鑑賞する分にはBDとHD DVDの画質的な差はほとんどないので(厳密にはあるのかも知れないけど、人間の目では判別できない)、在庫処分価格で店頭に並ぶであろうRD-A301との組み合わせでけっこうリーズナブルにHDコンテンツを楽しむ環境がそろうかと。HD Rec録画機としてのA301は本当に良くできているので、処分価格次第ではマジでオススメですわ。規格統一でBDメディアの値段がどこまで下がるかで、BDレコーダーの方がコストパフォーマンスがいいってことになるだろうけど、そうすぐにというわけでもないだろうし。

 あと、撤退報道の方ばかりが取り上げられていて、あまりチェックされていないこの記事を……。

本田雅一のリアルタイム・アナリシス:
“東芝、HD DVD撤退で調整へ”報道を読み解く
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0802/16/news011.html
(ニュース元:ITMedia)

 HD DVD本隊の方にはまったくそんな動きがないため、週明けには「HD DVD撤退」を既成事実化したい東芝本社側がマスコミにリークしたのではないかという考察。本当だとしたら、色々と恐い話ですなと。確かにこの話題、未だ東芝側からの「公式発表」はないんですよね……。

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実際に使ってる人間と、そうじゃない人間の温度差

 何のことかというと、あちこちのオタ系ニュースサイトやらブログやらが何とも嬉しそうにお取り上げになってるこのニュース。


東芝、間もなくHD DVDから撤退か(ニュース元:IT MEDIA)

映画会社や小売業者の離脱を受けて、東芝は向こう数週間のうちにHD DVDフォーマットから撤退するとみられている。(ロイター)(2/15 ニュース)


 まあ、ここ最近の流れだと致し方ないなとは思っていたので、さほどショックはないのですけど。むしろ別に買っても使ってもいない人間から「本体買った人とか涙目ですな」とかしたり顔で書かれる方が正直むかつくなとw

 以前のエントリーで使用レポートを書いたように、ハイビジョンRDとしての使い勝手はかなり良好。CPRM対応DVD-Rが一層・二層ともに安くなってきているので、HD-Recとの組み合わせでの録画番組保存の使い勝手の良さはかなりのものですし。
 逆にTS録画したデータの、HD DVD-Rへのムーブの時間がかなり長く感じられたのが数少ない不満というか。これがハードの性能ゆえなのか、15ギガのデータのコピーだからなのかは、BDレコーダーを使ったことがないのでよくわからないのだけど、後者だったら容量の大きなBDでは、もっと時間がかかるということなんだろうか……。そのせいもあってか、「記録メディア」としての次世代DVDへの期待値は正直減少中。たぶんこのままHD-Rec機としての運用がメインかとなりそう。

 そんなわけで、現在も(おそらく今後も)我が家のRD-A301はRD-X6とともに絶賛稼働中。涙目などになってるヒマなどないというか、好きこのんでRDシリーズ使っているユーザーなら、そこらの動きも割り切ってる人が多いと思うし(BD搭載機まで見に回るか、撤退の可能性も織り込んだ上で買うか。さらには「キモはHDD。光学ディスクはあくまで保存先」という片岡イズム原理主義)。むしろゲハ厨的メンタリティで「天下を取るのは絶対HD-DVD!」と狂信してるタイプは少ない気がするんですが。今回のニュースを取り上げてるサイトとかは、そういうタイプの信者ユーザーを小馬鹿にして楽しみたいんだろうけど。
 それに値段と懐具合にもよりますが、RD-X7がBD搭載機として登場するとしたらたぶん購入しますし。BDプレイヤーとしてわざわざPS3買わずに済むのがうれしいポイントですかw。

 で、これでとりあえず「BD大勝利!」となるんだろうか……メディア単価が爆発的な普及ラインまで下がるのにはまだ時間がかかるだろうし、国内のソフトはまだまだ高いし。バンビジュから夏に出る劇場版『じゃりン子チエ』が8190円、本編47分の『名探偵ホームズ』が7140円って、これじゃあ……両方とも名作なのはわかるけど、わざわざBD化するほどの情報量があるのかという疑問もあるし。BDがオンリーワンの次世代規格となっても、DVDと完全に置き換わるにはまだまだハードルは多そうな感じですね。

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